出版社：さきたま出版会
発行日：2003年6月初版
ページ数：191P
著者：西野博道
定価：1,800円＋税
オススメ度：★★★☆☆
書評：
著者が5年かけて巡った関東8都県の80城の紀行記録です。訪問した当時の著者の感想がかなりの部分を占めるため、城郭の参考書としてみると不十分ですが、自分が訪問する前に予習として本書を読んでおくと、また違った視点から城郭散策を楽しめると思います。有名な城も無名な城も同列に扱っているところがよいです。
投稿者: Tadashi
よみがえる日本の城30 城を復元する
出版社：学研
発行日：2006年4月初版
ページ数：64P
監修：中井均、三浦正幸
定価：780円＋税
オススメ度：★★★★☆
書評：
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第30弾(最終巻)。
戦後の城の復元にスポットをあてている。城の復元というと、とかく天守閣ばかりがクローズアップされるが、門、櫓、石垣、さらには土塁という部分にも本書は写真入りで触れてある。本書の題である「よみがえる日本の城」を締めくくるにはよい内容です。
名城巡礼 探訪・桜の城
出版社：ぶんか社
発行日：2006年1月初版
ページ数：249P
著者：志茂田誠諦
定価：695円＋税
オススメ度：★★☆☆☆
書評：
本書は財団法人日本さくらの会が選定した「さくら名所百選」に選定されている城だけを収録している。城ごとに見頃が記載され参考になるが、惜しむらくはモノクロであることか。文庫とはいえ、値段が上がってもカラーで写真を掲載して欲しかった。
戦国の城
出版社：高志書院
発行日：2005年11月初版
ページ数：241P
監修：藤木久志
編集：埼玉県立歴史資料館
定価：2,500円＋税
オススメ度：★★★☆☆
書評：
埼玉県比企地域に所在する戦国時代の城郭、松山城跡・杉山城跡・小倉城跡での発掘調査により、年代や曲輪の構造などの点で新たに議論された成果を主たる題材として、2005年2月に開催されたシンポジウム「検証比企の城」の記録になります。シンポジウムということで一般的な解説書とは趣を異にし、口語調で書かれた部分もありますが、縄張り図も多く掲載され埼玉県の城郭を調べる際には揃えておきたい1冊でしょう。途中経過ですが、という断りが本書の中で何度が登場するが、ぜひ成果のまとまったときに続きをお願いしたい。
にっぽんの世界遺産DVD BOOK
出版社：宝島社
発行日：2005年2月初版
ページ数：48P＋DVD-ROM2枚組
定価：2,980円(5%税込)
オススメ度：★★★☆☆
書評：
2005年の日本の世界遺産12カ所すべてをDVDに収めたムック形式。城郭は姫路城が単独で、首里城が今帰仁城、座喜味城、勝連城、中城城とともに出てきます。美しい映像がこの値段で手に入りますので、なくならないうちにどうぞ！
名城を歩く24 江戸城 歴史街道12月特別増刊号
発行元：PHP研究所
発行日：2004年11月初版
ページ数：50P＋付録 江戸城鳥瞰復元図、古写真が語る見附
定価：540円(税込5%)
オススメ度：★★★☆☆
収録城郭：江戸城、稲付城、赤塚城、石浜城、石神井城、白金城、世田谷城
書評：
名城を歩くシリーズ第24回。写真が豊富ですが、ページ数が少ないので入門編として城郭を訪れるときに予習する、携帯する、という目的がよいでしょう。
PHPホームページ 歴史街道スペシャル「名城を歩く」
名城を歩く23 五稜郭 歴史街道11月特別増刊号
発行元：PHP研究所
発行日：2004年10月初版
ページ数：50P＋付録 五稜郭鳥瞰復元図、蝦夷共和国組織図
定価：540円(税込5%)
オススメ度：★★★☆☆
収録城郭：五稜郭、松前城、シベチャリチャシ、白老元陣屋、モロラン陣屋、茂別舘、戸切地陣屋、志苔舘
書評：
名城を歩くシリーズ第23回。写真が豊富ですが、ページ数が少ないので入門編として城郭を訪れるときに予習する、携帯する、という目的がよいでしょう。
PHPホームページ 歴史街道スペシャル「名城を歩く」
名城を歩く22 備中松山城 歴史街道10月特別増刊号
発行元：PHP研究所
発行日：2004年8月初版
ページ数：50P＋付録 備中松山城鳥瞰復元図、御根小屋復元図
定価：540円(税込5%)
オススメ度：★★★☆☆
収録城郭：備中松山城、津山城、勝山城、矢筈城、三星城、成羽城、楪城
書評：
名城を歩くシリーズ第22回。写真が豊富ですが、ページ数が少ないので入門編として城郭を訪れるときに予習する、携帯する、という目的がよいでしょう。
PHPホームページ 歴史街道スペシャル「名城を歩く」
名城を歩く21 仙台城 歴史街道9月特別増刊号
発行元：PHP研究所
発行日：2004年7月初版
ページ数：50P＋付録 仙台城鳥瞰復元図、仙台藩家臣団編成
定価：540円(税込5%)
オススメ度：★★★☆☆
収録城郭：仙台城
書評：
名城を歩くシリーズ第21回。写真が豊富ですが、ページ数が少ないので入門編として城郭を訪れるときに予習する、携帯する、という目的がよいでしょう。
PHPホームページ 歴史街道スペシャル「名城を歩く」
名城を歩く20 二条城 歴史街道8月特別増刊号
発行元：PHP研究所
発行日：2004年6月初版
ページ数：50P＋付録 二条城鳥瞰復元図、二条御殿中絵図
定価：540円(税込5%)
オススメ度：★★★☆☆
収録城郭：二条城、伏見城、淀城、勝龍寺城、御土居、勝軍山城、東山新城
書評：
名城を歩くシリーズ第20回。写真が豊富ですが、ページ数が少ないので入門編として城郭を訪れるときに予習する、携帯する、という目的がよいでしょう。「歴代二条城」では、室町幕府、秀吉、家康、秀忠が京都のどこに城を作ったのか、同じ場所ではないのが興味深い。
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