定本 飛騨の城

定本飛騨の城
出版社:郷土出版社
発行日:1987年9月初版
ページ数:200P
著者:森本一雄
定価:4,500円+税
オススメ度:★★★★☆
「山嶽重塁、平地の少ない飛騨の国は、古代から下国といわれた。この山峡で、南北朝期以後戦国争乱時代まで、永い歴史の中で繰り広げられた興亡変遷、つわものどもの夢のあとは、「城址」の年輪に滲み透る。流血と泥沼で彩られた遺蹟である。天正十三年、金森氏が統一、飛騨を領有するまで、古城に残る長く暗雲非常の歳月をけみした。かくして遺された祖先の古城跡を破壊損傷することなく、永久に保存し、子孫に伝えることは現代に生きる私どもの使命ではないかと考える。」

書評:
本書は飛騨地方の城館研究として決定版とも言える内容になっています。縄張り図のある城館も多いので、散策の手引きとしても最適ではないでしょうか。
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定本 北信濃の城

定本北信濃の城
出版社:郷土出版社
発行日:1996年3月初版
ページ数:207P
編集委員:小林計一郎、湯本軍一
定価:10,680円+税
オススメ度:★★★★☆
「私たちの住む北信濃には、約三〇〇もの城館跡が点在しています。本書ではそうしたふるさとの諸城の歴史や遺構を、写真・図版なども多用し、地元の執筆陣がわかりやすく解説しました。そして城のもつドラマやロマンにも迫っております。ともすれば堅いイメージをもたれがちな城や城跡が、実はふるさとの歴史を生き生きと語りかけているのです。」

書評:
北信濃地区の城館について写真や縄張図を掲載し、郷土の城館の手引きとして最適な書となっています。
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定本 佐久の城

定本佐久の城
出版社:郷土出版社
発行日:1997年7月初版
ページ数:209P
編集委員:井出正義、臼田都雄、小淵武一、木内寛
定価:11,000円+税
オススメ度:★★★★☆
「私たちの佐久地方は、新幹線の工事や高速道路の開通などに伴ない、いま急速に変貌を遂げようとしています。それと軌を一にして、この地方に点在する二〇〇近い城館跡の姿もまた徐々に移り変わり、往古の面影を留めるものが急速に減りつつあります。このような時期にあたり、地元の研究者が写真・図版を駆使して城館跡をわかりやすく解説した本書の刊行は、まことに時宜を得たものと言えるのではないでしょうか。」

書評:
選定されている城館の名称は長野県教育委員会発行の「長野県の中世城館跡」に依っている。本書は佐久地域の城館の写真や縄張図を掲載し、散策の手引きとして最適な一冊となっています。
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埼玉県の中世城館跡資料集

埼玉県の中世城館跡資料集
刊行:中世を歩く会事務局
発行日:2012年5月27日
ページ数:451P
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
「本書は埼玉県内の城館跡の資料集である。資料集で掲載の対象となるのは埼玉県内で発掘調査された15・16世紀を中心とした城館跡であり、発掘調査報告書、市町村史等に報告済みの遺構・遺物である。」

書評:
埼玉県内の79の城館跡遺跡について発行済みの発掘調査報告書の図版を抜粋して収録しています。
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戦国ロマン 城めぐり 「城旅」決定版

戦国ロマン 城めぐり 「城旅」決定版
出版社:JTBパブリッシング
発行日:2011年8月
ページ数:127P
定価:880円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「今こそ「城旅」へ行こう! 世界に誇る日本の城を周辺のよりみちスポットとともに紹介。城マニアとして知られるロンドンブーツ1号2号の田村淳の城ガイド、武将列伝なども収録。データ:2011年5月現在。」
書評:
JTBが作っているのでいわゆる観光本ですね。こういう一般向けの旅行ガイドはやはり天守、天守、天守ですね。
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福岡城天守を復原する

福岡城天守を復原する
著者:佐藤正彦
出版社:石風社
発行日:2011年7月
ページ数:247P
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「福岡城天守はいかなるものであったのか。新発見の文書や「九州諸城図」を初めとした史料を読み解きながら、天守はなかったとされてきた福岡城の実像と天守破却の謎に迫る」
「甦れ!幻の福岡城天守閣」の著者が、その後の調査を踏まえて、さらに福岡城天守についての持論を披露している。本当にあったのか!それともなかったのか!歴史好きとしてはあってほしいけどね。
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城山 伊集院一宇治城史

城山 伊集院一宇治城史
編者:有馬俊郎
発行:鹿児島県伊集院町教育委員会
発行日:1971年9月
ページ数:188P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
伊集院町の一宇治城についての貴重な小冊子。写真や系図がたくさん掲載されています。古いのでカバーありませんでしたが、もともとなかったのかわかりません。一宇治城については一番詳しいのではないでしょうか。

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犬山城天守について -天守閣創建年代を中心として-

犬山城天守について -天守閣創建年代を中心として-
著者:神奈川大学教授 西和夫
発行:犬山城下町を守る会
発行日:2009年2月20日
ページ数:35P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「本書は平成20年6月1日開催した本会の第25回総会の記念講演会の講演内容を録音し、まとめたものであります。犬山城天守閣の創建年代については、室町末期の天文6年(1537)金山城に建てられたものを犬山に解体移築されたとされていました、然し、昭和36年から39年度に行われた解体修理の結果、移築説は否定され、現在地で創建されたことが分かりました。」

書評:
講演会記録ですが、犬山城天守の現在の定説をつくった方ですから、内容も天守の創建年代についてわかりやすく解説されています。
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歴史群像特別編集 軍事分析 戦国の城

歴史群像特別編集 軍事分析 戦国の城
出版社:学研
発行日:2011年4月
ページ数:195P
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦う存在としての戦国の城。その実相とは? 本来は防御施設でありながら軍事的な分析はされてこなかった城を、今までにない軍事学の新視点から再評価する。」
歴史群像の人気コーナー「戦国の城」を一冊にまとめて再編集。巻頭と巻末にはコラムも追加され、城歩きを楽しむ者としてはとても参考になりました。
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シンポジウム「戦国の浪漫 新府城」 ふるさとの城を語ろう 発表要旨

シンポジウム「戦国の浪漫 新府城」 ふるさとの城を語ろう 発表要旨
発行:韮崎市、韮崎市教育委員会、史跡新府城跡保存整備委員会
発行日:1999年11月7日
ページ数:42P
定価:当日参加者に頒布
オススメ度:★★★☆☆
平成11年11月7日に韮崎市で開催されたシンポジウムの配布資料です。本シンポジウムの内容は「新府城と武田勝頼」として出版されています。
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