編集・発行:千代田区教育委員会
発行日:2001年3月28日
ページ数:165P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、江戸城跡(区遺跡番号1)と江戸城外堀跡(区遺跡番号28)に関わる遺跡の発掘調査報告書である。当該遺跡のうち内堀・外堀については、国特別史跡江戸城跡、国史跡江戸城外堀跡に該当する。本書の構成は、第1章を全体調査の解説とし、第2章を東京大学総合研究博物館所蔵遺物の再調査成果、第3章以降を昭和62年から平成11年に行われた江戸城・江戸城外堀跡に関する遺跡発掘調査報告である。」
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カテゴリー: 城館報告書 関東
南雲御殿遺跡(棚下砦跡) 赤城山西麓における戦国時代の山城 赤城村埋蔵文化財発掘調査報告書第12集
編集・発行:赤城村教育委員会
発行日:1998年10月30日
ページ数:36P+図版28P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「南雲御殿遺跡は、通称・棚下砦跡と呼ばれており、従来より長井坂城跡に伴う城砦跡と考えられております。戦国時代における重要な軍事拠点である本遺跡の調査により、情報伝達や兵勢移動などに城と城を繋ぐ城砦跡の構造や正確を把握する遺構や遺物が出土しました。」
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館林史談 城と城下町の起原
編集・発行:館林文化史談会
発行日:1989年9月
ページ数:75P
著者:布川了
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「布川氏はこの研究で、最も解明の困難と思われていたこの地域の中世に、数多くの文献・史料は勿論、現存の遺物・遺跡、民間の伝承等をとりあげられ、広い視野からの考証考察のもとに『館林城の築城の経緯と城下町成立』への道筋を明らかにされたことは、今までのこの地域中世の暗い映像に大きな光明を与えてくれたように思う。」
郷土史研究家による館林城と城下町に関する史料研究の成果がまとめられ、非常に貴重な文献である。
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長井戸城 第1次・第2次発掘調査報告 日本城郭史学会調査報告第4集
発行:日本城郭史学会
発行日:1986年3月30日
ページ数:90P+図版32P+付図4枚
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「境町は、古く利根川と江戸川の分岐点として、千葉県関宿町を経て江戸への水運の道が開かれ交易、運輸の機能を備えた川の港として繁栄した町であります。長井戸城は、築城年代は不明でありますが戦国期の天文二十三年に城主菅谷左京の頃落城されたと語り継がれて参りました。」
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西明寺城跡測量調査概報 VOL.1
発行・編集:益子町史編さん委員会
発行日:1986年10月31日
ページ数:64P+図版11P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「益子町史編さん事業の一環として実施した西明寺城跡測量調査は、関係各位の御協力により、主要部分について一応終了し、昭和60年3月に『益子町史』第2巻古代・中世史料編に附録として収載したが、その後の調査成果を含めて、このたび『概報』としてより詳細な報告を刊行するに至った。」
書評:
「大日本史」に関東六城の一つとして紹介される西明寺城の報告書。本書作成の契機は地元町史編纂事業のようであるが、その中の西明寺城の測量調査の部分のみを2冊発行しているようである。本書がその一冊目。測量結果が詳細に掲載されている。
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江戸城外堀跡 赤坂御門・喰違土橋 地下鉄7号線溜池・駒込間遺跡発掘調査報告書3
編集:地下鉄7号線溜池・駒込間遺跡調査会
発行日:1995年5月20日
ページ数:336P
発行:帝都高速度交通営団
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本調査会は、地下鉄7号線溜池・駒込間建設工事に伴う埋蔵文化財調査のため、関係する東京都と千代田区、港区、新宿区、文京区の四区と帝都高速度交通営団が中心となり、結成されました、この路線は、史跡江戸城外堀跡を中心として、都市江戸の中心部を縦断するもので、遺跡調査地点は8カ所の駅舎部分と6カ所の換気口にあたり、非常に多くの遺跡が確認されました。」
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大谷口 松戸市大谷口小金城跡発掘調査報告 松戸市文化財調査報告第二集
発行:大谷口城跡発掘調査団
発行日:1970年3月31日
ページ数:228P+図版48P+付図3枚
編集:松戸市教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「ここに報告いたします大谷口城跡の発掘調査は文化財保護条例(昭和37年3月)の施行直後におこりました最初の大きな問題であったのですが、櫛田良洪委員長をはじめ文化財審議委員の先生方、ならびに関係各位のご努力をいただきまして、諸般の状況から記録保存の方針のもとに、万全を期しての発掘調査を実施いたしたものであります。」
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佐倉城の武家屋敷跡は語る 歴博研究棟敷地の調査から
発行:国立歴史民俗博物館
発行日:1986年3月31日
ページ数:21P
定価:315円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、昭和59年度に実施した国立歴史民俗博物館研究棟建設地内発掘調査の成果を基に構成したものである。」
カラー写真で発掘調査の様子が多数掲載されており、値段も手頃でよい。
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東金市大関城跡 -東金九十九里有料道路埋蔵文化財調査報告書- 千葉県文化財センター調査報告第301集
発行:千葉市道路公社、財団法人千葉県文化財センター
発行日:1997年3月31日
ページ数:26P+図版6P
編集:千葉県文化財センター
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、千葉県道路公社の東金九十九里有料道路建設事業に伴って実施した東金市大関城跡の発掘調査報告書を刊行する運びとなりました。この調査では、平安時代の墨書土器や、中世の陶磁器が出土するなどこの地域の古代・中世の歴史を知る上で貴重な成果が得られております。」
道路建設のために城跡を分断するように発掘調査を行っています。
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千葉市猪鼻城跡・皿池東遺跡 -平成13年度調査-
編集・発行:千葉市教育委員会
発行日:2003年3月31日
ページ数:カラー図版8P+66P+図版10P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は猪鼻城跡と、皿池東遺跡の発掘調査報告書である。猪鼻城跡の発掘調査(平成13年度分)は、仮称亥鼻3丁目公園整備事業に伴うもの、皿池東遺跡の調査は、仮称若葉区球技場整備事業に伴うものである。」
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