戦乱の空間 第5号

戦乱の空間 第5号
発行日:2006年7月初版
ページ数:109P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第5号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できました。
高田徹氏の「縄張り図と著作権」については縄張り図の転載利用について示唆ある内容であった。
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戦乱の空間 第4号

戦乱の空間 第4号
発行日:2005年7月初版
ページ数:129P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第4号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できました。
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戦乱の空間 第3号

戦乱の空間 第3号
発行日:2004年7月初版
ページ数:140P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第3号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できました。
写真が鮮明でないので少し残念です。
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戦乱の空間 第2号

戦乱の空間 第2号
発行日:2003年7月初版
ページ数:112P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第2号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できました。
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戦乱の空間 創刊号

戦乱の空間 創刊号
発行日:2002年7月初版
ページ数:98P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近世城郭の世界から、まだまだ探検的な領域にあった中世城郭の世界に、光をあてた調査・研究活動の流れが感じ取れる時代が来たかなと思っていたが、世の潮流は一転して、倭城の研究に始まり、バブル期のお城復興ブームの到来で、今日の中世城郭研究は、またもや近世城郭の影となり、またまた肩身の狭い隘路に入ろうとしている。しかし、中世城郭の調査・研究の世界を、さらに『一歩』進めていくと、城郭の占地(景観)と地域の歴史との関連、その複合的な組み合わせの中に、城郭研究があり、その城郭をも含めた広範囲な地域研究も欠かせない、必要条件となりつつある。・・・・城郭遺構以外の軍事的遺構の存在を、『戦乱期の景観』の中へ、どのように描き込むかが課題でもある。それらの『構築物』が出現した時期の景観の中に、的確に描き込むことにより、『構築物』が輝いたその『一瞬』を表現していきたいと考えている。」
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の創刊号。販売価格がホームページでは1,500円となっているが、1,000円で購入できました。
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四国の城と城下町

四国の城と城下町
出版社:愛媛新聞社
発行日:1994年7月初版
ページ数:187P
編者:井上宗和
定価:3,690円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「四国は”城のメッカ(聖地)”である。ここでいう『聖地』とは、四国には日本列島における古代から近世に至る間の、あらゆる時代の城の遺構が見られるということである。四国には、これら古代から近世に至る城の遺構が数多く、しかも良好な状態で残っている。さらに、わが国の水軍の歴史を知る上では最も重要な”水軍の城”の遺構もあり、瀬戸内海という文化圏に発生した『瀬戸内海型城郭』と呼称しうる城の類型も残している。古代の城の顕著な遺跡としては、波方(愛媛)・屋島(香川)・城山(同)がある。中世城郭の遺構には、湯築(愛媛)・九十九山(香川)・一宮(徳島)・岡豊(高知)などがある。近世の城と城下町としては、今治・松山・大洲・宇和島・高知・徳島・高松・丸亀の各城が挙げられよう。そのほかにも数多くの遺構と城下町や陣屋町がある。」
四国の名城を探訪し、城下町の風物・歴史を写真300余点とともに綴っている。写真が多く興味深く読み進めることができる。
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大和高取城

城郭談話会編 大和高取城
発行元:城郭談話会
発行日:2001年11月初版
ページ数:394P+図版23P+図1枚
編者:角田誠、谷本進
定価:2,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「私たちが本書『大和高取城』を発刊し、高取城の調査・研究に取り組んだ理由を述べておきたいと思います。高取城は近世の山城としては最大規模の城郭です。もっとも、近世以前にも中世高取城が存在しましたが、その実態は解明されていません。また、最大規模と言いますが、一体その遺構がどこ範囲にまで広がっているのかという点も明らかにされていません。高取城の先行研究としては『高取町史』等優れたものがありますが、史料的な制約もあって現在みられる姿の高取城が何時完成したのかも諸説あって一致をみません。何故このような問題が、これまでもっと検討されてこなかったのでしょうか。色々な理由が考えられますが、高取城の規模が非常に大きく、その全貌を把握することが難しかったことが最も大きな理由ではないでしょうか。関西の中・近世城郭の縄張り調査が進んでいる中で、高取城のみが取り残されてきたような気もします。関西を中心に城郭研究を進める私たち城郭談話会のメンバーにとって、高取城の調査・研究は、何時かは手をつけなればならないものという共通認識を持っていました。」
城郭談話会の個別城郭研究論集の5冊目。大和高取城を多角的に考察した論文が並ぶ。
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因幡若桜鬼ヶ城

因幡若桜鬼ヶ城
発行元:城郭談話会
発行日:2000年3月初版
ページ数:218P+図版15P+図1枚
編者:角田誠、谷本進
定価:2,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回『因幡若桜鬼ヶ城』をテーマとして選びました理由は、①『若桜鬼ヶ城』で賛同が得られ、鳥取県在住の城郭研究者とも連携がとれたこと、②近年、若桜町の手によって鬼ヶ城跡が整備され、地元の方々も城跡を大切にして後世に伝えてゆきたいと熱望されていること、③軍事色の強い縄張りを有していること、『城破り(破城)』の姿を留めていること、総石垣造りの主要部と土造りの古城(小城)部が共存することなど、縄張り面を中心にして研究課題が豊富であることによります。」
城郭談話会の個別城郭研究論集の4冊目。若桜鬼ヶ城を多角的に考察した論文が並ぶ。
事務局である角田様宅にハガキで残部を確認できます。購入申込みも同様に。
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹 3-8-5 角田誠方

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淡路洲本城

城郭談話会編 淡路洲本城
発行元:城郭談話会
発行日:1995年12月初版
ページ数:288P+図版25P+図1枚
編者:角田誠、谷本進
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回『淡路洲本城』をテーマとして選んだ理由としまして、①先の『但馬竹田城』や『播磨利神城』が、織豊期および江戸時代初期の比較的短期間にしか機能しなかった城郭でしかなかったので、今回は明治維新まで機能した、重厚な歴史を有する城郭にトライしてみたい、すなわち徳川時代という安定期における山城の存在形態を知りたい。②『淡路国』は大阪湾の海上交通の要衝にありながら、遂に一国として独立し得なかった理由を考えてみたい、例えば淡路独自といえる城郭が存在したか否かを知りたい。③明石架橋の完成に近づいて、土地開発も活発化しており、中世城館跡遺構を再確認しておきたい。④私達のメンバーの中で最も声の大きい人が大声で提案した(?)、などが挙げられると思います。」
城郭談話会の個別城郭研究論集の3冊目。淡路洲本城を多角的に考察した論文が並ぶ。ボリューム感に圧倒されます。
事務局である角田様宅にハガキで残部を確認できます。購入申込みも同様に。
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹 3-8-5 角田誠方

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播磨利神城

城郭談話会 播磨利神城
発行元:城郭談話会
発行日:1993年8月初版
ページ数:236P+図版16P+図1枚
編者:角田誠、谷本進、山田宗之
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「特異城郭から地域史は見えないのだろうか、という命題にチャレンジしたのが今回の『播磨利神城』発刊の趣旨になります。播磨利神城は「雲突城」とも称され、兵庫県佐用郡佐用町平福に位置する総石垣の巨大な山城であり、関ヶ原合戦後に池田由之(輝政の甥)によって築城され、その壮麗さゆえに輝政の怒りをかって破却されたと伝えられていますが、詳細については検討されていません。播磨利神城を題材にして、日本城郭史および西播磨地方史を検討してみることにしました。」
城郭談話会の個別城郭研究論集の2冊目。播磨利神城を多角的に考察した論文が並ぶ。あとがきの執筆者紹介がとても面白い。一城を中心にこれだけボリュームのある論文を揃えているので貴重である。
現在品切れ状態であり、古書として入手した。

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