利家とまつの生きた時代 戦い・くらし・女たち

利家とまつの生きた時代 戦い・くらし・女たち
編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2002年4月20日
ページ数:154P
定価:1,900円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「利家とまつが生きた戦国時代後期の80年間は、300年の『平和』をもたらす近世国家が誕生するまでの、日本人がかつて経験したことのない”激動の世紀”でした。今回の企画展は、『戦い・くらし・女たち』の三つのキー・ワードをもうけ、多彩な伝世品と出土品に、利家とまつをとりまく時代の大きなうねりを語らせようとするものです。」
本書は平成14年4月20日から6月2日まで同館で開催された春季特別展図録です。NHK大河「利家とまつ」に合わせて開催されました。石川県立歴史博物館で購入できます。
石川県立歴史博物館ホームページ

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近世大名の誕生 -山内一豊 その時代と生涯-

近世大名の誕生 -山内一豊 その時代と生涯-
発行元:財団法人土佐山内家宝物資料館
発行日:2001年9月29日
ページ数:95P
定価:1,500円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本図録は平成13年9月29日から11月4日まで高知県立文学館企画展示室で開催された展示の図録です。山内一豊の一生を辿りながら、山内家の近世大名となるまでの道のりに関する古文献や美術品を紹介している。一豊の一生を辿るには最適な資料である。
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百万石の大名展 前田育徳会・尊経閣文庫の所蔵品から

百万石の大名展 前田育徳会・尊経閣文庫の所蔵品から 百万石の大名展
編集・発行:石川県立美術館
発行日:2009年2月15日
ページ数:116P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「リニューアルオープンの締めくくりとして、前田育徳会が所蔵する文化財のなかから美術工芸品を中心に、その全貌を紹介する『百万石の大名』展を開催します。前田家の歴代藩主は、文化に対して深い関心を持った人物が多く、優れた文物の収集や育成が行われ、コレクションの大部分は散逸することなく同会の蔵品として今日に伝えられています。本展では、加賀百万石の基礎を築いた初代藩主前田利家から五代藩主前田綱紀までの加賀藩成立期の『歴史』とともに、三代利常が収集育成した幅広い美術工芸品を中心とした『文化』の両面から、加賀藩前田家を紹介いたします。」
現在石川県立美術館で開催中(平成21年2月15日~3月22日)の「百万石の大名展」の展示図録です。

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戦国大名浅井氏と北近江 -浅井三代から三姉妹へ-

戦国大名浅井氏と北近江 -浅井三代から三姉妹へ-
出版社:サンライズ出版
発行日:2008年10月初版
ページ数:169P
編者:長浜市長浜城歴史博物館
定価:1,800円+税5%
オススメ度:★★★★☆
書評:
「長浜市長浜城歴史博物館による特別展「戦国大名浅井氏と北近江」の展示解説図録。残された浅井氏関連の史料をまとめ、北近江という場所の地域色を明らかにする。」
2008年10月の長浜城歴史博物館の特別展図録して作成されたものですが、図録の体裁を超え、浅井氏三代の歴史を追う一冊の本として成立しています。掲載された写真もきれいで、浅井氏に関して学ぶ方や地元郷土の歴史を知るきっかけとして、良いテキストと思います。
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戦国浅井戦記 歩いて知る浅井氏の興亡 近江旅の本

戦国浅井戦記 歩いて知る浅井氏の興亡 近江旅の本
出版社:サンライズ出版
発行日:2008年9月初版
ページ数:126P
編者:長浜市長浜城歴史博物館
定価:1,800円+税5%
オススメ度:★★★★☆
書評:
「戦乱の世に北近江を領した戦国大名・浅井氏。その居城・小谷城と城下町をはじめ、勢力を及ぼした支城、有力家臣の館跡、姉川合戦の陣跡、ゆかりの寺院など、関連史跡を訪ね、戦国時代を体感するためのガイドブック。」
平成の大合併で旧長浜市が旧浅井町と合併したこともあり、2008年は長浜で浅井氏にフォーカスした企画がいろいろと開催されました。そのひとつとして本書が発行されました。本書があれば迷わずに遺跡や史跡を回ることができそうです。散策に重宝しますよ。実際に行かなくても行った気分にもなれます。
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浅井長政のすべて

浅井長政のすべて
出版社:新人物往来社
発行日:2008年8月初版
ページ数:254P
編者:小和田哲男
定価:2,800円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「浅井長政はなぜ信長に叛旗をひるがえしたのか。お市との婚姻、信長との関係、姉川合戦をめぐる史実と逸話など、新しい切り口で、これまでの浅井長政とは少しちがう長政像を描き出す。」
浅井長政にフォーカスして数人の著者による分担でその生涯をまとめています。浅井長政入門書としてどうぞ。
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秀吉と桃山文化 大阪城天守閣名品展

秀吉と桃山文化 大阪城天守閣名品展
編集・発行:大阪城天守閣
発行日:1997年3月29日
ページ数:227P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このたび大阪城天守閣は、昭和六年の大阪市民の手による復興以来六十五年ぶりに、外装の全面修覆を行い、新たに耐震補強を施し、さらに内部諸設備を全面的に改修する『平成の大改修』を行い、本日めでたく竣工式を挙行するとともに、昨年四月一日以来一か年に及ぶ休館を終え、本日より再び開館の運びとなりました。これを記念して、実物資料展示室として一層の整備の図られた三階・四階展示室を会場に、大阪城天守閣収蔵品のみによる『秀吉と桃山文化 - 大阪城天守閣名品展』を開催することといたしました。」
平成9年3月29日から5月11日を会期として大阪城天守閣で開催された特別展の展示図録。収録された展示品はすべてカラーページとなっているのがうれしい。

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戦国三姉妹物語 角川選書286

戦国三姉妹物語 角川選書286
出版社:角川書店
発行日:1997年8月初版
ページ数:225P
著者:小和田哲男
定価:1,300円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「北近江を領する戦国大名の浅井長政を父に、織田信長の妹お市の方を母に生まれた、茶々、初、小督の三姉妹。政略結婚の道具となりながらも自立して生き抜いた三姉妹の数奇な運命と葛藤の生涯を克明に描く。」
戦国考証としても有名な小和田先生によるお市の方の生んだ三姉妹の物語である。物語といっても小説などではなく、歴史史料から三姉妹の生涯を見つめ直す歴史書である。価格も手頃なのであるが、現在絶版中であり、古書としても非常に出回りが少ない本であるので入手が難しい。見つけたら小和田流三姉妹の解釈を読んでみよう。
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