発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:1993年10月23日
ページ数:85P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
1993年の秋季特別展を収録した解説図録。信長の政策そのものをテーマにしている。
本書はすでに売り切れですが、古書で偶然入手できました。
安土城考古博物館ホームページ
カテゴリー: 郷土史
築城四百年記念 元離宮二条城
小松城 小松城展図録
発行・編集:小松市立博物館
発行日:1987年10月3日
ページ数:50P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
一向一揆時代から明治時代までの小松城に関する資料(遺物・図面・書・書籍)を集めたもの。2点を除き、掲載されている写真がモノクロなのは残念である。城絵図などはこのサイズでは判別できないので、カラーで大きなサイズの図録ができないものかと思う。但し、小松城に関する資料が集められた資料は少なく、そういう意味では貴重な資料である。
本書は「小松市立博物館」で購入できます。
小松市立博物館 図録ホームページ
備後史夜話 戦国から阿部家五代まで
佐貫荘と戦国の館林 館林市史 資料編2中世
発行:館林市
編集:館林市史編さん委員会
発行日:2007年3月初版
ページ数:580P
定価:3,000円(5%税込) 限定600部
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、館林地域の平安時代末から戦国時代までの史料を集め、それを編年体で配列した資料集です。これまで、自治体が編さんする歴史資料集は、専ら研究者が利用することを前提に制作されていましたが、本書は一般の方々にも興味をもっていただけるように、様々なガイドを設けてなるべくわかりやすい部分を増やすよう工夫しました。各巻の冒頭に、館林地域を代表する資料を『テーマ別資料』として、カラー版にして数点並べ、読み下しやコメントを丹念につけ、理解しやすいものにし、この部分だけ通してみれば地域の歴史の概略がわかるようにしました。」
平成13年度から始まった新館林市史の資料編第2巻である。一般的な市史よりも大きいサイズであり、紙製カバーのみの簡易装丁である。単なる資料の羅列になりがちな市史資料編を、各テーマごとにカラーで数点の資料を解説するページを設けて、通史編要素を取り入れているのが好感を持てる。館林を含む上野の地は戦国時代、上杉氏・北条氏・武田氏の抗争の地であり、関連文献も多数収録されている。おそらくフルカラーになるであろう特別編「石造物(城館・中近世考古資料)」と合わせて利用すると地域研究も進むと思われるので、刊行が楽しみである。
購入方法は以下のホームページで確認できます。
館林市史刊行案内ホームページ
*現在絶版(2009年1月24日)
絵図と地図にみる館林 館林市史 特別編第2巻
発行:館林市
編集:館林市史編さん委員会
発行日:2006年3月初版
ページ数:484P+付図4枚
定価:3,000円(5%税込) 限定1000部
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は、江戸時代から現代までの館林のさまざまな姿を描いた絵図や地図・航空写真など約450点の写真を掲載しまとめたものです。江戸時代に描かれた館林城や城下町、各村ごとの村絵図。近代になって、新たな測量技術を駆使して作られた町や村の地図。そして、館林市が誕生した時の地図。こうした絵図や地図の変遷をたどることで、私たちの住む町や村がどう変化してきたか、その様子をつぶさに見ることができます。この中には、本書の編集途中で新たに発見された資料も多く、特に館林城本丸に三重櫓が描かれた徳川綱吉時代の館林城絵図の発見は、これまで知られていた館林城の歴史を塗り替えるほどの発見にもなっています。」
平成13年度から始まった新館林市史の特別編第2巻である。一般的な市史よりも大きいサイズであり、紙製カバーのみの簡易装丁である。総フルカラーのページは見やすいが、国絵図や村絵図となると元が非常に大きいため、A4サイズの本書をもってしても文字の判別は非常に厳しいのは仕方のないことか。館林城の絵図が何種類も収録されている。最近刊行を見つけたが、1年前の刊行にもかかわらず「領布終了」の文字が・・・。内容からしてこの値段は安い。1000部限定という冊数が少ないようが気がするが、ぜひとも再版を希望する。私は幸運にも古書で購入できた。
購入方法は以下のホームページで確認できます。
館林市史刊行案内ホームページ
*現在絶版(2009年1月24日)
二条城にはふたつ天守閣あり
出版社:大龍門書店
発行日:2000年11月初版
ページ数:144P+附図5枚
著者:永井太一郎
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「織田信長が築いた幻の二条城や、二条城の二つの天守閣である初代家康の天守閣と二代秀忠・三代家光の天守閣について、二条城のあらまし、二条城の建物などを写真や図を交えて解説する。」
貴重な絵図や古文献が掲載されているが、内容の理解は読者次第というところか。
太陽コレクション城下町古地図散歩6 広島・松山 山陽・四国の城下町
発掘された戦国の城下と港
関ヶ原町史 通史編上巻
発行・編集:関ヶ原町
発行日:1990年3月初版
ページ数:243P+附図5枚
定価:5巻セット 17,500円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
関ヶ原町史の中世を含む通史編。読みどころはやはり関ヶ原合戦に関するところ。所々に古文書や古文献などの資料を挟みながら本文がすすむ。
販売は5巻セットのようだが、古書としても入手可能であるので、関ヶ原合戦についてはこの「通史編上巻」と「資料編一」を購入すればよい。
関ヶ原町 関ヶ原町史刊行一覧ホームページ