本能寺の変の群像 中世と近世の相剋

本能寺の変の群像 中世と近世の相剋
出版社:雄山閣出版
発行日:2001年3月初版
ページ数:296P
著者:藤田達生
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「政治改革を断行する信長と、守旧派勢力との壮絶な暗闘。光秀単独実行説が否定されつつある今、新たな視点からクーデターの原因を検討し、信長が生涯をかけて取り組んだ政治改革の本質とは何であったのかを追究する。」
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天下布武への道 信長の城と戦略

天下布武への道 信長の城と戦略
出版社:成美堂出版
発行日:1997年8月初版
ページ数:143P
定価:1,300円+税 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「群雄割拠の戦国期、城は敵に備える戦術・戦略上の重要な軍事拠点であった。信長の築城法と戦い方を豊富な図版や写真を使って検証。他の武将たちに与えた影響も紹介する。」
安土城、清洲城、小牧山城、岐阜城と織田信長に関係する城を当時の発掘調査をもとにイラストで復元している。同時期に発行された「毛利の城と戦略」に比べると古書の出回りが少ないが、比較的容易に入手できる。現在は同種の本はたくさんあるため、安いものがあれば入手しましょう。
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信長の親衛隊 戦国覇者の多彩な人材 中公新書1453

信長の親衛隊 戦国覇者の多彩な人材 中公新書1453
出版社:中央公論社
発行日:1998年12月初版
ページ数:250P
著者:谷口克広
定価:740円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「強烈な個性で迅速果敢に中世的権威を否定し戦国乱世を勝ち抜いた信長には、戦場で本陣を固める馬廻や小姓といった強者たちのほかに、秘書や吏僚として治世や文化などの面で活躍する近臣・近従がいたことを忘れてはならない。彼らは職業や出自を問わぬ信長に見出だされ、その才能を惜しみなく発揮し、信長の手足となって献身的におのおのの本分を尽くした。本書は、これら無名に近い近従たちに光を当てながら新たな信長像に迫る。」
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京阪叢書第十三冊 織田信長公(安土城址・摠見寺)

京阪叢書第十三冊 織田信長公(安土城址・摠見寺)
発行:京阪電気鉄道株式会社
発行日:1939年7月初版
ページ数:20P
著者:石崎達二
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
京阪電鉄による戦前の国宝解説書の一冊。図版は摠見寺蔵の織田信長書画(肖像画)一点のみであとは文章と年表である。文量は決して多くはないが、戦前の信長像を垣間見ることができる。

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謎とき本能寺の変 講談社現代新書1685

謎とき本能寺の変 講談社現代新書1685
出版社:講談社
発行日:2003年10月初版
ページ数:200P
著者:藤田達生
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「真の黒幕は誰か?-天下統一を目前にした信長の死に利害関係をもつと思われる人物は光秀以外にもたくさんいる。ざっと見ても中国の毛利氏、北国の上杉氏、四国の長宗我部氏、大坂から紀伊に下った本願寺、京の朝廷、そして信長に追放された将軍・足利義昭。彼らは皆、信長の軍事力と政略に圧迫され、存亡の危機にあった。誰もが信長を倒すもっともな理由があり、本能寺の変を企ててもおかしくはない情況だったのである。では、変を企てた首謀者とは誰か?」
本能寺の変の黒幕に関する書籍は多く出ている。本書もそのひとつ。断言はしていないが、筆者は足利義昭が中心的役割を果たしたというスタンスである。前後の情況を古文書などを史料にして丁寧に紐解いている。現在のカバー写真が違うのはどこかで変更されたようだ。本サイトの写真は初版のものです。
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桶狭間・姉川の役 日本の戦史

桶狭間・姉川の役 日本の戦史
出版社:徳間書店
発行日:1995年5月初版
ページ数:445P
編者:旧参謀本部編纂
定価:621円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、1965年6月と熊書店より刊行されたものを文庫化したものです。明治期に軍部は軍事作戦の参考にするために過去の合戦の戦略をまとめている。原書は文語体であるが、本書では読み易く口語体に現代語訳されて掲載されている。
研究が進んだことで、今となっては異なる解釈になっている部分もあるが、逆にそれを見つけることを楽しみながら読んでみてはいかが?
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豊明市史 資料編補二 桶狭間の戦い

豊明市史 資料編補二 桶狭間の戦い
発行・編集:豊明市教育委員会
発行日:2002年3月初版
ページ数:623P+別冊付録+別冊付図3枚
定価:4,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
本書は、桶狭間の戦いに関する資料を編年形式と文献単位ごとに掲載した本編と、市史としては大変珍しい漫画を収録した別冊付録から構成されています。漫画では今川義元が家督を継ぐに至る経緯から桶狭間の戦いに至るまでを描き、入門編としても大変取っ付きやすくなっています。付図も充実しており、桶狭間の戦いを研究するには必携の一冊となっています。
購入方法は以下のホームページで確認できます。
豊明市史等の出版物ホームページ

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鳳来町誌 長篠の戦い編

鳳来町誌 長篠の戦い編
発行・編集:鳳来町
発行日:1997年3月初版
ページ数:580P
定価:5,500円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
地元自治体編集による長篠合戦の史料集。長篠合戦を研究するときは必携の一冊。鳳来町が平成の大合併で新城市となったため、町誌をどこで入手できるのか不明である。古書としても若干出回っているが、10年前の発行であり在庫としても残っていると思うのだが。

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集中講義 織田信長

集中講義 織田信長
出版社:新潮社
発行日:2006年6月初版
ページ数:263P
著者:小和田哲男
定価:438円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「これまでにも、信長に関する本はかなり出ているが、本書では、信長をいろいろな角度から分析しようと考えている。視角を変えれば、従来の信長とはちがう顔もみえてくると考えたからである。落ちがないように分析視角をリスト・アップしていったら十七になった。奇しくも、聖徳太子の『十七条憲法』、戦国時代朝倉孝景の定めた『朝倉孝景条々』の別名『朝倉敏景十七箇条』と同じ数字になった。十七講で、信長のすべてが掘りおこせるのではなかろうか。」
本書は、平成15年5月、KTC中央出版から「信長 徹底分析十七章」として刊行されたものを文庫化に際し、改題したものです。
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本能寺の変 時代が一変した戦国最大の事変 新・歴史群像シリーズ9

本能寺の変 時代が一変した戦国最大の事変 新・歴史群像シリーズ9
出版社:学習研究社
発行日:2007年8月初版
ページ数:155P
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本能寺の変に焦点をあてた新・歴史群像シリーズの9号目。現時点の本能寺の変研究の成果を確認できる。イラストや写真も多数使われていてオススメです。
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