新版 金澤百萬石の城下町 美しきニッポンの遺産

新版 金澤百萬石の城下町 美しきニッポンの遺産
出版社:時鍾舎
発行日:2006年12月初版
ページ数:226P
編者:北國新聞社編集局
定価:2,095円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦災を免れ、藩政期以来の景観・文化をいまも数多く残す金沢。井上靖や深田久弥ら金沢ゆかりの100人がつづった文章と貴重なモノクローム写真が、城下町の鼓動を生き生きと伝える一冊。」
金澤城下町の風景をモノクロ写真で掲載している。百萬石城下町の風景を楽しめます。地元の方は何か懐かしさを感じることができますよ。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 新版 金澤百萬石の城下町 美しきニッポンの遺産

国際恐竜シンポジウム2008 予稿集 アジアの恐竜研究最前線

国際恐竜シンポジウム2008 予稿集 アジアの恐竜研究最前線 国際恐竜シンポジウム2008 アジアの恐竜研究最前線 国際恐竜シンポジウム2008 アジアの恐竜研究最前線
編集・発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2008年3月19日
ページ数:68P
定価:当日参加者配布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2008年3月22日・23日に開催された「国際恐竜シンポジウム2008」で配布された資料集です。当日はロシア、中国、モンゴル、タイ、韓国、カナダ、日本と多彩なスピーカーによる研究の最新情報が報告されました。

フクイラプトル [復原モデル]・[全身骨格]

フクイラプトル [復原モデル]・[全身骨格]
発売:福井県立恐竜博物館
発行日:2006年7月14日
販売元:ノムラデペロップメント
造形企画制作:海洋堂
原型制作:荒木一成
定価:各1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
評価:
フクイラプトルは日本で見つかっている獣脚類のなかで、唯一全身骨格が復元されている恐竜です。原型は学研の「恐竜骨格モデルシリーズ」も担当している恐竜造形の第一人者荒木一成氏、造形はフィギュア造形では有名な海洋堂と夢のコラボレーションによる福井県立恐竜博物館オリジナルモデルです。当博物館は恐竜の全身骨格を数多く展示していますので、大人も子供も1日中楽しめます。本グッズは博物館ミュージアムショップで購入できます。遠方のため行けない方は博物館ホームページのネットショップから購入できます。ミュージアムショップでは後援会会員(ダイノメイト)になると一割引で購入できますよ。
フクイラプトル [復原モデル]
フクイラプトル [全身骨格]

かなざわ・まち博百科

かなざわ・まち博百科 かなざわ・まち博百科付録地図
発売:北國新聞社
発行:かなざわ・まち博2006開催委員会
発行日:2006年7月28日
ページ数:143P+付録「かなざわ・まち博マップ」
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「非戦災都市金沢には、前田家百万石の城下町として栄えた江戸期の史跡や寺社、町並みと明治、大正、昭和の時代を伝える建造物の多くがほとんどそのままの姿で残っています。そして、恵まれた自然環境や風土のなかで市民が大切に育んできた伝統や文化が脈々と今に息づいています。『かなざわ・まち博』は、金沢のまちを博覧会場に見立て、生活する市民にまちの魅力を再発見してもらおうと企画され、2000年7月29日朝、北陸鉄道のループバス『犀星』『鏡花』『秋声』号の発車式からスタートしました。まちを学ぶ多彩な講座や散歩学、イベントなどへの参加者数は年々増えており、今年4月に試行した春のまち博も成功裏に終了しました。」
金沢市内の約1200ヵ所の見どころやお店を紹介する。毎年夏に開催される「かなざわ・まち博」の平成18年度の公式ガイドブックですので、イベントスケジュールはすでに役立たないものになっているが、たくさんの見どころを紹介しているので付録マップを一緒に持っていれば、金沢を観光する際には非常に役に立つでしょう。地元の方には隠れた見どころ発掘の手がかりとなります。一冊目は2001年、本書は2006年、今年は新しい版出るのでしょうか?
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む かなざわ・まち博百科

恐竜VSほ乳類 1億5千万年の戦い ビジュアル版

恐竜VSほ乳類 1億5千万年の戦い ビジュアル版
出版社:ダイヤモンド社
発行日:2006年8月初版
ページ数:94P
編集:NHK「恐竜」プロジェクト
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ヒトは恐竜に勝利した? スーパーサウルスはなぜ巨大化した? 恐竜を食べるほ乳類がいた? 恐竜とほ乳類の1億5000万年にわたる戦いの歴史を、超リアルなCGと図解を使って解き明かす。」
2006年7月にNHKスペシャルとして放映された「恐竜VSほ乳類」を分かりやすく30のテーマに分けて掲載している。私的には少し期待するものと違った。もっとCGがどーんと掲載されていることを期待していたのだが意外に小さい。しかし、内容は子供から大人まで楽しめる内容となっている。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 恐竜VSほ乳類 1億5千万年の戦い ビジュアル版

恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた

恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた
出版社:文藝春秋
発行日:2008年2月初版
ページ数:365P
著者:ピーター・D・ウォード
訳者:垂水雄二
定価:2,238円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「地球が誕生して以来、酸素濃度が一定であったことはなかった。高酸素の時代に爆発的に繁栄した動物も、低酸素の時代に一匹残らず消えていく。生命6億年の一大盛衰史を酸素濃度の変動から解き明かす、新しい進化仮説の誕生!」
原書は「Out of Thin Air」(薄い大気のなかから進化した)という題であることを考えると、本書の題名は実に巧妙である。恐竜好きなら恐竜が鳥に進化したことは知っているがその原因となれば読みたいに違いない。本書の大部分は酸素濃度が進化に影響を与えたことについての論文なのだが、原文の面白さと訳者の力量でどんどん読み進めたくなります。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた

金沢検定予想問題集2008

金沢検定予想問題集2008
出版社:自鐘舎
発行日:2008年1月初版
ページ数:271P
協力:金沢経済同友会
定価:1,143円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
金沢検定に焦点を当てた問題集第3弾。金沢通を試す本検定も年々受験者が増えている。「300問ドリル」という名称が「予想問題集」になっているので何問あるのか確認したらやはり300問ありました。これで予想問題集も3冊になり、初級はこれでお手のもの!?本書から「覚えておこう」というテーマごとのポイントページが増え、ますます使いやすくなりました。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 金沢検定予想問題集2008

シリーズ「遺跡を学ぶ」011 江戸のミクロコスモス 加賀藩江戸屋敷

シリーズ「遺跡を学ぶ」011 江戸のミクロコスモス 加賀藩江戸屋敷
出版社:新泉社
発行日:2004年12月初版
ページ数:93P
著者:追川吉生
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「東京大学・本郷キャンパスは戦火をまぬがれ、その後急激な再開発がおこなわれなかったため、江戸時代の遺構が良好な状態でのこされていた。上は藩主から下は奉公人まで数千人は暮らしていたといわれる『江戸の小宇宙』加賀藩本郷邸の姿を考古学から明らかにする。」
考古学の発掘調査を一般向けに解説した本。初心者にも取り付きやすいように、イラストや写真がカラーで掲載されているのは大変よい。加賀前田藩の江戸上屋敷については書籍も少ないので、知りたい方は入手しても損ありませんよ。
同時期の発掘調査についてもっと詳細に知りたい方は、「加賀殿再訪」(東京大学出版会刊)をご覧下さい。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む シリーズ「遺跡を学ぶ」011 江戸のミクロコスモス 加賀藩江戸屋敷

赤門は知っている

赤門は知っている
出版社:叢文社
発行日:2007年11月初版
ページ数:158P
著者:野村昭子
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「東京都文京区本郷の東京大学の地は、加賀百万石前田藩の江戸屋敷だった。現代まで180年を生き抜いてきた赤門(御守殿門)が見つめてきた時代を、『加賀藩史料』と新発掘史料にもとづいてひもとく。」
東大の赤門、それは将軍家斉の娘、溶姫が加賀藩十三代斉泰に輿入れするために普請されたものである。加賀藩に嫁ぐといえ加賀へ移動した訳ではない、当時斉泰は江戸本郷の加賀藩上屋敷に住まいしていたため、江戸城から加賀藩上屋敷に移動しただけである。しかし、その後幕末の情勢のなか加賀へ下向することなる。溶姫の生きた時代を加賀藩史料の記載を引用して紹介する。現在、石川郷土史学会副会長。
この書籍をAmazonで購入する この書籍を楽天ブックスで購入する この書籍をbk1で購入する

続きを読む 赤門は知っている