出版社:学研
発行日:2005年7月初版
ページ数:64P+とじこみ付録 寛政三年二月改御家中絵図 豊後国直入郡岡城絵図
監修:中井均、三浦正幸
定価:780円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第20弾。城の在りし日の勇姿をCG、イラスト、模型などで再現している。豊前、豊後、筑前、筑後の15城が対象。
表紙にもなっている小倉城は破風のない城であった。現在の模擬天守と比べると全く印象を異にする。復元CGを見ると時代考証もなしになぜ模擬天守が破風を備えたのか疑問を感じる。
カテゴリー: よみがえる日本の城 全30冊
よみがえる日本の城19 二条城 篠山城
よみがえる日本の城18 鹿児島城 首里城
よみがえる日本の城17 仙台城 会津若松城
よみがえる日本の城16 大垣城 津城
よみがえる日本の城15 水戸城 川越城
出版社:学研
発行日:2005年4月初版
ページ数:64P+とじこみ付録 常陸国水戸城絵図 川越城図 川越城下絵図
監修:中井均、三浦正幸
定価:730円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第15弾。城の在りし日の勇姿をCG、イラスト、模型などで再現している。上野、下野、常陸、下総、武蔵の13城が対象。
関東はもともと沼地が広がり、城郭の発展が遅れていた地域のため、天守閣のある城郭がもともと少ないのであるが、本丸御殿など御殿建築を中心に遺構が残っている。現在市街地に埋もれてしまった宇都宮城もイラストが掲載されているが、平成18年度を目途に本丸の一部が復元される計画が進んでいる。イラストの一部でも復元されることは喜ばしい。