寺部城跡・寺部城関連遺跡・勧学院文護寺跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第27集

寺部城跡・寺部城関連遺跡・勧学院文護寺跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第27集
発行:豊田市教育委員会
発行日:2006年3月31日
ページ数:254P+図版58P
編集:豊田市郷土資料館
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「鈴木氏(中世)・尾張藩家老渡辺家(近世)の居城であった寺部城の調査。土師皿が大量に出土。縄文時代後晩期の遺物も多く、土偶・耳栓なども出土。昭和54年調査。関連遺跡は江戸時代の町屋にあたり、17世紀後半から18世紀の遺構・遺物を検出。平成9年調査。古代寺院である勧学院文護寺からは並行タタキを持つ布目瓦などが出土。昭和58年調査。」
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丸根遺跡・丸根城跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第32集

丸根遺跡・丸根城跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第32集
発行:豊田市教育委員会
発行日:2008年3月31日
ページ数:415P(図版52P含む)
編集:豊田市郷土資料館
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「縄文時代晩期の遺跡として著名な丸根遺跡では、晩期前半の竪穴住居1、土器棺墓3、土坑39を調査。石囲炉を伴う竪穴住居からは、多量の遺物が出土した。土器、焼骨、炭化物等についての論考・分析あり。丸根城は小曲輪の発掘。隣接する丸根遺跡の建物群なども考慮すると、15世紀後葉の築城と考えられる。縄張りについての論考あり。平成1・2年調査。」
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挙母城(桜城)跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第33集

挙母城(桜城)跡 豊田市埋蔵文化財発掘調査報告書第33集
発行:豊田市教育委員会
発行日:2008年10月31日
ページ数:99P+図版43P
編集:豊田市郷土資料館
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「1751年から築城が始まった挙母藩内藤家の居城。度重なる洪水により二の丸のみの完成にとどまったが、今回の調査では石垣・堀などを良好な状態で検出した。水敲石垣下の胴木がほぼ完全な状態で遺存しており、堀底では障子堀を検出した。築城絵図や古写真との比較検討あり。平成18・19年調査。」
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小諸城城郭絵図 小諸市誌歴史篇(三)近世史資料

小諸城城郭絵図 小諸市誌歴史篇(三)近世史資料
発行:小諸市教育委員会
発行日:1992年3月1日
ページ数:100P
編纂:小諸市誌編纂委員会
定価:2,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『小諸城城郭絵図』は、宝暦三年(1753)甲良門葉大匠棟梁芳隣によって作図された、小諸城内の建造物、屋形、曲輪など、六十余枚に及ぶ精密な絵図面である。ふつう、城郭の精密な絵図などは、防衛上安易に目に触れられないものであろう。しかし、小諸藩では二百四十年前に極めて精巧な城郭絵図が完成していたのである。小諸市にとって市指定文化財であり、宝物であると同時に、現在は石垣だけが残る懐古園のそこここに、かつては見事な矢倉や御屋形が築かれていたその威容さを、たとえ図面であるにしても後世に伝える義務があることを強く思うものである。」
小諸城の貴重な城郭絵図を部分ごとに掲載している。小諸市誌の一冊として販売されたものであるが、現在は残念ながら絶版。今回は古本で入手できましたが、数もあまり出ていないようです。写真や全体図は少々不鮮明ですが、個別絵図ははっきりと文字も確認できますよ。
小諸市誌ホームページ

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長岡郷土史 第27号

長岡郷土史 第27号
編集・発行:長岡郷土史研究会
発行日:1990年5月19日
ページ数:195P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
長岡市の郷土史研究家による投稿の史学会会誌であろうと思われる。今年NHK大河で注目を集めるであろう「天神山城」と「与板城下町」に関する2本の論文が面白い。内容はかなり本格的なものである。

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越中安政の大地震古文書集 解題第十四集

越中安政の大地震古文書集 解題第十四集
編集・発行:新湊古文書に親しむ会
発行日:2008年3月
ページ数:93P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
上に古文献写真、下に解題文という形式で古文書を掲載しています。今号のテーマは「安政大地震」ということで、加賀藩、富山藩に大きな被害をもたらした地震に関係する文書が多く載せられています。生の古文書は素人にはなかなか読めるものではないので、解題文があるだけでも助かりますね。
本書は射水市新湊博物館で購入することができます。
射水市新湊博物館ホームページ

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神仏分離令と新湊 新湊市民文庫5

神仏分離令と新湊 新湊市民文庫5
発行:新湊市教育委員会
発行日:1992年3月31日
ページ数:51P
著者:荒木菊男
定価:200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「明治の大変革は、幕藩体制下のいろいろな生活様式、意識や形式を変え、新しい時代への生活様式やいろいろな考え方を生み出しました。神仏分離令も、本当は神道あるいは仏教という本質を究め、これを二つに分けていこうというのが本来の趣旨であったわけです。したがって、こういうことが正しく行われたならば、宗教史にとって大きな意義があったと思われます。しかし、一部の神道学者、一部の国学者によって急進的で排他的な、まだ整っていない活動が行われ、結果的に良いものにはなりませんでした。そういうものが神仏分離令です。時期的には150年も前のことであり、そして、富山藩のような峻烈な合寺事件が新湊ではなかっただけに、案外、忘却のかなたへ消し去られたような感じがします。しかし、わずかな手がかりをもとに神仏分離令や宗教史をたどるのも、宗教そのものを考えるうえで意義のあることではないでしょうか。」
加賀藩と富山藩の対応の違いにより、同じ富山にあって神仏分離令の影響はかなり異なったようです。本誌裏には「非売品」とありますが、のちに新湊市民文庫として販売されるようになったようです。本書は射水市新湊博物館で購入することができます。
射水市新湊博物館ホームページ

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新湊市の社寺建築 新湊市民文庫26

新湊市の社寺建築 新湊市民文庫26
発行:新湊市教育委員会
発行日:2004年3月31日
ページ数:104P
著者:上野幸夫
定価:200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
新湊市として最後の発行となった市民文庫です。モノクロの小冊子ながら寺院・神社の観覧ポイントを文化財視点からまとめています。値段も安く、旧新湊市内を散策するときは非常に参考になります。本書は射水市新湊博物館で購入することができます。
射水市新湊博物館ホームページ

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