ふるさと石川歴史館 発行元:北國新聞社 発行日:2002年6月初版 ページ数:558P 編集:橋本澄夫、東四柳史朗、高澤裕一、奥田晴樹、橋本哲哉 定価:15,000円+税 オススメ度:★★★★☆ 書評: 石川県の歴史を写真や図を多用して読みやすく仕上げている。石川県全域が対象にはなっているが、県庁所在地金沢に関する記事が最も多い。読み進めると地元に住んでいても知らないことがたくさんあることを気付かされる。金沢検定において、近世・現代の歴史的参考書が少ないなかでは価値ある一冊である。 続きを読む ふるさと石川歴史館
利家とまつ 加賀百万石への旅 発行元:北國新聞社 発行日:2001年9月初版 ページ数:112P 定価:1,000円+税 オススメ度:★★★★☆ 書評: 前田利家と妻まつの足跡をたどる旅ガイド本。尾張から加賀、能登、近江、京都、大阪、九州、江戸へ、2002年NHK大河ドラマ「利家とまつ」の舞台を歩く。 続きを読む 利家とまつ 加賀百万石への旅
図説 前田利家 発行元:尾山神社 発行日:1999年4月初版 ページ数:151P 編者:図説前田利家編纂委員会 定価:2,000円+税 オススメ度:★★★★☆ 書評: 図説というだけあって資料として写真が多く掲載されていて面白い。NHK大河「利家とまつ」にあわせ第2版が出版された前田利家に関する人気書籍のひとつである。コラムに利家の肖像が16個も比較で載せられており興味深い。 続きを読む 図説 前田利家
加賀百万石異聞 高山右近 発行元:北國新聞社 発行日:2002年12月初版 ページ数:145P 定価:2,200円+税 オススメ度:★★★☆☆ 書評: 北國新聞・富山新聞に2002年1月~12月まで掲載された記事を元に加筆・構成されています。もともとが新聞記事なので各テーマが4ページほどに簡潔にまとめられており、どこから読んでも面白い。大きなカラー写真がたくさん掲載されているのもうれしい。書籍名が「高山右近」となっているが、右近の人生を辿りながら周囲の状況・人物についての解説もあるので、戦国時代が好きな人にはオススメである。 有名なキリシタン大名である高山右近は名城の名手でもあった。 続きを読む 加賀百万石異聞 高山右近
利家・利長・利常 前田三代の人と政治 発行元:北國新聞社 発行日:2002年3月初版 ページ数:226P 著者:見瀬和雄 定価:1,800円+税 オススメ度:★★☆☆☆ 書評: 利家・利長・利常という加賀藩の基礎を作った3人の実績を通して各人の人物像を探っている。利家に関する書籍は多く出ているが、利長・利常にスポットを当てた書籍は少なく貴重である。 続きを読む 利家・利長・利常 前田三代の人と政治
前田利家と能登・七尾 七尾市・前田利家入府420年記念シンポジウム 発行元:北國新聞社 発行日:2002年8月初版 ページ数:197P 編集:七尾市教育委員会文化課 定価:1,800円+税 オススメ度:★★★☆☆ 書評: 平成13年に行われたシンポジウムの報告書という形式でまとめられており、一般の前田利家を扱った書籍は一線と画している。後半は前田利家に関する資料が一部カラーで掲載されている。本文は講演しているような文章そのままなので、読みやすい。 続きを読む 前田利家と能登・七尾 七尾市・前田利家入府420年記念シンポジウム
新装版 おもしろ金沢学 発行元:北國新聞社 発行日:2005年10月初版 ページ数:229P 定価:1,238円+税 オススメ度:★★★☆☆ 書評: 2005年第1回が実施された「金沢検定」の参考図書です。金沢検定に出るかも・・・!!ということです。近くに住んでいても「そうかなるほど」とうなずくものも多々あります。金沢検定を受験する人だけではなく、転勤で金沢へ来る人も一読の価値有り。 続きを読む 新装版 おもしろ金沢学
よみがえる金沢城 1 出版社:北國新聞社 発行日:2006年3月初版 ページ数:159P 編集:石川県教育委員会事務局文化財課金沢城研究調査室 定価:2,000円(税込5%) オススメ度:★★★★★ 書評: 金沢城研究調査室が発掘調査などの結果を踏まえて5年間の研究成果をまとめている。金沢御堂の時代から現在までの移り変わりをイラストや古地図、古い写真などを多用してあり、興味を持って読み進めることができる。この書籍がこれから本格化する金沢城復元の盛り上がりの一助となることを願っている。 この「よみがえる金沢城」シリーズは全五巻で発行される予定であり、今回の出来から想像して次も楽しみである。 続きを読む よみがえる金沢城 1
金沢検定300問ドリル 発行元:時鐘舎 発行日:2006年1月初版 協力:金沢経済同友会 ページ数:203P 定価:952円+税 オススメ度:★★★☆☆ 書評: 2005年第1回が実施された「金沢検定」の試験問題解説書です。京都検定に次ぐ受験者を集めたことでも注目されたが、予想より低い合格率でふるさと検定にしては高難度という印象を与えた。第2回試験は、2006年11月19日。受験を考えている方はレベルを知る上で、地元の方はふるさとの歴史を知る上で必携の書籍です。北國新聞社の独立ブランド「時鐘舎」の第一弾書籍。 続きを読む 金沢検定300問ドリル