戦史ドキュメント 川中島の戦い・下 龍虎激突

戦史ドキュメント 川中島の戦い・下 龍虎激突
出版社:学研
発行日:2002年6月初版
ページ数:358P
著者:平山優
定価:650円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
信濃国領有化を目論む武田信玄は、背後を固めるために今川・北条氏と連携、甲相駿三国同盟を成立。対抗する謙信は、北関東・房総の諸大名の指示を受け、関東管領上杉氏を継承、公方=関東管領体制の再構築を目指す。こうした政治的背景から関東騒乱と信濃侵略の二大潮流は合流、信玄と謙信の戦いは不可避となった。川中島をめざし、両者の人生は収斂していく。戦国武田氏最大の血戦を余すところなく描いた決定版!
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かながわの城 かながわ・ふるさとシリーズ44

かながわの城
出版社:かもめ文庫
発行日:1993年9月初版
ページ数:144P
著者:三津木國輝
定価:680円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
神奈川県は武家政治発祥の地で、建久三年(1192)には鎌倉に幕府が置かれ、その後室町幕府の鎌倉府、さらに戦国時代には関八州を制した小田原北条氏の本拠が小田原に置かれるなどして、これらに関連する多くの城が設けられた。これらをすべて掲載することは無理なこと。そこで比較的遺構の残っているものと、有名な合戦が行われた所、江戸時代に存在したものの中から選び、その他重要と思われる城館については、末葉にその所在を記載した。
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甲陽軍鑑入門 武田軍団強さの秘密

甲陽軍鑑入門 武田軍団強さの秘密
出版社:角川学芸出版
発行日:2006年11月初版
ページ数:286P
著者:小和田哲男
定価:629円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「風林火山」の旗の下、戦国時代最強の騎馬軍団として恐れられた武田軍団。その兵法をまとめた「甲陽軍鑑」は、軍略家・武田信玄の手の内を明かしている。「甲陽軍鑑」は、江戸初期の成立以来、甲州流兵法の基本文献として重要視され、講談・小説に語られる信玄のイメージを決定付けたほどよく読まれた。戦国史研究の第一人者が、その面白さを現代人向けに紹介し、軍略家・信玄の魅力を十二分に解き明かした入門書。
「甲陽軍鑑」というあまりに有名な軍記でありながら史実に乏しいという歴史的評価の低さについて、どういう経緯でそういう評価が定着していったのか、問題点は何だったのか、そして現在の「甲陽軍鑑」の価値を問いただしている。文庫であるが、内容は専門的、しかし興味あるものは先に読み進めたくなるテンポの良さがある。「甲陽軍鑑」そしてそれを基にした小説やドラマをどういうスタンスで楽しむべきかを示唆してくれる良書。
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Visual Basic 2005 クイックレシピ

Visual Basic 2005 クイックレシピ
出版社:技術評論社
発行日:2006年12月初版
ページ数:205P+付録CD-ROM1枚
著者:藤本壱
定価:2,280円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、無料版である「Visual Baic 2005 Express Edition」を利用して、さまざまな小物プログラムを作ることを通して、Visual Basic 2005のいわば勘所をマスターできるような内容になっている。フォームやコントロールの使い方や、Webページやメールへのアクセス、データベースの読み書きなど、多くのプログラムで活用できるようなテクニックを中心に解説している。
よくある入門書のような構文や関数の利用方法の解説に固執せず、具体的なプログラムの作り方のなかでプログラミングを習得できるようになっている。収録されたプログラムも遊びものからメールやデータベースの扱い方など実務に利用できるものまで幅広く、実際に作ってみたいと思わせるものが多い。
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Movable Typeで今日から始めるカスタムブログ 3.3完全対応

Movable Typeで今日から始めるカスタムブログ 3.3完全対応
出版社:秀和システム
発行日:2006年9月初版
ページ数:511P
著者:岡田庄司
定価:3,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
ブログ構築ツールとして人気のあるMovable Type 3.3のカスタマイズについての解説書。やりたいことを直感的に引ける見出しと分かりやすい解説で、さらにボリュームも十分ある。Movable Typeでブログを作成したいと思っている人におすすめ。
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根城跡 陸奥の戦国大名南部氏の本拠地 日本の遺跡19

根城跡 陸奥の戦国大名南部氏の本拠地 日本の遺跡19
出版社:同成社
発行日:2007年2月初版
ページ数:178P
著者:佐々木浩一
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
根城跡は八戸市馬淵川右岸に所在し、国史跡指定は1941年と古い。中世の北奥羽一帯を支配した南部氏の本拠地で、落城・領主交替もなく約300年存続した。1978年より本格的な発掘調査を開始、環境整備も順次進められ、主殿や附属施設等が主に考古学的成果を基に復原された。本丸の整備が完了した1994年から「史跡根城の広場」として一般公開されている。
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奥山荘城館遺跡 中世越後の荘園と館群 日本の遺跡15

奥山荘城館遺跡 中世越後の荘園と館群 日本の遺跡15
出版社:同成社
発行日:2006年10月初版
ページ数:186P
著者:水澤幸一
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
奥山荘城館遺跡は、新潟県胎内市を中心に広がる、中世を通じて営まれた荘園である。領内には数多くの城館遺構や宗教関連遺跡などがあり、中世東国荘園の姿を今に残すものとして、現在12地点が史跡指定されている。出土する建物は、畿内・関東・東北文化圏の境界にあたることから独特な構成・様相をみせ、往時の物流・地域交流の有り様を物語る。
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秋田城跡 最北の古代城柵 日本の遺跡12

秋田城跡 最北の古代城柵 日本の遺跡12
出版社:同成社
発行日:2006年7月初版
ページ数:193P
著者:伊藤武士
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
秋田城跡は秋田市内高清水丘陵に所在する最北の古代城柵である。奈良時代、律令国家の対大陸外交・対北方交流重視政策のもと、秋田「出羽柵」として創建された。律令国家の日本海側・出羽国における地域支配の拠点として、行政と軍事、対北方交流の中心であり続けたことが、発掘された遺構や多くの出土遺物(木簡、漆紙文書、土器等)から明らかにされている。
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海路 第4号 九州の城郭と城下町[古代編]

海路 第4号 九州の城郭と城下町[古代編]
出版社:海鳥社
発行日:2007年2月初版
ページ数:208P
編集:「海路」編集委員会
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
海からの視座で読み直す九州学という視点で発刊されている雑誌の第4号。今回は九州の古代の城郭である。特集分のページは118Pある。生涯学習の一環としての論文記事なので思ったより内容は本格的である。モノクロで文字が小さいこと以外はこの価格はお買い得と思える。
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メールサーバ改造の教科書

メールサーバ改造の教科書
出版社:秀和システム
発行日:2007年3月初版
ページ数:358P
著者:田鍬享、東いずみ
定価:2,600円+税
オススメ度:★★★★☆
検証環境:Fedora Core 5+BIND+Postfix+Courier-IMAP+Apache
書評:
Linuxでメールサーバを構築する手法を詳細に解説している。いままでもメールサーバの導入について記載した解説書はあったが、POP、SMTP、IMAP、WEBメール、メールマガジン配信、LDAPアドレス帳とメールサーバに必要とされる機能を1冊で網羅した本はあるようでなかった。唯一、ウイルス対策について記載されていないのは残念ではあるが、今までメールサーバを構築するにあたり、数冊の書籍と特集の載った雑誌を手元に集め、不足な情報はホームページで検索するというように情報の収集に多大が時間が割かれていたことを考えれば、1冊で一通りの機能を設定できる本書は十分価値がある。
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