週刊安土城をつくる 第57号

週刊安土城をつくる 第57号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年3月2日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第57号。ミニコーナー「戦国覚書」で「山中鹿之助か山中鹿助か」という話題が載っていた。「山中鹿之助」のほうが目にする機会が多いが、これは明治以降の文学による影響らしく、当時の文書はむしろ「山中鹿助」と書かれているらしい。歴史上の人名は難しいです。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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一向一揆と富樫氏 石川県図書館協会郷土叢書

一向一揆と富樫氏
出版社:石川県図書館協会
発行日:1934年10月5日初版、1971年9月1日復刻版
ページ数:214P
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀一向一揆前後の資料を集めて収録。特に「官地論」は3種類収録している。石川県図書館協会の郷土叢書シリーズの中でも入手しづらい一冊。

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前田氏戦記集 石川県図書館協会郷土叢書

前田氏戦記集
出版社:石川県図書館協会
発行日:1935年11月8日初版、1971年9月1日復刻版
ページ数:174P
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀藩藩祖の前田利家、二代利長時代の戦記を集めて収録。旧字体が読みづらいが貴重な資料の数々、石川県図書館協会の郷土叢書シリーズの中でも入手が難しい一冊。

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池尻城跡発掘調査概要 Ⅳ

池尻城跡発掘調査概要 Ⅳ
編集・発行:大阪府教育委員会
発行日:1990年3月
ページ数:28P+図版12P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「大阪狭山市に所在する池尻城跡は、狭山池の北堤から北へ延びる台地上に築かれた南北朝期の城館跡です。池尻城は当地に在住される末永雅雄先生の研究を皮切りにして、昭和60年に実施した発掘調査によって城館を取りまく空堀、郭の跡が検出され、私達の目の前に姿を現しました。今年度は城郭跡の範囲、内部構造を具体化していく上で重要な遺構である大溝などを検出し、多くの成果を上げることができました。」
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一個人 2010年3月号 保存版特集 戦国武将入門

一個人 2010年3月号 保存版特集 戦国武将入門
出版社:KKベストセラーズ
発行日:2010年1月26日
ページ数:160P
定価:680円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「勝つか負けるか、生きるか死ぬか。領土拡大、そして天下統一のために戦った戦国武将たち。『日本一の兵』と敵方までもが賞賛した真田幸村、茶や香に通じる文化人でもあった隻眼の勇将・伊達政宗の生き様は、時を超えて現代人を魅了する。大量の常備軍を備え鉄砲による革命的な戦をした織田信長、チーム体制で戦国最強の家臣団を作った武田信玄や、戦略を嫌いあくまで正攻法を好んだ上杉謙信の、智慧を尽くした合戦の裏側には、はたしてどんな事実が隠されていたのか?戦乱の世に命を掛けて信念を貫いた戦国武将たちの全貌に迫る。」
「入門」と冠しているものの、なかなか内容は充実しています。写真やイラストが豊富で目で楽しむ楽しさもありますね。
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週刊真説歴史の道 第1巻 織田信長天下取りの道

週刊真説歴史の道 第1巻 織田信長天下取りの道
発行:小学館
発行日:2010年2月22日
ページ数:38P
定価:250円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
小学館から新しいウイークリーブックの発売です。同社からは以前「週刊新説戦乱の日本史」というウイークリーブックが発売されていましたので、ラインナップはかぶります。戦国、幕末が多い中で、吉田松陰やお江は今年と来年のNHK大河を睨んだラインナップですね。小学館シリーズ得意の地図のわかりやすさは健在です。
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史跡飛山城跡保存整備基本計画

史跡飛山城跡保存整備基本計画
編集・発行:宇都宮市教育委員会社会教育課
発行日:1985年4月
ページ数:86P+付図3枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「飛山城跡は、『宇都宮氏を中心とする中世下野国の歴史を理解する上で、貴重な存在である』との理由から国の史跡として指定(昭和52年3月8日付)を受けました。指定地は、城跡としての遺構が顕著に残存する約13万平方メートルに及びました。一応、公有地化事業を推進することによって、城跡の恒久的保存を図る見通しがついた当教育委員会では、史跡公園化に向けての整備に本格的に取り組むこととし、『史跡飛山城跡保存整備委員会』を設置(昭和62年5月13日付)いたしました。」

書評:
発掘調査報告書と違い、保存整備基本計画書は当時の現況や城の歴史が詳細にまとめられているので非常に参考になります。
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週刊安土城をつくる 第56号

週刊安土城をつくる 第56号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年2月23日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第56号。姉川の戦いで信長が小谷城包囲から岐阜城へ帰還したことに勘違いし、三好三人衆が阿波から摂津に出てきたのを、信長が包囲したことが本願寺がさらに勘違いし、信長VS本願寺の10年戦争が始まったとは驚きです。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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越前・朝倉氏関係年表 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料3

越前・朝倉氏関係年表 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館古文書調査資料3
編集・発行:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2010年2月20日
ページ数:229P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、越前・朝倉氏に関する歴史史料を保延2年(1136)の朝倉高清誕生から、慶長5年(1600)までの460余年にわたって網羅しています。起稿は『朝倉氏遺跡資料館紀要1989』ですが、この紀要は年報と研究紀要の性格を併せ持つ体裁のため紙面の割り当ても少なく、17年目の『一乗谷朝倉氏遺跡資料館紀要2006』の『越前・朝倉氏関係年表稿(9)』でようやく朝倉義景最後の天正元年(1573)まで辿り着くことができた次第です。その後、朝倉氏滅亡後の家臣や越前の動向について知りたいという声や、1冊にまとまった年表を望む声が多く聞かれました。」
資料館が古文書調査としてまとめる報告書資料で、「朝倉氏五代の発給文書」「朝倉氏の家訓」に続く3冊目です。内容は本当に年表だけですが、朝倉氏について調査するときは非常に役立つでしょう。

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