編集:小谷城下まちめぐりウォーク実行委員会
発行:小谷城下まちめぐりウォーク実行委員会
発行日:2010年10月28日
ページ数:108P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、戦国時代に小谷と呼ばれた地域の文化財ガイドブックである。本書は、小谷城下まちめぐりウォーク実行委員会が企画し、北村圭弘(滋賀県教育委員会事務局文化財保護課)が執筆にあたった。」
NHK大河で盛り上がる長浜市の小谷で編集されたガイドブック。有名な史跡ばかりでなく、関連する史跡を網羅しているので散策に役立ちます。写真も大きく、きれいです。小谷城下の小谷城戦国歴史資料館で購入することができます。
カテゴリー: 浅井長政
みーな vol.107 元亀争乱 北近江戦記 巻之壱 長政VS信長
みーな vol.105 お江のふるさと小谷城
出版社:長浜みーな協会
発行日:2010年1月初版
ページ数:72P
編集:長浜みーな編集室
定価:480円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
来年2011年のNHK大河ドラマは「江 -姫たちの戦国-」です。長浜の地元誌「みーな」の1月発行号が1年前記念ということ?でしょうか、特集は小谷城です。緻密なイラストで再現された「幻の小谷城」、小谷城の散策コースを解説する「小谷城をトレッキング!」はお薦めです。地元誌ならではの企画が面白く、石田三成や秀吉、一豊など時々購入しています。今号ではNHK大河ドラマ「江 -姫たちの戦国-」でチーフ・プロデューサーである屋敷氏のエッセイもあり、否応なく来年の大河ドラマが楽しみになって来ましたよ!
戦国大名浅井氏と北近江 -浅井三代から三姉妹へ-
戦国浅井戦記 歩いて知る浅井氏の興亡 近江旅の本
出版社:サンライズ出版
発行日:2008年9月初版
ページ数:126P
編者:長浜市長浜城歴史博物館
定価:1,800円+税5%
オススメ度:★★★★☆
書評:
「戦乱の世に北近江を領した戦国大名・浅井氏。その居城・小谷城と城下町をはじめ、勢力を及ぼした支城、有力家臣の館跡、姉川合戦の陣跡、ゆかりの寺院など、関連史跡を訪ね、戦国時代を体感するためのガイドブック。」
平成の大合併で旧長浜市が旧浅井町と合併したこともあり、2008年は長浜で浅井氏にフォーカスした企画がいろいろと開催されました。そのひとつとして本書が発行されました。本書があれば迷わずに遺跡や史跡を回ることができそうです。散策に重宝しますよ。実際に行かなくても行った気分にもなれます。
浅井長政のすべて
戦国三姉妹物語 角川選書286
出版社:角川書店
発行日:1997年8月初版
ページ数:225P
著者:小和田哲男
定価:1,300円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「北近江を領する戦国大名の浅井長政を父に、織田信長の妹お市の方を母に生まれた、茶々、初、小督の三姉妹。政略結婚の道具となりながらも自立して生き抜いた三姉妹の数奇な運命と葛藤の生涯を克明に描く。」
戦国考証としても有名な小和田先生によるお市の方の生んだ三姉妹の物語である。物語といっても小説などではなく、歴史史料から三姉妹の生涯を見つめ直す歴史書である。価格も手頃なのであるが、現在絶版中であり、古書としても非常に出回りが少ない本であるので入手が難しい。見つけたら小和田流三姉妹の解釈を読んでみよう。