出版社:学研
発行日:2010年1月17日
ページ数:48P
定価:680円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
幕末維新の中心となった薩摩、長州、土佐、佐賀の4藩の城として、鹿児島城、萩城、高知城、佐賀城を紹介する。それぞれの見どころマップが散策に役立ちますよ。
カテゴリー: 城郭
復元ドキュメント 戦国の城
志村城山遺跡第2・第3地点発掘調査報告書 文化財シリーズ第83集
編集:堀ノ内遺跡調査会
発行:板橋区教育委員会
発行日:1996年3月29日
ページ数:212P+図版21P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「志村城山遺跡は板橋区No.101・102遺跡として把握されている周知の遺跡の一部です。No.101・102遺跡内では、昭和62年に隣接地の城山幼稚園の建て替えに伴う調査によって弥生時代から中世にかけての遺構や遺物が発見されました。この度、同遺跡の範囲内でユニオン光学株式会社による社屋建設、工場建設、工場解体が計画され、板橋区教育委員会が試掘調査を実施したところ遺構の存在が確認されましたので、ユニオン光学株式会社の委託を受けた堀ノ内遺跡調査会が本調査を実施しました。その結果主に弥生時代後期から中世にかけての新たな成果が得られ、それを本書にまとめました。」
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週刊安土城をつくる 第59号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年3月16日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第59号。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト
特別名勝兼六園(江戸町跡推定地)発掘調査報告 -附 本多家上屋敷跡試掘掘調査報告-
編集・発行:石川県立埋蔵文化財センター
発行日:1992年3月31日
ページ数:128P+図版49P+付図1枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「特別名勝兼六園の一角で発見された近世遺跡は、江戸町遺跡とも称され、珠姫の輿入れと深く関わるものと考えている。つまり、珠姫の輿入れに際しては、江戸から数百人ともいわれる家臣・従者が随行しており、輿入れ後も、金沢城近辺に居住の便を与えられている。徳川側にとっては、輿入れとはいえ一種の人質ともいえるものであり、いざという時に備え、ある程度の兵力を城外に確保したものであろうか。ともかく、珠姫輿入れとともに生まれた家臣・従者たちの居住地(屋敷跡)を、当時の金沢の人々は『江戸町』と呼んだとされ、その地点こそ石川門の前面、現在、茶店や土産物店が立ち並び、多くの観光客が行き交っている緩やかな坂道(桂坂~蓮池門跡間)沿いなのである。」
江戸城 -本丸御殿と天守- DVD-VIDEO
発行:凸版印刷
発行日:2007年1月2日
内容:DVD-VIDEO1枚 30分
定価:1,900円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
評価:
「現在は皇居となった、東京の中心に位置する江戸城跡。その実態を解明するため調査研究が続けられ、しだいに江戸城の全貌が明らかになりつつある。これは最新のデジタル技術バーチャルリアリティによって、往時の江戸城の姿を視覚的に表現する試みである。」
江戸東京博物館で2007年1月2日(火)から3月4日(日)に開催された「江戸城」の展示会場でのみ販売されたDVD。会場で放映されていたダイジェスト版のフル映像だが、売り切れで後日発送になるほどの大盛況であった。当時は会場にもいけず、友人に内容を一度見せてもらったのだが、再販もされず、2年経ってようやく中古で入手することができた。
内容は江戸城天守、本丸御殿のCGが満載となっています。お勧めですが、何しろ今となっては入手できない状態ですからね。欲しい人は地道にオークションなどをのぞいて見て下さい。
週刊安土城をつくる 第58号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年3月9日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第58号。今回の天守の大きさ比べは面白かったです。現存の最大天守である姫路城天守よりも少し大きかった安土城天主ですが、今残る礎石からはその大きさは少し想像できないですね。
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サライ 2010年4月号 特集城の見方/旨し、城下町の旅
週刊安土城をつくる 第57号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年3月2日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第57号。ミニコーナー「戦国覚書」で「山中鹿之助か山中鹿助か」という話題が載っていた。「山中鹿之助」のほうが目にする機会が多いが、これは明治以降の文学による影響らしく、当時の文書はむしろ「山中鹿助」と書かれているらしい。歴史上の人名は難しいです。
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池尻城跡発掘調査概要 Ⅳ
編集・発行:大阪府教育委員会
発行日:1990年3月
ページ数:28P+図版12P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「大阪狭山市に所在する池尻城跡は、狭山池の北堤から北へ延びる台地上に築かれた南北朝期の城館跡です。池尻城は当地に在住される末永雅雄先生の研究を皮切りにして、昭和60年に実施した発掘調査によって城館を取りまく空堀、郭の跡が検出され、私達の目の前に姿を現しました。今年度は城郭跡の範囲、内部構造を具体化していく上で重要な遺構である大溝などを検出し、多くの成果を上げることができました。」
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