戦国大名浅井氏と小谷城

戦国大名浅井氏と小谷城
発行元:湖北町教育委員会
発行日:1991年3月初版
ページ数:30P
編者:小和田哲男
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
浅井氏研究の第一人者である小和田氏による小谷城の入門書。簡潔ながら小谷城や浅井氏の歴史に触れ、城跡の見どころを解説している。
購入は、滋賀県湖北町のホームページからメールで申し込むことができる。
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戦国大名浅井氏と小谷城 中村一郎先生遺稿集

戦国大名浅井氏と小谷城 中村一郎先生遺稿集
発行元:小谷城址保勝会
発行日:1988年3月初版
ページ数:54P
著者:中村一郎
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「故中村一郎先生は、小谷城跡の麓湖北町大字丁野出身で、早くから『戦国大名浅井氏と小谷城』をテーマに研究され、小谷城跡やその関係の中世城郭を精力的に調査されており、特に小谷城跡の研究では第一人者でありました。また氏は小谷城跡の保護・保存にも力をそそがれ、保存団体である小谷城址保勝会の再建に中心的な役割をし、以来保勝会の事務局長として保存・啓蒙活動を進められ大きな業績を残されました。」
地元の人ならではの小谷城に関する論文集である。保勝会会報に載せられたものが中心であり、なかなかまとまって入手できるものではないので、小谷城や浅井氏を研究する人は一冊持っていても損はないであろう。
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戦国大名浅井氏 紙本著色小谷城跡絵図

戦国大名浅井氏 紙本著色小谷城跡絵図
発行元:近江の城友の会
発行日:1991年3月初版
ページ数:4P+絵図1枚
編者:近江の城友の会
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
小谷城跡の明治時代の絵図。小冊子「戦国大名浅井氏と小谷城」や「史跡小谷城跡」の表紙に印刷されている絵図である。小冊子のものは文字が小さくて読めないが、この絵図は書き込まれた伝承などの文字を読むことができる。絵図のほかに解説になる当時の近江の城会報が同封されている。会報にはこの絵図の対比で、別の湖北町所蔵の小谷城跡絵図がモノクロであるが載っている。
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史跡 小谷城跡 -浅井氏三代の城郭と城下町-

史跡 小谷城跡 -浅井氏三代の城郭と城下町-
発行元:湖北町教育委員会、小谷城址保勝会
発行日:1988年10月初版
ページ数:78P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
本書は、1970年より6ケ年にわたって行われた史跡小谷城跡環境整備事業にともなう発掘調査によって出土した遺物を中心にまとめたものである。初めに、略史や城下に関する論文が数ページあるが、多くを出土した焼物の図版や写真で埋めているので、小谷城の解説本として期待すると反する可能性があるので注意。あくまで小谷城跡の調査報告書であるので、そういう目的で購入されたい。
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小谷城清水谷遺跡発掘調査報告書

小谷城清水谷遺跡発掘調査報告書
発行元:湖北町教育委員会、小谷城清水谷発掘調査団
発行日:1978年10月初版
ページ数:14P+図版10P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
本書は、昭和53年度に行われた滋賀県の実施する農業用水路工事に伴う小谷城清水谷遺跡発掘調査報告書である。清水谷は以前より小谷城の館が営まれていたところと考えられ、小谷城の性格を知る上で重要な役割を果たしているところと言われてきたが、遺跡の規模・実態などは明確に把握されておらず、工事地域について事前に発掘調査を実施することになったようである。
本調査では明確な遺構範囲を確定できなかったようであるが、調査報告書は一般に販売されることは珍しいので、興味あれば入手されたい。ちなみに時代的なものであろうが、図版として載っている写真はすべてモノクロである。
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近畿城門

近畿城門
発行元:丸善
発行日:1985年7月初版
ページ数:174P
著者:近藤薫
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「移築された城門を尋ねて、昭和53年に『東海城門』、昭和56年に『中部城門』、そして今回『近畿城門』をすることが発表出来ました。近畿地方には姫路城、二條城のように城郭の虎口にそのまま残る城門、膳所城のように城郭の遺構は殆どなくなったが浜辺の神社に移築されて残る城門、伏見城、聚楽第のように伝承の域を出ないのもありますが、この地方には多彩、貴重な城門が残っております。今回も明治4年の廃藩以前に建造された城門だけですが例外として明治20年に再建された重要文化財の大坂城、櫻門を入れました。」
今に残る江戸期の城門の写真を集録しています。惜しむらくは、すべての写真がモノクロであまり状態の良くないものがあるということ。時代か紙質もよくなり写真は前号よりは見やすくなっています。

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中部城門

中部城門
発行元:丸善
発行日:1981年10月初版
ページ数:96P
著者:近藤薫
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「城門の魅力に惹かれ、昭和53年、東海四県の現存している城門、移築された城門を捜し求めて『東海城門』を出しましたが、その後も一つでも多くの城門に接したく、そして先人の残してくれた文化財的な城門の保存を願いながら、今回は中部を尋ねました。ここに集録したのは、明治4年7月の廃藩以前に建造された城門だけです。明治24年に建てられた伊豆木陣屋の正門、外に数件除外してあります。」
今に残る江戸期の城門の写真を集録しています。惜しむらくは、すべての写真がモノクロであまり状態の良くないものがあるということ。

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歴史の道調査報告書 第一集 北陸道(北国街道)

歴史の道調査報告書 第一集 北陸道(北国街道)
発行元:石川県教育委員会
発行日:1994年3月初版
ページ数:198P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は文化庁の「史跡等保存整備費(特殊)国庫補助要項」に基づき、平成4年度から5年度にかけて石川県教育委員会が実施した歴史の道調査事業の報告書の第一集。県内を通る北陸道に関する調査書である。大聖寺城、小松城、松任城、金沢城、津幡城の各城下を通過して倶利伽羅峠から富山県に抜ける道の現状と歴史を調査している。
現在すでに売り切れの状態であるが、発行部数も少ないため古書の出回りも少ないようである。

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氷見の山城

氷見の山城
発行元:氷見市教育委員会
発行日:2001年1月初版
ページ数:248P
編者:氷見市教育委員会
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
富山県氷見市にある35の山城を紹介。この地は能登との国境として戦乱の絶えなかったことで中世から山城が発達した。文化財の副読本として「山城」のみをまとめたものは珍しい。富山県の城郭に興味ある方はどうぞ。
氷見の郷土読本ホームページ

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