出版社:新人物往来社
発行日:1989年5月初版
ページ数:235P
定価:2,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
名族の興亡にみる郷土史。各地方の名族とそれに連なる一族の姓氏・家紋・系図を全12巻でまとめた他に類を見ない事典。今巻では宇都宮氏、小山氏、佐竹氏、結城氏、足利氏、江戸氏を詳述。
カテゴリー: 日本史
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出版社:学研
発行日:2006年12月初版
ページ数:159P
監修:三浦正幸
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平成の築城期にあって、その城造りに関する基礎知識を持っていることは大変に得なことである。日本の近世城郭には、さまざまな仕掛けが施されており、高度な土木建築の技術も秘められている。それらを知って城を訪れると、楽しさは数倍増となる。日本の伝統美や伝統技術に酔い痴れるには、それを認知する鑑識力が必要なのである。明治維新以後の無知と無関心によって、世界に誇るべき日本の城は、大きく痛めつけられてきた。国宝の城といえども例外ではなく、石落や狭間や窓を改変されている。ましてや、玉石混合の復元建築や復元石垣を見るには、城造りの基礎を知っておくべきで、本書はそれに大いに役立つものと思うのである。」
現在の土木工事を「普請」、建築工事を「作事」と呼びます。本書は城の構造を成すこれらの技術に焦点をあてたものです。もっと城を楽しみたい方におすすめ。