出版社:西澤弘文堂
発行日:1962年9月初版
ページ数:96P
編者:日本城郭協会
定価:500円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本名城全集全10巻の5巻目。金沢城を中心に加賀・能登の城郭を紹介している。最初の3分の1がモノクロ写真、次の3分の2が本文となる。当時の印刷としては仕方がないがあまり精度はよくないが、編集当時の写真が多く見れるという点では価値はある。
投稿者: Tadashi
彦根城とその周辺 日本名城全集
名古屋城とその周辺 日本名城全集
ITエンジニアが独立して成功する本 年収2000万円稼ぐ!
出版社:翔泳社
発行日:2005年1月初版
ページ数:222P
著者:岩松祥典
定価:1,680円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「ITエンジニアが独立して、成功するために必要な考え方やノウハウがギュッと詰まった指南書です。本書は、『独立して成功する人、失敗する人』『請け負う際の料金設定』『業者扱いされない方法』など、フリーでやっていくための『成功の鍵』を解き明かし、会社に雇われず、かつ、従業員を雇わない生き方を提案します。先の見えないこの時代、すべてのITエンジニアにおすすめしたい1冊です。」
著者の履歴からわかるように、元々著者はITエンジニアではない。ITエンジニアを採用する立場の方なので、そういう視点でどういうスキルを持ったITエンジニアが好ましいか、つまり成功するのかを書いています。あるに越したことはない心得やスキルですが、果たしてこれだけで成功できるかは結局本人次第というところでしょうか。
松本城とその周辺 日本名城全集
熊本城とその周辺 日本名城全集
史料年表能登の中世戦国史 七尾城と小丸山城
出版社:北国新聞社出版局
発行日:2005年9月初版
ページ数:823P
著者:坂下喜久次
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「七尾城と小丸山城」という標題であるが、広く能登地域の中世から近世までの歴史史料をまとめた書である。その史料の数は約1600点、頁数も800ページを超える大作である。これだけの史料を集め、まとめることにどれだけの努力と労力があったか想像もできないが、一般市民に向けれた書とは言え、中世能登研究者にとっても今後は必携の一冊となるだろう。内容は史料・史実をできるだけ忠実に再現することに重きを置いているため、読み物として購入するとがっかりするかもしれない。この書を足がかりに更に探求するという使い方がよいだろう。
埋蔵文化財発掘調査の手びき 13版
出版社:国土地理協会
発行日:1966年11月初版、1975年6月13版、2006年2月21版
ページ数:232P
編者:文化庁文化財保護部
定価:1,000円+税(13版)、2,100円+税(21版)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今日、発掘の技術はめざましく進歩しているといわれる。これを小冊子に詳述することは困難なことであるが、あえてここに『埋蔵文化財発掘調査の手びき』を作成し、埋蔵文化財保護の一環に資することととした。」
文化庁による埋蔵文化財の発掘調査と報告についての手びきである。発掘調査がどのように行なわれているのか、発掘調査書をどう読めばよいのかを知るには絶好の書である。昭和41年の発行から改訂を重ねて現在は21版である。新しい版は最新の発掘方法を知るにはよいが、発掘調査書を読むに当って発行当時の手びきを参考にするために、いくつかの版を揃えるのもよいのではないだろうか。