萩城下町地図 -嘉永年間萩城下・侍屋敷と町-

萩城下町地図 -嘉永年間萩城下・侍屋敷と町-
発行:しらがね 白石書店
発行日:1969年8月初版、1972年9月改訂3版
ページ数:A1判折り込み絵図1枚
編集:萩郷土文化研究会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本図は、財団法人熊谷美術館所蔵『萩城下絵図屏風』の複製図の印刷である。複製にあたっては、御家流書体を楷書に改め、肩書の長いものは略語を記し、また他家所蔵絵図、萩藩分限帳などを参照して二十数箇所にわたり修正したほかは、地形・彩色等は微細な点まで原図を忠実に再現した。」
萩城は雲に包まれるように描かれているが、城下は町割りははっきりと分かり、寺院地が赤色、町人地が彩色されるなど萩城下町の様子がよくわかる絵図である。

藩政時代広島城明細絵図 附属城坊居館・武家屋敷図

藩政時代広島城明細絵図 附属城坊居館・武家屋敷図
編者・発行:林保登
発行日:1934年1月26日
ページ数:付図15枚
定価:1円50銭(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本絵図の発行は編者が自己本業の余暇既往七カ年を費して編集を終え昨夏ようやく発行した『芸藩集要附藩士家系名鑑』に継ぐの一仕事で材料を得るに従いて各その原図を活写し縮図案配して上梓せしめた相当努力を要したものである。」
なにしろ戦前の古いものなので状態はよくないですが、貴重な絵図が15枚(うち3枚は1枚に複数図)付いています。広島城そのものよりも城下町のほうが多いですね。昭和45年に芸備風土研究会より復刊されていますが、それにしても古いので絶版です。

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はままつ城めぐり

はままつ城めぐり
編集・発行:浜松市博物館
発行日:2006年7月8日
ページ数:48P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「合併した浜松市の城館のうち、約30例について、最新成果を紹介したガイドブック。」
展示図録として作成されたもののようだが、浜松周辺の城を訪ねる際は携帯もでき参考になるであろう。しかし、探訪コースの地図がわかりにくいので地図を携帯することも必須ですよ。
浜松市博物館展示解説書ホームページ

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平成20年度秋季特別展 天下人を祀る -神になった信長・秀吉・家康-

平成20年度秋季特別展 天下人を祀る -神になった信長・秀吉・家康-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2008年10月11日
ページ数:99P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「乱れた戦国の世を統一に導いた三人の天下人 -織田信長・豊臣秀吉・徳川家康には、共通点も多いと言われています。その一つが、それぞれが死去した後に、神として祀られるようになるという現象です。道なかばで京都本能寺で倒れた信長は、すぐには神になりませんでしたが、生前から神として祀られようとしていたことが、キリスト教宣教師の記憶に記されています。天下統一をなし遂げた秀吉は、京都東山に豊国大明神として祀られましたし、江戸幕府を打ち立てた家康は、東照大権現として日光をはじめ全国に鎮座しています。本展では、三人の天下人の神格化を巡る歴史や背景を、残された画像や資料から、考えてみたいと思います。」
本書は、平成20年10月11日より11月16日まで開催された秋季特別展の展示図録です。貴重な資料の数々がカラー写真で掲載されています。安土城考古博物館で購入できます。
安土城考古博物館ホームページ

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開館15周年記念 第35回企画展 信長と安土城 -収蔵品で語る戦国の歴史-

開館15周年記念 第35回企画展 信長と安土城 -収蔵品で語る戦国の歴史-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2008年1月19日
ページ数:95P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「博物館の展示や普及活動の根本にありますのは、各博物館がそのテーマや目的に応じて収集・保管している資料に他なりません。当館でもこの十五年、購入や製作、寄贈および寄託を受けることにより、収蔵資料充実に努めてまいりました。しかしながら、これらの収蔵品はこれまで、一部を常設展示や特別展でご紹介することはあっても、全体像を展示しご披露する機会に恵まれませんでした。このたび、開館十五周年を記念して、収蔵する戦国・織田信長関係資料を用いて企画展を開催することといたしました。」
本書は、平成20年1月19日より3月30日まで開催された企画展の展示図録であるとともに、当館の織田信長、戦国時代関係収蔵目録です。貴重な資料の数々がカラー写真で掲載されています。安土城考古博物館で購入できます。
安土城考古博物館ホームページ

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伊勢松坂城及び其の城下町

伊勢松坂城及び其の城下町
編集・発行:飯南多気郷友会
発行日:1933年9月15日
ページ数:36P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今日三重県の都市として、最も輝かしかるべき未来を持っているものは、松阪市である。松阪は元来松坂城の城下町として建設されたものであるが、後にはそれが商業都市として、目ざましい活躍を為すに至った。ただこの光栄ある大松阪市の基礎が果して何人によって築かれたかということになると、今日の松阪人の多くは、存外無関心であるらしい。偉大なる未来を有する松阪人は、市制施行の祝福すべき日に当り、須らく頭を回らして、自己の市の古へを顧るだけの心の余裕を持たなければならない。」
戦前の古い本である。松阪に城下町が開けた経緯を書いている。旧字体もあって読みづらいところもあるが、当時の貴重な写真も巻頭に4枚収録されている。表紙はご覧のとおり汚れているが、松阪市の歴史を知る上では、貴重な本ではなかろうか。

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彦根城の修築とその歴史

彦根城の修築とその歴史
発行:彦根市教育委員会
発行日:1995年7月
ページ数:24P
編集:彦根城博物館
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「彦根城は昭和三十二年から三十五年にかけて実施された国宝彦根城の天守・附櫓および多聞櫓の修理から三十三年を経て、現在、平成八年末の完成をめざして再度大改修工事が進められている。この展示を通じて江戸時代の彦根城の存在がどのような意味をもっていたか。また、頻繁に行われた修築は、彦根藩のみならず幕府と彦根藩との関係においてどのような意味をもっていたのかを考えたい。」
本書は平成七年七月二十三日から八月二十二日までの期間、彦根城博物館が開催するテーマ展の展示図録である。

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高岡山瑞龍寺

高岡山瑞龍寺
編集・発行:高岡市教育委員会文化財課
発行日:1996年3月31日
ページ数:68P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回実施された昭和・平成の大修理は、文化庁、富山県を初めとする多くの関係者の方々の格別のご指導とご支援のもと、全国や地元の企業・有志の皆様のご協力をいただいて成し遂げられたものであり、ここに皆様に厚くお礼申し上げる次第であります。」

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高岡山瑞龍寺

高岡山瑞龍寺
発行:瑞龍寺刊行会
発行日:1981年9月12日
ページ数:168P
編集:瑞龍寺国宝保存会、高岡市立博物館、富山新聞社
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「私ども富山新聞社は利長公が開いた高岡の地で、戦後復刊の生ぶ声をあげてからことしで三十五年の年輪を刻みました。復刊三十五年の記念事業として、『瑞龍寺秘宝展』を開催いたしたのも地域文化の担い手としての当社としても最もふさわしい事業と思考したからでありあmす。この展覧会を機に関係者の間で同寺の縁起、堂塔、仏像、工芸品、古文書を集大成して後世に残そうとの機運が高まりこの小冊子となったわけです。」

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風土記の丘(信仰遺跡)

風土記の丘(信仰遺跡)
発行:越中風土記の丘保存会
発行日:1971年
ページ数:112P
編集:富山県教育委員会
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「富山県の立山連峰は、日本のアルプスの最北端の高山として、地質、気象、動、植物学等の自然文化の宝庫として世界に名高いが、これとともに、日本古代よりの全国信仰を集めた霊山として古来、富士、白山と共に、『日本三霊山』の一つとして知られている。ここに『立山文化遺跡調査報告書』と題して刊行する。」
立山信仰に関する貴重な調査報告書である。

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