城下町400年記念 城下町新発田400年のあゆみ

城下町400年記念 城下町新発田400年のあゆみ
編集:新発田市教育委員会
発行:新発田市
発行日:1998年6月1日
ページ数:75P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は城下町400年を記念し、改めて城下町新発田市について認識を深めていただくとともに、温故知新の精神をもって21世紀の新たなるまちづくりの糧になればとの考えで編集しました。基本的には新発田初代藩主溝口秀勝候が入封してから現代までを、”城下町新発田の歴史”を通史的に語るのではなく、城下町としてのまちづくり、都市計画と町の社会のしくみ、生活の移り変わり等に重点を置き、可能なかぎりビジュアルかつ平易に描きたいということで『写真集』に近いものとしました。」

書評:
新発田藩の城下町の変遷を知るには、時系列に写真や図が豊富に使用されているのでわかりやすいです。古書として入手したものは状態があまり良くありませんでしたが、新本がまだ入手可能なのかどうかわからず、また古書もほとんど見かけないので、地元の方は状態が良いものがあれば一冊持っていても損はありませんよ。
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福岡城天守と光雲神社 荒戸東照宮跡・光雲神社西公園鎮座百年祭

福岡城天守と光雲神社 荒戸東照宮跡・光雲神社西公園鎮座百年祭
出版社:梓書院
発行日:2006年9月
ページ数:143P
著者:荻野忠行
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「福岡城天守(閣)は実在したのか。福岡藩藩主黒田長政の『遺言』と黒田忠之の『忠之公御代日記』を新たな史料として、天守論争に一石を投じる。また、長政公の霊を奉祠していたとされる光雲神社についても触れる。」
福岡城の天守を追い求めて研究を進めている荻野氏の3作目。発行部数のためか入手しづらいのが勿体ない。
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歴史のなかの松本城 天守築造400年記念

歴史のなかの松本城 天守築造400年記念
発行:松本市
発行日:1993年3月25日、2001年6月第三版
ページ数:53P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「平成5年。『国宝松本城400年まつり』を迎えるに当って、記念の小冊子を発刊することになりました。ここには、松本城の歴史と、天守の姿と、文化遺産の伝承について、簡潔に、できるだけ分り易く書き著してあります。」

カラーで写真が豊富に掲載され、400年祭の記念誌として初心者も十分楽しめる内容となっている。
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国指定史跡 金山城 よみがえる中世山城

国指定史跡 金山城 よみがえる中世山城
編集・発行:太田市教育委員会教育部文化財課
発行日:1996年
ページ数:15P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
群馬県太田市にある金山城。おそらく本パンフレットは復元整備を記念して、復元の様子や復元後の見どころを写真付きで紹介する。
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福岡城天守と金箔鯱瓦・南三階櫓

福岡城天守と金箔鯱瓦・南三階櫓
出版社:梓書院
発行日:2005年7月初版
ページ数:245P
著者:荻原忠行
定価:1,700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「九州における『織豊系城郭』が、発掘調査により次第に明らかになりつつある。その中でも特に『金箔鯱瓦』の鱗形と天守瓦屋根飾りの『破風』に焦点をあてて、『福岡城天守』を再考する。」
福岡城天守をターゲットにしながらも、ほとんどは他城が紹介されている。まあ比較から本質を考えるという意味では問題はないのだが、こちらの本も入手が非常に難しくなっているのは発行部数故か?
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福岡城祈念櫓・月見櫓・大手門のなぞ

福岡城祈念櫓・月見櫓・大手門のなぞ
出版社:梓書院
発行日:2004年8月初版
ページ数:210P
著者:荻原忠行
定価:1,700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「全国城郭で唯一『祈念』の名を持った福岡城祈念櫓。八幡大正寺から福岡城に再移築された現在の祈念櫓は、本当は月見櫓が改変された櫓ではないだろうか。石田耕古画伯の『二つの大手門』絵画を分析し、その謎を解き明かす。 」
福岡城の謎について数々の著作を持つ荻原氏の一冊。5年前くらいの刊行にもかかわらず、発行部数が少なかったのだろうか?長い間入手が非常に困難となっている。
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甦れ!幻の福岡城天守閣

甦れ!幻の福岡城天守閣
出版社:河出書房新社
発行日:2001年7月初版
ページ数:164P+43P
著者:佐藤正彦
定価:3,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「福岡市の中心にある戦国武将・黒田氏の広大な福岡城遺構。『天守は建てられなかった』と言われてきたが、天守が確実に存在した証拠が出てきた。気鋭の建築史家達がCGによる華麗壮大な大天守などを復元、破却の謎に迫る。 」
福岡城には天守があったのか?に迫る意欲作。
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多賀谷水軍と丸屋城跡

多賀谷水軍と丸屋城跡
発行:下蒲苅町
発行日:1981年11月初版
ページ数:28P
編集:丸屋城跡調査団
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、南北朝時代から戦国時代にかけて、広島県安芸郡下蒲刈町に本拠を構えた海賊衆多賀谷氏と、その城郭である丸屋城跡についての調査報告書である。」

書評:
丸屋城跡に関する貴重な報告書。
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大阪城天守閣所蔵大坂築城関係史料 大阪城天守閣紀要二

大阪城天守閣所蔵大坂築城関係史料 大阪城天守閣紀要二
編集・発行:大阪城天守閣
発行日:1972年3月30日
ページ数:34P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「大阪城天守閣ではこれまで大阪城関係資料の蒐集につとめてきたが、それらの中には、展示資料としては地味で目立たないものであっても研究資料としては価値の高いものも少なくない。今回そのうちから築城関係古文書の主要なものを公刊することとした。」

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園部文化博物館平成11年度秋季特別展 園部藩と城 -維新の築城にいたるまで-

園部文化博物館平成11年度秋季特別展 園部藩と城 -維新の築城にいたるまで-
編集・発行:園部文化博物館
発行日:1999年11月3日
ページ数:42P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「明治維新の只中に築城されるという珍しい歴史をもった園部城は、明治六年に出された太政官達によって築城後まもなく廃城となりました。敷地は役所、学校、公園などになり、現在でも園部町内外のみなさんの憩いの場、教育の場として特別な意味を持つ場所となっています。今回はこの園部城が築城されるにいたった経緯、そしてその背景にあったものがなにであったのかを紹介したいと思います。」

開館一周年を記念して、平成11年11月3日から12月5日まで開催された特別展図録です。すべて白黒なのが残念です。
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