出版社:石川県図書館協会
発行日:1933年12月31日初版、1970年4月25日復刻版
ページ数:214P
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
森田柿園による加賀藩の貨幣の歴史、大著です。藩政期の加賀藩における貨幣流通、製造、藩札も掲載されています。全体的には図よりも文字が多いですね。
投稿者: Tadashi
週刊野鳥の世界 第1号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年2月16日
ページ数:14P+33P+バインダー付
定価:290円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
週刊創刊号。野鳥を満喫できる週刊誌。創刊号は「カワセミ」、あの青さは印象的です。バインダーが付いてお得な290円です。
ディアゴスティーニ「野鳥の世界」専用サイト
Software Design 総集編 2000>>>2009 10年分のバックナンバーを大収録
週刊池波正太郎の世界09 真田太平記<二>
世界遺産 琉球王国のグスク及び関連遺産群
江戸城の考古学 -江戸城跡・江戸城外堀跡の発掘調査- 千代田区文化財調査報告書12
編集・発行:千代田区教育委員会
発行日:2001年3月28日
ページ数:165P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、江戸城跡(区遺跡番号1)と江戸城外堀跡(区遺跡番号28)に関わる遺跡の発掘調査報告書である。当該遺跡のうち内堀・外堀については、国特別史跡江戸城跡、国史跡江戸城外堀跡に該当する。本書の構成は、第1章を全体調査の解説とし、第2章を東京大学総合研究博物館所蔵遺物の再調査成果、第3章以降を昭和62年から平成11年に行われた江戸城・江戸城外堀跡に関する遺跡発掘調査報告である。」
続きを読む 江戸城の考古学 -江戸城跡・江戸城外堀跡の発掘調査- 千代田区文化財調査報告書12
週刊安土城をつくる 第55号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年2月16日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第55号。赤母衣衆筆頭の前田利家、黒母衣衆筆頭の佐々成政とよく紹介されるが、黒母衣衆の筆頭がずっと成政だったわけではないようです。同じ黒母衣衆に河尻秀隆や中川重政の名も見えるので後の時代によるようです。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト
松江城 山陰文化シリーズ28
信長の美濃攻略史研究
発行:新美濃史学会
発行日:1976年9月1日
ページ数:134P
著者:松田亮
定価:1,700円 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「元来『永禄十年説』の論拠は、(1)斉藤竜興四家老連署状(中島文書)と、(2)『信長公記 首巻』『信長公記 巻一』の二点であって、信長の最終的な美濃支配の年次が永禄十年であるとの抜識は、尊畏遵挙すべきものの、その月日が八月一日であるという確証はいずれにも記載されていないのである。従って、単にこれら僅少な史料によって、容易に永禄七年八月一日の史実を抹消することは、聊か不十分であり、軽挙の謗を免れ得ないのである。・・・私は日本大学教授福地重孝博士の御指導のもと、多年にわたる該当古文書の渉猟発掘によって、今に到って、漸く、その真史の徹底的な究明を完了し得、ここに拙文を草して新学説を展開し、有縁の識者諸賢の御批判を、偏に仰がんとするものである。」
信長の岐阜城攻略の年について、永禄七年説と永禄十年説についての論拠を検証する論文集である。現在でも決着を見ない両説に興味ある方には面白いと思いますよ。
地図で読み解く戦国合戦の真実
出版社:小学館
発行日:2009年12月1日
ページ数:159P
監修:小和田哲男
定価:2,100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「桶狭間の戦い、大坂の陣、上田合戦(第1次)といった、著名な14の戦いを取り上げ、古戦場の様子と合戦の経過を地図と写真を用いて詳述。合戦について学べる施設やゆかりの場所、合戦時の部隊編成表、戦国史年表なども掲載。」
合戦を紹介する本は多数これまでも発売されているが、数多くの合戦を紹介する本と本書は一線を画している。それは合戦ひとつひとつについて、現在の状況(遺構や石碑など)と比較して、当時の状況を浮き彫りにしようという姿勢によるものである。しかし、読んでみるとまだまだ掘り下げが甘いものもあり、まだまだ見るべきところは残っているぞ!と突っ込みたく記事もあるが、手軽に持ち運びができるところは評価できる。