発行元:リイド社
発行日:2010年12月26日
ページ数:295P
定価:390円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在隔月刊の本格的な戦国漫画史。隔月刊になってからもう2年経つのですね。戦国時代が大好きな方の息抜きにぜひ。
カテゴリー: 日本史
週刊絵で知る日本史11 山崎合戦図屏風
発行:小学館
発行日:2010年12月28日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
集英社から刊行された週刊シリーズ。合戦図屏風をテーマに全30冊、うち半分が戦国時代の合戦をテーマにしています。実物は大きいので全体図だと何が描いてあるかわかりませんが、アップと解説がついていて興味をひきつけます。
第11号は山崎合戦。天王山として知られる有名な合戦ですが、屏風をじっくり見るのは初めてですね。
集英社分冊百科「週刊 絵で知る日本史」ホームページ
週刊真説歴史の道 第43巻 織田信長4 姉川の戦い
発行:小学館
発行日:2010年12月28日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
今号は姉川の戦い。戦国時代が今号と次号だけ刊行が離れているなーと思っていましたが、ちょうどこの年末年始にNHK大河の始まるタイミングに合わせていたのですね。安土城から小谷城までの中山道、北国街道、北国脇往還まだまだ風情が残っていますね。
今号の裏表紙は岐阜城の広告でした。織田信長公居館跡、楽市楽座など歴史ファン向けの広告をはじめたのですね。黄金の信長像、車で行くと見るのが難しい場所にありますからね。
小学館「真説歴史の道」専用サイト
土佐戦国時代 本山城物語
徳川慶喜家にようこそ わが家に伝わる愛すべき「最後の将軍」の横顔 徳川慶喜家当主徳川慶朝
著者:徳川慶喜家当主 徳川慶朝
出版社:文芸春秋
発行日:2003年9月
ページ数:221P
定価:543円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「「最後の将軍」徳川慶喜の直系の曽孫。もしかしたら徳川幕府第十八代将軍になっていたかもしれない著者だからこそ書けた、徳川慶喜家に伝わる秘宝や逸品の数々のこと、ひいおじいさんのこと、徳川慶喜家一族のその後、そして自分のこと。一般庶民にはうかがい知れない徳川ワールドを軽妙な文章でつづった好エッセイ。」
徳川慶喜の直系子孫である慶朝氏による慶喜伝。慶朝氏は独身のようで慶喜の血筋は絶えてしまうようで残念です。文庫版でいつでも読めるのは嬉しいですが、単行本にあった写真が文庫化で減っているようでこれまた残念です。
遠いうた 徳川伯爵夫人の七十五年 田安徳川家徳川元子
著者:田安徳川家 徳川元子
出版社:文芸春秋
発行日:2005年1月
ページ数:265P
定価:562円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「かつては大垣藩十万石を治めた戸田伯爵家に生まれ、13歳で婚約し「徳川」の姓を背負った徳川伯爵夫人元子。自然体で、そして慎ましく生きた彼女が、半生を振り返り綴った手記。関東大震災、第一次世界大戦、そして戦後-明治、大正、昭和の出来事や、人々の暮らしぶりなどが、懐かしき「うた」のごとく、浮かび上ってくる。」
田安徳川家の現当主徳川宗英氏の母親である元子さんの手記に基づくもので、戦後の徳川家がどのような暮らしぶりだったのかとても興味深いです。文庫版でいつでも手に入るようになりましたが、以前単行本として出ていた講談社版「遠いうた 七十五年覚え書 」の巻頭にあった写真が省略されているそうでそこだけは残念ですね。
NHK大河ドラマ 江 姫たちの戦国 完全読本
徳川家に伝わる徳川四百年の内緒話 田安徳川家第11代当主徳川宗英
著者:田安徳川家第11代当主 徳川宗英
出版社:文芸春秋
発行日:2006年8月
ページ数:286P
定価:562円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「貯めた金で城の床が抜けた家康、美少年好きの家光、カラスを島流しにした綱吉、泣く泣くあきらめた吉宗の恋、大奥から嫌われた慶喜、日本で最初にラーメンを食べた水戸黄門など、徳川御三卿の一つ「田安徳川家」第十一代当主が徳川幕府にまつわる「面白い話」「へえーな話」を収集。一族だからこそ知りえた秘密も明らかに。」
田安徳川家の現当主が語る徳川家、とはいえ過去の話は資料に残るものなので目新しさはないですが、近代の将軍でなくなってからの話は興味深いですね。将軍とはいかなる人物だったのか、文庫版なので持ち歩いて合間に読めますよ。
徳川家の江戸東京歴史散歩 田安徳川家第11代当主徳川宗英
週刊絵で知る日本史9 長谷堂合戦図屏風
発行:小学館
発行日:2010年12月16日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
集英社から刊行された週刊シリーズ。合戦図屏風をテーマに全30冊、うち半分が戦国時代の合戦をテーマにしています。実物は大きいので全体図だと何が描いてあるかわかりませんが、アップと解説がついていて興味をひきつけます。
第九号は長谷堂合戦。ある一瞬を描いたものではなく、屏風の中で時間経過により数場面が描かれている。登場人物も少なく、全体の人数も少ないので縮小されても全体が見える屏風です。
集英社分冊百科「週刊 絵で知る日本史」ホームページ