常設展高岡ものがたり 高岡市立博物館常設展ガイドブック

常設展高岡ものがたり 高岡市立博物館常設展ガイドブック
編集・発行:高岡市立博物館
発行日:2008年3月26日
ページ数:65P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「高岡市立博物館は高岡城跡(高岡古城公園)という由緒ある地にあります。博物館では平成19年7月21日に常設展をリニューアルし、『高岡ものがたり』 -楽しく知ろう!ひらめき・ミュージアム-をオープンしました。原始・古代から現代までの高岡市の通史を概観し、伝統産業や民俗部門などの充実をはかったものです。」
リニューアルした高岡市立博物館の図録ですが、高岡城を中心として高岡の歴史がわかりやすくまとめられています。

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ぶらり!東京近郊の名城・古城

ぶらり!東京近郊の名城・古城
出版社:PHP研究所
発行日:2008年10月
ページ数:95P
著者:西ヶ谷恭弘
定価:952円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「江戸城、八王子城、小田原城、川越城、岩槻城、忍城、高崎城、水戸城、宇都宮城、佐倉城など、東京から日帰りで行ける、関東地方の名城・古城を地図入りで紹介。」
同種の本は幾つか出たが、もう少し1城1城にページを割いて見所を解説してほしかった。初心者向け。
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三重・国盗り物語 -伊勢戦国兵乱私記- 総集編

三重・国盗り物語 -伊勢戦国兵乱私記- 総集編
出版社:伊勢新聞社
発行日:1974年6月
ページ数:326P以上
著者:服部 哲雄、芝田 憲一
定価:2,100円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は伊勢新聞に掲載された連載に、北畠氏の資料を追加したものである。確かに読んでみると、小説と歴史のちょうど間を行くような文章である。伊勢国の中世歴史に関しては貴重な本であるが、絶版で現在では非常に入手困難なのが残念ですね。
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図録 KOSODE 百華繚乱 -丸紅所蔵衣裳名品展-

図録 KOSODE 百華繚乱 -丸紅所蔵衣裳名品展-
編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2009年6月5日
ページ数:30P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「総合商社・丸紅株式会社は、美術工芸の幅広い分野にわたり優れた作品を所蔵しており、特に絵画と染織品については、国内有数のコレクションと高く評価されています。この度、丸紅株式会社及び京都丸紅株式会社のご協力により、時代衣裳など総数約400点にのぼる染織品コレクションから、近世の女性の小袖を中心に、約60点を県内で初めて一堂に展示することとなりました。」
本書は平成21年6月5日から7月12日まで同館で開催されている企画展図録です。きれいな小袖の数々がカラーで収録されています。本物には負けますが、これだけの点数の図録も珍しいことと思います。石川県立歴史博物館で購入できます。
石川県立歴史博物館ホームページ

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近江源氏と佐佐貴神社 近江守護佐々木一族の系譜 開館10周年記念展・平成14年度秋季特別展

近江源氏と佐佐貴神社 近江守護佐々木一族の系譜 開館10周年記念展・平成14年度秋季特別展
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2002年10月12日
ページ数:102P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「佐々木氏は、宇多天皇の皇子敦実親王の系譜を引き、『近江源氏』『宇多源氏』の名で知られています。承平六年(936)に敦実親王の子雅信が源姓を下賜され、その孫成頼の代には一族が近江に下向したとされます。蒲生の地・佐々木庄を領した一族は、以後佐々木の姓を称するようになります。」
本書は、平成14年10月12日より11月10日まで開催された秋季特別展の展示図録です。貴重な資料の数々がカラー写真で掲載されています。残念ながら現在品切れです。
安土城考古博物館ホームページ

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第34回特別展 高松城と栗林園

第34回特別展 高松城と栗林園
編集・発行:高松市歴史資料館
発行日:2003年10月4日
ページ数:36P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「天正16年生駒親正によって城が築かれ城下町として生まれたのが、現在の高松市でございます。現在、築城より四百十五年を経過したところですが、その間、多くの出来事がありました。城主は生駒氏から松平氏に変わり、明治維新により街は大きく変貌を遂げました。そのような変遷のなかで、高松の江戸時代を伝えてくれる数少ない場所が、今回テーマとして取り上げた玉藻公園と栗林公園でございます。今回の展示では、高松城と栗林園がどのような過程で成立していったのか考えるとともに、身を削ぐようにして変わらざるを得なかった明治時代、そして大正時代から現在までの変貌を追ってみたいと存じます。」
高松市歴史資料館で平成15年10月4日から11月9日まで開催された特別展図録。城絵図や庭園絵図がいくつも紹介されている。縮小してあるので詳細まではわからないが、カラーで掲載された絵図の数々は見ていても楽しい。

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歴史の道調査報告書 山陽道 岡山県歴史の道調査報告書第一集

歴史の道調査報告書 山陽道 岡山県歴史の道調査報告書第一集
発行:岡山県文化財保護協会
発行日:2002年3月
ページ数:50P+付図13P
編集:岡山県教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「岡山県教育委員会では国庫補助を受けて、平成三年度から三か年計画で、県内の主要な近世の『道』とその周辺を調査し、記録にとどめることといたしました。第一年次の本年度は『西国街道(山陽道)と倉安川』『津山往来』、『高瀬通しと玉島往来』を調査し、その現状を明らかにいたしました。」
平成に入ってから全国で国庫補助による歴史の道調査が行われたが、本書も岡山県で行われた調査の一冊である。道は歴史を語るということで、日々変わりゆく姿を少しでも多く記録しておこうという試みは大事なことである。道と集落や城の関係は深く、古の道の位置を知ることでなぜそこに人がいたのかが分かることも多いので非常に参考になる。

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江戸城を歩く 祥伝社新書161

江戸城を歩く
出版社:祥伝社
発行日:2009年6月
ページ数:252P
著者:黒田涼
定価:1,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「多くの碑や石垣、門、水路、大工事の跡などが残っている江戸城周辺を楽しむ、江戸と東京の歴史に触れる全12の散歩コースを紹介。カラー写真と現在の地図、古地図も載せ、トイレやコンビニなど便利な情報も満載。」
これは江戸城散策のガイド本として秀逸ですね。江戸城の周辺に残る隠れたスポットを歩いて散策できるコースを紹介していること。手頃なサイズでカラー写真を見ながら実物を確認しながら歩けること。著者の参加するNPOの最終目標が江戸城天守再建とは、ここだけは現実離れしていますが、近くに住んでいればこの本片手に江戸城を満喫できるのになあ。
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岡山城物語 上巻

岡山城物語 上巻
出版社:岡山リビング新聞社
発行日:1991年6月
ページ数:172P
著者:市川俊介
定価:1,068円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この度、岡山リビング新聞社の御厚意により、『岡山うらばな史~烏城物語』の連載の前半(南北朝期~宇喜多氏時代)を上梓することになった。『岡山うらばな史』は、リビング新聞社の”気楽に茶の間で読め、岡山の歴史を理解できる”ような記事をという註文で執筆した。」
郷土史に分類できる地元新聞に掲載された記事を加筆修正して掲載している。もとが新聞記事ということもあり非常に読みやすい。最近は増えてきた地元郷土史の本であるが、本書のように一昔の本となると絶版しているものが多く、入手が困難なのが残念である。
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岡山城物語 下巻

岡山城物語 下巻
出版社:岡山リビング新聞社
発行日:1992年7月
ページ数:197P
著者:市川俊介
定価:1,068円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「備前の国は、絢爛豪華な大輪の花を咲かせた古代吉備文化の中核として繁栄した。この地は気候や豊沢な土地という自然条件に恵まれ、中世の戦乱暗黒時代に、幾多の武将が争奪を繰り返した。この足跡については、昨年春、『岡山城物語』(上巻)で発行した。この度、『岡山うらばな史~烏城物語』(リビングおかやま)に連載した後半の『江戸時代』を『岡山物語』(下巻)として上梓することになった。リビング新聞に、過去6年間、265回連続掲載した。」
郷土史に分類できる地元新聞に掲載された記事を加筆修正して掲載している。もとが新聞記事ということもあり非常に読みやすい。最近は増えてきた地元郷土史の本であるが、本書のように一昔の本となると絶版しているものが多く、入手が困難なのが残念である。
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