出版社:学研
発行日:2005年8月初版
ページ数:64P+とじこみ付録 肥前名護屋城図屏風 肥前国唐津城廻絵図
監修:中井均、三浦正幸
定価:780円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第21弾。城の在りし日の勇姿をCG、イラスト、模型などで再現している。肥前、対馬の13城が対象。
肥前の地には歴史的に重要な城郭が多く存在する。朝鮮出兵の前線基地となった名護屋城、ポルトガル貿易の入口となった平戸城、島原の乱の激戦地島原城。表紙にもなっている肥前名古屋城の復元CGはすばらしいが、博物館でぜひ城下町模型を見てみたい。
カテゴリー: 城郭
よみがえる日本の城20 小倉城 府内城
よみがえる日本の城19 二条城 篠山城
よみがえる日本の城18 鹿児島城 首里城
よみがえる日本の城17 仙台城 会津若松城
よみがえる日本の城16 大垣城 津城
よみがえる日本の城15 水戸城 川越城
出版社:学研
発行日:2005年4月初版
ページ数:64P+とじこみ付録 常陸国水戸城絵図 川越城図 川越城下絵図
監修:中井均、三浦正幸
定価:730円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第15弾。城の在りし日の勇姿をCG、イラスト、模型などで再現している。上野、下野、常陸、下総、武蔵の13城が対象。
関東はもともと沼地が広がり、城郭の発展が遅れていた地域のため、天守閣のある城郭がもともと少ないのであるが、本丸御殿など御殿建築を中心に遺構が残っている。現在市街地に埋もれてしまった宇都宮城もイラストが掲載されているが、平成18年度を目途に本丸の一部が復元される計画が進んでいる。イラストの一部でも復元されることは喜ばしい。