週刊野鳥の世界 第16号 タゲリ

週刊野鳥の世界 第16号 タゲリ
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年6月8日
ページ数:33P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
第16号。なぜ雛は体内で育てずに卵なのか?興味深いテーマです。
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金沢城の三御門 -河北門・橋爪門・石川門- 金沢城史料叢書11

金沢城の三御門 -河北門・橋爪門・石川門- 金沢城史料叢書11
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2010年3月初版
ページ数:168P
定価:1,200円(税込5%)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「石川県金沢城調査研究所では、平成18年度から石川門を含む金沢城の城門に関する総合的調査に着手しております。この事業では、考古学、歴史学、建築史学、それぞれの立場から総合的な調査を進め、城内各所に存在した城門の姿や、その変遷、使われ方等の解明に努めてきました。本書は、これまで4年間の調査成果を、中間報告としてまとめたものです。本書では、石川門に関する基本資料を多く載せておりますが、これは現在進めている附属太鼓塀等の解体修理工事に伴う調査の中で、多くの関係資料が確認されたためであります。これに加え、本年春、復元工事が完了する河北門について最新の調査成果を要約し紹介しました。さらに橋爪門については、これまで周知されている資料を中心に掲載し、今後の調査に備えることにしました。」
石川門の太鼓塀修理に関する資料が中心ですが、石川門の昭和修理に関する未公開の写真が多数掲載されているのは貴重である。三御門の文字史料が掲載されている。
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金沢城跡石垣修築工事報告書 -玉泉院南西石垣- 金沢城史料叢書10

金沢城跡石垣修築工事報告書 -玉泉院南西石垣- 金沢城史料叢書10
発行元:石川県土木部公園緑地課、石川県金沢城調査研究所
発行日:2010年3月26日初版
ページ数:(本文編)177P+(資料編)244P
定価:6,680円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本報告書は、平成17~20年度に石川県が実施した金沢城跡玉泉院丸南西石垣修築に伴う調査及び工事の報告書である。」
石川県体育館の撤去に伴い、金沢城公園の一部として整備と発掘調査の始まった玉泉院丸の石垣の修築工事の報告書。修築工事の報告のみならず、玉泉院丸に関する古地図、古写真なども掲載されているので玉泉院丸整備の第一弾報告書として利用できる。カラー図版も混ざるためか高価となっているが、「本文編」「資料編」の2冊で構成されている。
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研究紀要 金沢城研究 第8号

研究紀要 金沢城研究 第8号
発行元:石川県金沢城調査研究所
発行日:2010年3月初版
ページ数:116P
定価:370円(税込5%)
オススメ度:★★★★☆
収録城郭:金沢城、甲府城
書評:
「金沢城調査研究所」の報告書第8号である。本年は金沢城の絵図を読み解く論文が多いので興味を持ちやすいであろう。また、公儀普請や山梨県を中心とした石垣の比較検討から金沢城の石垣を見つめ直す視点で客員研究員の論文が並んでいる。
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週刊真説歴史の道 第17巻 豊臣秀長総大将の四国攻め

週刊真説歴史の道 第17巻 豊臣秀長総大将の四国攻め
発行:小学館
発行日:2010年6月22日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
このシリーズはあまり取り上げられない進攻経路を取り上げることも多く、今号は豊臣秀長を大将とした四国攻めである。
小学館「真説歴史の道」専用サイト

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週刊安土城をつくる 第73号

週刊安土城をつくる 第73号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年6月21日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第73号。三方原で徳川家康の身代わりとなった夏目次郎左衛門吉信、当地には供養塔が立てられている。
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安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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久能山城跡現況遺構確認調査報告書 久能山城

久能山城跡現況遺構確認調査報告書 久能山城
編集・発行:久能山東照宮、静岡古城研究会
発行日:1994年3月31日
ページ数:56P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「久能山には古く、平安時代の初めより天台宗の名刹、久能寺があった。戦国末期、甲斐の武田信玄が江尻城を中心とする駿河経営にのりだし、当山に本格的な城郭を構築して武田水軍の拠点とした。この信玄の城は武田氏の滅亡後、家康公の有するところとなり、豊臣氏の支配を経て、再び公の手に帰するが、公自ら神として当山を永眠の地に定められたことにより廃城となった。」

書評:
久能山城は東照宮鎮座の地として調査未踏となっていたが、静岡古城研究会により学術調査として東照宮側が快諾して本書としてまとめられた。中世寺院の山城転用の例として貴重な調査である。
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越前波多野城跡 永平寺町文化財調査報告書第3集

越前波多野城跡 永平寺町文化財調査報告書第3集
編集・発行:永平寺町教育委員会
発行日:1990年3月31日
ページ数:31P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「波多野城については江戸時代の地誌にわずかに見える程度で、城郭としての実態や、その歴史的意義については、ほとんど明らかになっていませんでした。城山山頂も雑木が繁茂し、城の縄張りが把握できないような状況となっていました。近年、本町ではふるさとの自然や歴史を愛する文化の香りの高い町をめざして、文化遺産の発掘調査・保存・活用に努めてきましたが、ようやく平成元年度に国および県の補助をいただき波多野城跡の範囲確認調査に着手することになりました。」
波多野城の本格的な縄張り調査。最初に永平寺城の城館跡の分布が載っているのでこちらも参考になる。

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足助の中世城館

足助の中世城館
編集・発行:足助町教育委員会
発行日:2001年3月30日
ページ数:79P
著者:鱸鍳
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、豊明市の故鱸氏が昭和62年から平成8年にかけて調査した足助町内所在の中世城館跡の報告書である。」
鱸氏は愛知県が行った中世城館跡調査の調査員もされていたことから、本書の書式も「愛知県中世城館跡調査報告Ⅱ(西三河地区)」に準じた形式となっているが、巻末に報告Ⅱに未掲載の城館跡の可能性のある5城館跡が掲載されているので、補遺として使用したい。

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美濃古戦記史考 六古記原文とその注釈

美濃古戦記史考 六古記原文とその注釈
発行:瑞浪市郷土史研究会
発行日:1969年5月
ページ数:251P
著者:渡辺俊典
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「美濃国の歴史・事件・秘話などを記録して後世の人々に伝えようとして掛かれた古事や軍記・見聞記などの類は、東濃地方だけにでも十指に余るものが残っている。これらの多くは江戸時代に書かれ、この時代の武士や旧家などに伝承され、時のよってはさらに愛好者によって写本もされ、民間における歴史本として代々伝えられ、明治まで大切に読まれ受け継がれて来たものである。しかしこれらは、やや物語り的な要素が多く、その上人名、年号などの混同や明白な矛盾、全くの誤り書きと思われる部分などもあって、地方史の史料としてやはり信憑性には欠けるものである。しかし、それはそれとして、だからこれらの古事類は、全く無意味なものだと言うことにはならないと信じている。本書は、いくつもの不正確さを所々にもっているこれらの古事類を、あえて『美濃古戦記史考』としてまとめ、広く一読願うことを考えたもので東濃地方に残るこれらの古事の集録書でもある。」
いわゆる第二級史料とされる戦記の類を東濃地方に関係するものに限り、活字化して収録したものであるが、単に活字化したのみでなく、該当の城跡や寺院の項では写真が掲載されている。貴重書である。
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