編集:金沢大学資料館
発行:金沢大学資料館
発行日:2011年10月17日
ページ数:17P
定価:無料
オススメ度:★★★☆☆
「来たる2012年は、金沢大学の濫觴となった加賀藩種痘所の開設から150年目に当たります。その記念の年に向けて一昨年よりスタートした金沢大学の歴史を遡る特別展シリーズの最終回は「金大事始~加賀藩種痘所から学都金沢へ~」と題して、前身校のさらなる源流である幕末明治初期の諸学校とそこでおこなわれた医学教育・科学教育に焦点を当てることにしました。」
書評:
金沢の医学の歴史が金沢大学の歴史と重なります。諸冊子ですがよくまとめられており、金沢検定に役立ちそうです。
カテゴリー: 金沢検定参考書
よく分かる金沢検定受験参考書
発行:時鐘舎
出版社:北國新聞社
発行日:2011年10月
ページ数:279P
定価:1,238円+税
オススメ度:★★★☆☆
「分野別にその傾向と対策を紹介した「金沢検定」の参考書。加賀藩主とその家族、加賀藩政のポイント、金沢城と兼六園、成り立ちと街並み、美術工芸、偉人・著名人、食・年中行事・方言・民話などを解説する。チェック欄あり。」
書評:
来月7回目が開催される金沢検定、ふるさと検定の中では低い合格率が示すとおり難しい試験となるが、それは年々広くなる出題範囲にあるのだろう。そういう意味では待望の参考書といえるのだが、予想問題集はほとんど的中していなかっただけに、この充実した参考書からどのくらいの問題がでるのかは不明。しかし、基礎知識として持っていれば十分金沢通と言える。
まるごと金沢
加越能近世史研究必携 第二版
監修:田川捷一
出版社:北國新聞社
発行日:2011年7月
ページ数:294P
定価:3,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近世古文書を素材とした加越能地域史研究の成果を集成。加越能三カ国の領国図・領主変遷・藩県沿革をはじめ、主要役職者名一覧、十村一覧、加賀藩・富山藩・大聖寺藩の諸統計などを収録。」
ながらく絶版となっていた加賀藩とその分家、富山藩、大聖寺藩に関係する系図、役職など藩政期を研究する者には持っていて損はない辞書の復刊です!オンデマンド印刷によるものなので、一部印刷ムラがあるページもありますが、古書でもほとんど手に入れる機会はなくなっていたので、入手できるようになっただけでも大変に有難いものです。
「北國総研のふるさと講座」 城下町金澤町づくし DVD-VIDEO
金沢検定予想問題集2011
金沢検定予想問題集2010
金沢検定予想問題集2009
幕末の加賀藩
編集・発行:石川県立郷土資料館
発行日:1977年6月1日
ページ数:38P
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近代日本の出発点となった明治維新は、薩長土肥の西南雄藩の主導権によるものとされています。とすれば、全国三百近い諸藩のほとんどが、なすすべもなく維新を迎えたということになりましょう。くわえて、加賀藩は日本一の大藩であったため、従来幕末期の行動は維新に乗り遅れた代表と目され、そのことのみが問題視されてきたきらいがあると思います。今回の展示は、幕末激動期の郷土の社会状勢を概観していただこうとするものです。」
昭和52年6月1日から7月10日まで同館で開催された春季特別展図録。写真はすべてモノクロであるが、明治時代の水をたたえる金沢城百間堀、囲いのない七稲地蔵など貴重な写真が掲載されています。
金沢の史跡探訪
発行:財団法人金沢市文化保存財団
発行日:1992年6月
ページ数:99P
監修:金沢の史跡探訪作成調査会
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、市内に所在する国指定文化財、石川県指定文化財、金沢市指定文化財および金沢市指定建造物等を中心に、平成3年11月22日現在、その所在地が確認できたものを収録した。」
金沢市内の文化財指定された所在を地図で示した本です。散策には非常に便利なのですが、情報がやや古いのが残念です。発行は金沢文化振興財団の前身である金沢市文化保存財団となっています。新版でないですかね?本書は、金沢文化振興財団の管理する資料館・記念館など一部で購入できます。