限定版 伊達政宗が片腕片倉小十郎居城 白石城

限定版 伊達政宗が片腕片倉小十郎居城 白石城 限定版 伊達政宗が片腕片倉小十郎居城 白石城
出版社:白石市文化財愛護の会
発行日:1982年8月初版、1987年9月第二版
ページ数:487P
著者:片倉信光
定価:5,500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
「この書は、江戸時代、仙台藩では仙台城の外唯一の城として引き続き十代約二百六十余年間片倉氏の居住した白石城の規模及びその変遷を網羅し、さらに城内の生活や年中行事に至るまで、片倉家所蔵の未発表の資料を集成したもので、城郭研究に新たな方向性を見い出し得るものと確信いたします。」

書評:
白石城に関する貴重な資料集です。当時も限定版として発売されていたこともあり、現在では古書でも非常に入手が難しい状態にあります。
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再発見 北伊勢国の城

再発見 北伊勢国の城
編集・発行:伊藤徳也 私刊
発行日:2008年7月3日
ページ数:379P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
「三重県の地は、かつての伊勢国、志摩国、伊賀国、そして紀伊国の一部から成り立っている。北半分が伊勢国に相当するが、その中でも現在の亀山市、鈴鹿市以北を一般に北伊勢国という。北勢に存在したであろう中世城郭は、200少々であると思われる。そのほとんどは近世・近現代の地誌や軍記物に記載されたものである。200程のうち、何らかの遺構が確認できるものは半分弱と推定している。本書は中世城館に関する調査報告であるとともに、今後、中世城郭を見てみたい、楽しんでみたいという人にも参考となるよう、調査の手順や必要な道具類、図面の整理法、あるいは詳しい所在地や公共交通機関での行き方なども含めて記述している。」

書評:
北伊勢の城館の現況や縄張りについて詳細である。著者の苦労の作であることは一目瞭然であり、その情報量に感服する。北伊勢の城館を訪れるときは非常に参考になる。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
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伊勢の中世3 第52~70号

伊勢の中世3 第52~70号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2007年8月30日
ページ数:84P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第51号から第70号までを編集合本したものである。」
伊勢中世史研究会の会報合本の3冊目。今号から城跡のみではなく、石像物の調査会報も入っている。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
伊勢中世史研究会ホームページ
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伊勢の中世2 32~50号

伊勢の中世2 32~50号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2006年7月30日
ページ数:76P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第31号から第50号までを編集合本したものである。」
発行当時(2006年)で120号を数える伊勢中世史研究会の会報合本の2冊目。会名も現在の「伊勢中世史研究会」へ変更になり、調査も本格的なものになっている。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
伊勢中世史研究会ホームページ
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「魏志倭人伝」の世界 吉野ヶ里遺跡展

「魏志倭人伝」の世界 吉野ヶ里遺跡展
編集・発行:朝日新聞西部本社企画部
発行日:1989年9月9日
ページ数:206P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「工業団地造成のために3年前から事前発掘調査を進めてきました定兼神崎郡神崎町と三田川町にまたがる『吉野ヶ里遺跡』は、全国最大の環濠集落であることが判明しました。そこからは2,000基におよぶかめ棺や物見やぐら、高床建物、高床倉庫、竪穴住居などの跡のほか、墳丘墓からは有柄頭飾銅剣、ガラス製管玉などが発見され、『魏志倭人伝』に紹介されている邪馬台国時代の生活をかいまみせました。この大発見のニュースが全国をかけめぐって以来、吉野ヶ里には、一般公開中の約3カ月間に100万人を超す人たちが全国から押しかけ、古代へのロマンをかきたてています。本展は、模型や出土品によって弥生時代の吉野ヶ里を再現して弥生人の生活などをお伝えするために企画したものです。」
1989年9月9日から10月29日まで、東京古代オリエント博物館、福岡県立美術館、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館と巡回展が行われた展示(主催:佐賀県教育委員会、日本放送協会、朝日新聞社)の解説図録です。遺構や遺物の写真も鮮明できれいです。吉野ヶ里の今までの発掘調査の様子もよくわかります。現在は史跡公園として整備されている現場の整備以前の様子もわかりますよ。

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佐賀城本丸歴史館 展示案内

佐賀城本丸歴史館 展示案内
編集・発行:佐賀城本丸歴史館
発行日:2004年8月1日初版、2005年3月31日改訂版
ページ数:48P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「佐賀県立佐賀城本丸歴史館は、『幕末・維新期の佐賀』の歴史を検証し、新しい郷土発展の源泉となる施設として、2004年8月1日、佐賀市城内の佐賀城本丸跡に開館しました。1838年に完成した佐賀城本丸御殿の一部を忠実に復元したこの歴史館は、近世城郭の本丸御殿の復元としては日本初、木造復元建物としては日本最大となる2500m2の規模を誇ります。そしてこの中では、佐賀城の変遷と本丸御殿の復元の紹介をはじめ、幕末の佐賀藩の藩政改革や、時代を先導した近代科学技術の導入のようす、さらには鍋島直正・江藤新平・大木喬任・大隈重信・佐野常民・島義勇・副島種臣など佐賀は輩出した『幕末維新期の佐賀』をわかりやすく紹介しています。」

佐賀城本丸跡に復元された佐賀城本丸歴史館の展示案内です。
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海路 第7号 特集・九州の城郭と城下町[近世編]

海路 第7号 特集・九州の城郭と城下町[近世編]
出版社:海鳥社
発行日:2009年1月初版
ページ数:183P
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
過去の「古代編」「中世編」に続く九州の城郭と城下町「近世編」。最新の論文五本を収録する。これで城郭編は終わりですかね。
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首里城 Architectural Manual

首里城 Architectural Manual
発行:社団法人沖縄県建築士会
発行日:1993年11月初版
ページ数:104P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「この度、沖縄県の祖国復帰20周年記念事業として沖縄開発庁沖縄総合事務局によって首里城正殿の復元、それに付随して南殿・北殿及び城郭等が県をはじめとする関係官庁によって復元されるに至りました。社団法人沖縄県建築士会では専門家集団の立場から、首里城と周辺の歴史的建造物の図面やスケッチ及び写真等に解説をつけた、資料集『首里城』を発刊することにしました。」

書評:
本書は首里城の観光案内ではありません。城の歴史書でもありません。首里城の復元された建造物の貴重な設計図や写真が沢山載っています。変わったところでは、発注者や施工者、総事業費なども掲載されています。
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城下町飫肥ガイド -九州の小京都-

城下町飫肥ガイド -九州の小京都-
発行:日南市観光協会
発行日:1978年12月25日初版、2001年7月改訂5版
ページ数:83P
著者:吉田常政
定価:350円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
飫肥の城下町の歴史や見どころを紹介する小冊子。こちらは観光協会作成のもので、文化財以外の見どころも載っている。飫肥城歴史資料館または豫章館で購入できる。
日南市観光協会ホームページ

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飫肥藩伊東家五万一千石の城下町 飫肥歴史紀行

飫肥藩伊東家五万一千石の城下町 飫肥歴史紀行
編集:日南市教育委員会
発行:財団法人飫肥城下町保存会
発行日:不明
ページ数:20P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
飫肥の城下町の歴史や見どころを紹介する小冊子。さっと読めて必要十分な知識は手に入る。写真も大きく掲載されているのも良い。飫肥城歴史資料館または豫章館で購入できる。
飫肥城下町保存会ホームページ

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