史跡岩畧寺城

史跡岩畧寺城
編集・発行:音羽町教育委員会
発行日:1980年5月
ページ数:19P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「音羽町におきましても、このような情況にかんがみ、城館に関する調査をし、その成果を紹介しようとするものです。昭和54年度の第1期調査は岩畧寺城(通称 長沢山城)をとりあげ、その実測を中心としそしてその歴史的背景を示す資料から、中世における岩畧寺城の特性を明らかにしようといたしました。」

書評:
本書は岩畧寺城の実測調査の報告書となっている。実測図とともに、各曲輪や堀、虎口の写真を掲載する。
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特別展 長久手の中世 -その城館跡を中心に-

特別展 長久手の中世 -その城館跡を中心に-
編集・発行:長久手町教育委員会
発行日:1989年1月
ページ数:51P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「史跡長久手古戦場が、国指定を受けたのが昭和14年9月7日であり、本年が史跡指定50周年となります。その事業の一環として特別展を企画しました。町内には、大草城・岩作東城・長久手城・福岡太郎右衛門館などの城館があり、それらの城や近隣の市町の城を取り上げて展示しました。」
昭和63年11月から翌年1月まで、長久手町郷土資料館で開催された同名の特別展の資料。展示されたパネルをそのまま掲載しているような体裁であり、簡潔にまとめられている。市販されていたものかどうか、発掘調査報告書と同じ編集方法なので非売品だったのか。

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週刊安土城をつくる 第20号

週刊安土城をつくる 第20号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年6月16日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第20号。「安土城の厠の妖怪」の話はなかなか面白かった。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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古写真に見る日本の名城 別冊歴史読本

古写真に見る日本の名城 別冊歴史読本
出版社:新人物往来社
発行日:2008年10月
ページ数:221P
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「幕末から明治初頭にかけて撮影された写真が垣間見せてくれる、在りし日の名城の雄姿。北海道の五稜郭から沖縄の首里城まで、日本全国の城郭古写真を未公開写真も含め一挙収載。城郭ファン待望のビジュアル・ムック。」
同社では以前何冊かの同種の特集本が組まれているが、今回は長崎大学付属図書館、文化財建造物保存技術協会の協力を得て、仙台城、小田原城、金沢城、彦根城、膳所城、丹波亀山城、大坂城、明石城、姫路城、熊本城に未公開写真を掲載している。
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福岡城天守は四層(四重)か

福岡城天守は四層(四重)か
出版社:梓書院
発行日:2009年4月
ページ数:277P
著者:荻野忠行
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「福岡城天守は四層ではなかったか。福岡城天守と南三階櫓を、名島城との関連から再考する。黒田二十四騎菅氏、筑前臼杵氏、松永家(森家)、名島城金箔瓦についての論考も収録。」
著者の福岡城関係の著書は4冊目。通説とは違う地元郷土史家ならではの福岡城史論を読めます。発行部数は少ないと思いますので、新刊が残っているうちに興味ある方はご購入ください。
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週刊安土城をつくる 第18号

週刊安土城をつくる 第18号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2009年6月2日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊第18号。「覇王信長の世界」は信長の雑賀攻めについて、通説では雑賀衆は屈服したことになっているが・・・という話。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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名古屋時代MAP 江戸尾張編

名古屋時代MAP 江戸尾張編
出版社:光村推古書院
発行日:2009年5月
ページ数:93P
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古地図と現代地図を重ね合わせて見られるよう工夫した、新発想の地図。江戸や大阪、京都にも負けず劣らず栄えゆき、独特な産業・文化・風土を蓄積した名古屋で繰り広げられた絢爛豪華な時代に迫る。」
2010年名古屋開府400年を迎えて盛り上がりを見せている名古屋の藩政期の様子を収録しています。出版社が京都のため、シリーズも京都が多いですが、江戸・名古屋と藩政期も増えてきて次回企画も期待できますね。
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讃岐天霧城を探る

讃岐天霧城を探る
編集・発行:一市二町天霧城跡保存会
発行日:1980年1月10日
ページ数:90P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「天霧城跡探究のしるべとして発行」されただけあって、城跡の現況調査や関連論文を掲載している。現況調査報告では天霧城跡の縄張り図なども多数掲載され、論文とあわせ資料的価値も高く、本書は天霧城研究のうえではやはり外せない1冊と言えるであろう。
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置塩城

置塩城
編集・発行:夢前町教育委員会
発行日:1986年3月
ページ数:26P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「清流、夢前川の中流に突起部のようにそそり立つ城山。さほど高くもないが展望よく、自然の要望は素人目にも好都合の様を呈している。しかし山間の地、播磨、備前、美作を領した赤松家惣領主がなぜこの地を本拠地に選んだのか、又その広い領有地にどのような方法で令旨を徹底させたか、当時の城下に住む人々はどのような生活をしていたのだろうか、疑問や興味が高まってくる。このような疑問を解きほぐすことにより、夢前のすばらしさが再認識されるものと考える。」

書評:
置塩城の発掘調査と現況をまとめた最初の報告書となるのではないでしょうか。掲載される写真はカラーも混ざっていて、コンパクトにまとめられています。
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