編集・発行:中国・四国地区城館調査検討会
発行日:2009年11月28日
ページ数:320P
定価:2,940円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
1997年に発足した中国・四国地区城館調査検討会の始めての論文集。内容は専門的なものですが、最新の城館研究に触れることができます。
カテゴリー: 郷土史
秋季特別展 残照 本能寺からの織田一族
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:1994年10月15日
ページ数:99P
定価:不明 品切れ
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本展では、秀吉が天下統一を進める中で、失われていこうとする信長の威光というものを、信長の息子たちに焦点をあてて追究しています。これまで、秀吉から家康へとつづく天下統一の過程として描かれていた歴史を、信長の息子たちの視点から見直してみようというのがこの展覧会のねらいです。」
本書は、平成6年10月15日より11月13日まで開催された秋季特別展の展示図録です。貴重な資料の数々がカラー写真で掲載されています。とてもいい図録なんですが、開館当時の図録はほとんど品切れなんですよね。
安土城考古博物館ホームページ
長田町遺跡・長町遺跡・穴水町遺跡 金沢市文化財紀要143
姫路城 名城をゆく2 小学館101ビジュアル新書
出版社:小学館
発行日:2009年12月
ページ数:190P
編集:小学館「名城をゆく」編集部
定価:1,100円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「白鷺城の名もある、完璧な城郭・姫路城。その見どころのほか、歴史を動かした人物や合戦、城下町を紹介する。修理中の見学情報、地元出身のドイツ文学者が城への思いを綴った文章なども収録。城内・周辺地図付き。」
以前同社から発売された「週刊名城をゆく」から4年。目次構成は前書を踏襲しているが、内容は新書版となって非常に充実している。シリーズ第2冊目は現在平成の大修理中の姫路城。ポケットサイズで城内・城下散策には欠かせない一冊となっている。
滝山城戦国絵図 中世城郭のからくり よみがえる滝山城ハンドブック
唐津藩四百年記念 からつ歴史考
発行:唐津市
発行日:1994年10月22日
ページ数:91P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
平成6年10月22日から11月6日まで唐津市近代図書館美術ホールで開催された展覧会用の図録をかねて、唐津藩四百年記念として作成された冊子。
巻頭15ページを除き、多くはモノクロページなのが残念ではあるが、唐津藩の歴史を概観できる内容となっています。
続きを読む 唐津藩四百年記念 からつ歴史考
宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念 東本願寺の至宝展 両堂再建の歴史
続・福井藩と江戸 平成21年秋季特別陳列
編集・発行:福井市立郷土歴史博物館
発行日:2009年10月15日
ページ数:29P+絵図2枚
定価:600円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「特に今回は幕末期の福井藩江戸屋敷の変遷や、藩主松平康永の江戸での人物交流などのテーマに力点を置き、関連するさまざまな資料を陳列いたしました。」
平成21年秋の特別陳列(10月15日から11月30日まで)の解説図録です。福井藩の江戸屋敷絵図など興味深い資料がたくさん掲載されています。平成20年秋の「福井藩と江戸」の第二弾展示です。絵図が2枚ついてお徳な気分です。絵図から「松平えちぜん殿」を探してみよう!
本書は福井市立郷土歴史博物館で購入できます。
福井市立郷土歴史博物館ホームページ
林原美術館名品展 備前池田家ゆかりの能面と能装束
発行:金沢能楽美術館
発行日:2009年10月17日
ページ数:8P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
金沢能楽美術館で2009年秋季特別展(10月17日~11月23日)の図録です。開館以来、展示品図録以外は発行していないはずなので、初めての図録になると思われます。ポストカードもありましたので、林原美術館よりの要請もあったのかもしれませんが、展示を見て後で振り返るにはとてもよい材料となりますね。