出版社:学研
発行日:2004年5月初版
ページ数:64P+とじこみ付録 大坂冬の陣図屏風
監修:中井均、三浦正幸
定価:680円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第1弾。城の在りし日の勇姿をCG、イラスト、模型などで再現している。摂津、和泉、紀伊、大和の13城が対象。
最近NHKでも秀吉時代の大坂城は黒く塗られるようになったが、現在の復元天守を黒くしているだけが多い。本書には秀吉の大坂城の復元CGが載っており、現在の岡山城に近い望楼型天守となっている。
カテゴリー: 城郭
ビジュアル・ワイド日本の城
日本の名城・古城事典
よみがえる金沢城 1
日本城郭大系 第12巻 大阪・兵庫
研究紀要 金沢城研究 第3号
発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2005年3月初版
ページ数:76P
定価:510円(税込5%)
オススメ度:★★☆☆☆
収録城郭:金沢城
書評:
「金沢城研究調査室」の報告書第3号である。創刊号に比べると本数は減っているが、その文一つ一つの論文が長くなっている。復元に向けた二の丸御殿の論文が2つ掲載されている。全国的にめずらしい石垣の石切丁場の論文がおもしろい。
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研究紀要 金沢城研究 創刊号
発行元:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室
発行日:2003年3月初版
ページ数:78P
定価:730円(税込5%)
オススメ度:★★☆☆☆
収録城郭:金沢城
書評:
金沢城二の丸御殿復元に向けて石川県として「金沢城研究調査室」を設置した最初の報告書である。
創刊号のため、その後発行される第2号、第3号に比べ記事の本数が多い。石垣の宝庫である金沢城における石垣の分布に関する論文「金沢城石垣の変遷 1」は興味深い。
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