発行:郡山城史跡・柳沢文庫保存会
発行日:1983年9月1日初版
ページ数:26P+図版7P+附図1枚
編者:奥田尚
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
「古くからこの天守台には今日土俗信仰にまでなっている”逆さ地蔵”に代表される多くの伽藍石や、伝平城京羅城門の礎石などが転用されていることで知られている。これらは周知のように興福寺など南都の古い寺社が長い歴史の間で培ってきた強い中世的特権に、新興の武士達が自らの権力を誇示するために下した大きな弾圧そのものであった。」
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カテゴリー: 郷土史
加能史料研究 第6号
発行:石川地域史研究新興会
発行日:1994年3月31日初版
ページ数:101P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第6号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
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加能史料研究 第5号
発行:石川地域史研究新興会
発行日:1993年3月31日初版
ページ数:110P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第5号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
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加能史料研究 第4号
発行:石川史書刊行会
発行日:1989年11月30日初版
ページ数:132P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第4号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
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加能史料研究 第3号
発行:石川史書刊行会
発行日:1988年3月31日初版
ページ数:76P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第3号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
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加賀史料研究 第2号
発行:石川史書刊行会
発行日:1986年3月31日初版
ページ数:119P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第2号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
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加能史料研究 創刊号
発行:石川史書刊行会
発行日:1985年5月3日初版
ページ数:112P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第1号。創刊号のみは現在品切状態で購入できない。
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武蔵野の城あと
出版社:中央公論社
発行日:1975年11月初版
ページ数:480P
編者:芳根次朗
定価:非売品
オススメ度:★☆☆☆☆
書評:
「本書の表題が武蔵野の城あと、ですから従来存在していた城は全部解説しなければならないわけでですが、私の手許に資料が足りませんので解説できなかったわけですが、其の後、資料がいくつか入手できましたので城名だけ記しておきます。小谷岡城、丸子城、喜多見城、六郷城、柴崎城、飯倉城等であります。尚、本書の内容ですが目的の原稿が不足のために江戸名所図会や、其の他、太平記、武蔵風土記等を収録いたしましたので大変お判りにくい事と思いますが、ご諒察の程お願い申し上げます。」
武蔵野の城に関する資料を集めて収録したものらしいが、一部写真は状態が悪く、また古文書も写真印刷であり、あくまで資料である。古書として比較的入手も可能であるが、どれほどの価値があろうか。写真は本書であるが、箱が別にある。
四国の古城
出版社:四国毎日広告社
発行日:1974年9月初版
ページ数:185P
著者:山田竹系
定価:800円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「青い国四国には、美しい城があちこちにある。それらは、その地方の住民のこころのふる里であり、また観光のポイントでもある。ざっと当たってみても、城と称するに値する砦や館も合わせるとその数は四国で八百にあまる。そのうち主なものを拾ってここに再現してみたい。」
四国の城を紹介した一般書としては初めの部類であり、歴史を中心に簡潔に書かれている。著者の意図としては観光ガイドブックを作成したのであろうが、出版社としては広告媒体だったのか、到底城や観光とは関係のない広告もある。
武蔵の古城址 -城址・砦址・館址-
出版社:武蔵野郷土史刊行会
発行日:1980年11月初版
ページ数:275P
著者:小幡晋
定価:1,200円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「小幡晋氏は、さきに武蔵野郷土史刊行会から『多摩の古城址』を出版され好評を拍した。その続編として今回『武蔵の古城址』を世に送ることになった。中世の城郭は実に数多く築かれたものの、それらに関する史料は皆無に近く、必要性を痛感しながら、歴史の研究者には容易に近より難いテーマであり、そこに城郭研究の難かしさがある。」
著者自ら踏破した城を紹介している。先の「多摩の古城址」と同様、装丁が甘く、端のページから順に背から外れてしまう。入手は非常に困難であるが、現在は同対象の他書もある。対象区域は開発の激しい地域であるため、すでに開発されて変わった土地に関しては当時の様子を知る手がかりにはなろう。