出版社:イカロス出版
発行日:2010年7月
ページ数:111P
定価:1,524円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「廃墟となった古城にこそ、城鑑賞の醍醐味がある。いざ、戦国時代の山城へ−。安土城、小谷城、春日山城、岩村城の鑑賞ルートガイドを掲載するほか、全国のオススメ廃城の見どころを解説。街中の意外な城郭、廃城物語等も掲載。」
こんな城ガイド本があっていいのか!?と思わせる構成、しかし内容はしっかりしている。それもそのはず!自分の城ホームページを作ってまで愛している方々が編集にかかわっているのです。最近天守の城以外にも興味が沸いて来たという方にはぜひ買っていただきたい!自分はパラパラと眺めているだけで行きたくなってウズウズしてしまいました。
投稿者: Tadashi
築城400年記念特別展 甦る延岡城
編集・発行:延岡市教育委員会文化課
発行日:2003年7月19日
ページ数:16P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「平成15年(2003)は、高橋元種が慶長6~8年(1601~1603)にかけて延岡城を築城し、城を中心とした城下町を形成してから400年を迎えます。そこで今回、現在の延岡市の基礎を築いてきた旧延岡藩主に関する資料の中から、延岡城や延岡藩政に関するものを中心に、全国各地の所蔵機関などに残る資料を集め、初めて一堂に展示することにしました。」
2003年7月19日から8月17日まで延岡市内藤記念館で開催された特別展図録。
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週刊真説歴史の道 第28巻 北条氏康河越夜戦
発行:小学館
発行日:2010年9月14日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
今号は久しぶりの戦国時代、北条氏康の河越夜戦です。小田原から川越までの道のりや夜襲の様子が面白かったです。
小学館「真説歴史の道」専用サイト
歴史人 創刊号(No.1) 戦国2大人気武将を徹底解剖 真田幸村・伊達政宗
週刊安土城をつくる 第85号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年9月13日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第85号。フロイスが信長の建てた安土城を、無神論者の滅ぶべき運命の象徴としてバビロンの塔を彷彿とさせる描写をしたという説は大変興味深いものでした。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト
三木城跡及び付城跡群総合調査報告書 三木市文化研究資料第23集
発行:三木市教育委員会
発行日:2010年3月31日
ページ数:252P+図版34P+資料編92P
編集:三木城跡及び付城跡群学術調査検討委員会
定価:3,000円(5%税込) 130部
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は、平成18年度から4年にわたり、三木城や三木合戦にまつわる遺跡についての総合調査を行った結果をまとめたものです。この調査は、考古学、縄張り、文献史学等の分野の専門家によって検討を加えていただきました。」
三木城跡群の国史跡指定に向けて行われた総合調査の報告書。大部であるためか発行部数が少なすぎます。そのため、一般販売は予約だけで品切れとなり、自分も発売直後に古書として定価より随分高く購入しました。
三木市の本書案内ページ
平成13年度 上城跡遺跡 日南市埋蔵文化財調査報告書第16集
編集・発行:日南市教育委員会
発行日:2002年3月
ページ数:69P+図版37P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「この報告書は、平成11年度に日南市環境保健課にて実施した「上城霊園整備事業」に伴う上城跡遺跡の報告書です。」
書評:
この城跡は飫肥城の伊東氏と島津氏の間で合戦を繰り返した地らしいのだが、墓地として造成されていることもあるのか、城としての遺構は何もでていません。遺物も縄文時代を中心としたものであり、位置がずれているのか、城跡としての遺構は破壊されているのか、残念ですね。
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世田谷城跡 東京都世田谷区豪徳寺2丁目14番の発掘調査記録
発行:世田谷区教育委員会
発行日:2006年3月17日
ページ数:79P+図版14P+付図1枚+CD-ROM1枚
編集:世田谷城跡第7次調査会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「世田谷城跡の所在する世田谷区豪徳寺2丁目付近は、世田谷区のほぼ中央部に位置しています。現在は緑道となっている烏山川が大きく蛇行するあたりを望む小高い丘の上にあり、豪徳寺と世田谷城址公園の一帯は都史跡として比較的良好な景観を保っています。このたび実施した調査地区は、これまで「本郭」と呼ばれ、城の中心部とされてきた郭の一部にあたります。調査は当初、集合住宅建設に先立つ事前調査という記録保存を目的としたものでしたが、調査終了後に建設計画は白紙となり、発掘されたさまざまな遺構は地下に埋没保存されることになりました。」
世田谷城の本格的発掘調査としては初めての報告書。
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再検証 小西行長 謎の武将が今よみがえる
発行:熊本県宇土市
発行日:2010年3月26日初版、2010年7月31日改訂版
ページ数:201P
編集:字土市教育委員会
定価:1,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「キリシタン大名小西行長の真の姿とは!平成21年に開催した「シリーズ再検証・小西行長」講演会全4回とシンポジウム「小西行長を見直す」の内容をまとめた小西行長研究最新情報満載の1冊」
宇土市史の別冊刊行物として字土市で販売していますが、宇土の功労者小西行長への偏見をなくそうと抑えた価格になっているそうです。写真がカラーで入っていていいですね。
新宇土市史の紹介ページ
週刊野鳥の世界 第29号 カケス
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2010年9月7日
ページ数:33P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
第29号。カケスがどんぐりを飲み込む瞬間の写真がすごいね。
ディアゴスティーニ「野鳥の世界」専用サイト