編集・発行:鳥取市教育委員会
発行日:2008年3月31日
ページ数:37P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「この地域に残された文化資産の利活用に進め、確実に保存して未来に伝えるため、鳥取市では、その中核である鳥取城跡の整備を推進しており、平成17年度に『史跡鳥取城跡附太閤ヶ平保存整備基本計画』、平成18年度には『鳥取城跡保存整備実施計画』を策定して、鳥取城の保存整備につとめているところです。その一環として、平成19年度は、実施計画に基づく調査を実施しました。昭和32年に『史跡鳥取城跡附太閤ヶ平』として史跡に指定されてからちょうど50年を経て、中世城郭分布調査等、新しい視点を取り入れて、これまで散発的に行われてきた鳥取城の調査研究を継続的に行う起点に立ったことになります。これは、鳥取城の価値を全国へ発信し、市民の願いである建造物の復元を実現に近づける基礎となる成果を得るための、重要な事業です。このたび、その最初の成果を報告する『鳥取城調査研究年報』第1号を発刊するはこびとなりました。」
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カテゴリー: 城館報告書 山陰
但馬八木城 兵庫県八鹿町ふるさとシリーズ第1集
編集・発行:八鹿町教育委員会
発行日:1989年3月31日
ページ数:139P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「城郭調査の方法も良く判らないままに、『とにかく八木城・八木土城を図化する、八木城に関係する文章を何でも集める』ことからスタートして3年間が経過した。この間の調査成果を『但馬・八木城』としてまとめることができた。八木城の調査方法は城郭研究者の北垣總一郎先生・角田誠先生、但馬史研究会の小谷茂夫先生、宿南保先生に接する中で学ばせて頂いたものである。縄張り図などの現地調査は、西尾孝昌先生と谷本進がクリノメーターと巻尺を使用して実施したものである。この本は前半の基調報告と後半の調査報告の2本だてとなっている。基調報告では北垣先生の講演会記録や、松田時一氏が長年にわたって調査された伝承がメインである。また調査報告では八木城・八木土城の縄張り図や写真がメインである。山に登って雑木の伐採をしながら記録するという大変えらい調査であった。」
書評:
とにかくいろいろな記事を集めています。中でも地元広報「広報ようか」の抜粋記事はよく特徴を伝えていて良いと思います。
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