関城地方の中世城郭跡

関城地方の中世城郭跡
発行:関城町
発行日:1989年3月初版
ページ数:114P
編集:関城町教育委員会
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「関城町では、これまでに町史編さん事業の一環として史料編・通史編あわせて10冊を刊行してきたが、中世史の分野でも、『関城町史』史料編Ⅲ・中世関係史料を刊行、さらにそれを踏まえた関城地方の中世の歴史が『関城町史』通史編・上巻の中で叙述されている。しかし、史料編Ⅲでは文書・記録を中心に石塔・石仏を扱ったのみで、この地方に残る中世の遺跡を取り扱うまでにいたっておらず、また、通史編では遺跡・遺物を若干取り上げたものの、書物の性格上、十分な検討を行うことができなかった。本書はこうした欠を補うべく、関城地方に現存またはかつて存在した城郭遺構(城跡)に注目し、遺構の現状や性格について検討しようとするものである。」
関城町(現在の筑西市)の城館跡の調査報告書で、関城町史の別巻扱いとなっている。郵送もしてもらえるが、現金書留・着払いなので予想以上の出費になります。
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インサイド SQL Server 2005 ストレージエンジン編

インサイド SQL Server 2005 ストレージエンジン編
出版社:日経BPソフトプレス
発行日:2007年7月2日初版
ページ数:523P
著者:Kalen Delaney
翻訳:(株)オーパス・ワン
定価:4,700円+税
オススメ度:★★★★★
書評:
「SQL Server 2005のデータベースエンジンを支える設計原則とそれらが機能するしくみを解説した『Inside Microsoft SQL Server 2005:The Storage Engine』の翻訳書。データファイル内のデータとインデックスに関する実際の物理ストレージについて極めて深く言及し、ファイル領域の割り当て方法と管理方法について解説しています。本書によって、SQL Serverがどのような動作をするのかを理解でき、アプリケーションの構築やトラブルシューティングのための確固たる基礎が身に付きます。」
「インサイドSQL Server 2000」の続編がいよいよ登場です。今バージョンでは新機能が増えたので、一冊では収まりきらず、本書のほかに「T-SQL Querying」「T-SQL Programming」「Query Tuning and Optimization」の全4冊の構成となった。SQL Server 2005で開発する方は4冊ともぜひ揃えたほうがよい。本書は、インストールに関する構成とテーブルの構造・ロックについて解説する。トランザクトSQL編を早く読みたいと期待させるべきである。

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月刊歴史読本2007年8月号 書き換えられた戦国合戦の謎

月刊歴史読本2007年8月号 書き換えられた戦国合戦の謎
発行元:新人物往来社
発行日:2007年6月発行
ページ数:352P+別冊付録「信長記」の大研究
定価:1090円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
月刊歴史読本2007年8月号。近年10年で通説が変ってきた戦国合戦を紹介している。本誌も面白いが、別冊付録の「信長記」の大研究も興味深い。
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NHKその時歴史が動いたコミック版 歴史の真相編

NHKその時歴史が動いたコミック版 歴史の真相編
発行元:ホーム社
発行日:2007年5月発行
ページ数:336P
定価:360円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
NHKで放映中の「その時歴史が動いた」を漫画で描く、現在隔月刊発行の4冊目。雑誌なのでバックナンバーとしての入手は困難である。戦国時代を題材したものも多いので、歴史好きな方の息抜きにぜひ。

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増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之十七

増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之十七
発行元:リイド社
発行日:2007年6月26日発行
ページ数:294P
定価:350円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在隔月刊の本格的な戦国漫画史の17号。雑誌なのでバックナンバーとしての入手は困難であり、単行本になるのを待つしかないのが残念だ。戦国時代が大好きな方の息抜きにぜひ。
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福井市史 資料編別巻 絵図・地図

福井市史 資料編別巻 絵図・地図
発行・編集:福井市
発行日:1889年3月初版
ページ数:268P+付録2枚
定価:8,250円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「複製技術や印刷文化が格段の進歩をとげた今日においても、ときには畳数枚分もの大きさに及んで写真撮影はもちろんのこと、全体を見ることすら容易でない絵図資料は、文書資料の活字化の場合とは異なる多くの複製上の困難をはらんでいる。事実、史料探訪の折に興味深い絵図(そのほとんどは彩色されている)にめぐりあっても、それらが資料として利用されうるような形で複写・撮影されるのは、まれな例に属するというのが現状である。現在各地で盛んに刊行されている歴史資料集のなかにも絵図資料を集めて一巻を編むといった例がきわめて少ないのは、この間の事業を反映したものであろう。こうしたなかで本書は、私たちの住む福井市域の歴史にかかわる絵図・地図資料を集め、まとめてみようとする一つの試みであり、数多くの人たちの種々の協力に支えられて成ったものである。もとより資料は現物を見るにしくはない。しかしこうした試みがなければ、貴重な絵図資料はいつまでも小さな限られた世界にとどまり続けるであろう。」
市史に絵図編を置くのは最近では珍しくなくなったが、それでも数は限られる。そんな中で先鞭を付けた一冊が本書であるが、初期の印刷技術はまだまだ拙く大きな絵図は文字を読み取れるほどの鮮明さはない。撮り直して再販していただけるとうれしいのだが、まだすべて市史が完結していない今は無理な話か。絵図と解説がセットになっているのでゆっくりと眺めてみたい一冊である。
福井市 福井市史刊行一覧ホームページ

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新修七尾市史 7 七尾城編

新修七尾市史 7 七尾城編 新修七尾市史 7 七尾城編
発行元:七尾市
発行日:2006年3月初版(限定1000部)
ページ数:385P+240P
編者:七尾市史編さん専門委員会
定価:6,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書の内容は、文献史料編と考古資料編に大別される。前者は、既刊の『古代・中世資料編』の続編でもあり、永正元年(1504)から天正十年(1582)7月の石動山・荒山合戦までの史料を、編年体で収録したもので、七尾市史中世資料編のうちの『戦国編』ともいうべきものである。そこには堅固な山岳城(七尾城)を構成し、戦国大名として領国支配を展開する一方、黄昏の室町幕府を支え、能登に地方武士文化を高揚させた、幕府管領畠山氏の庶流『能登畠山氏』の、戦国期における関係史料を網羅した。収録された史料はいささか難解ではあるが、それらを丹念に読み解くことによって、政治・経済・文化の書く分野にわたり京都と深く係わりながら、日本の戦国社会のなかで光彩を放ち続けた大名能登畠山氏と、その拠点であるのと七尾の重要な歴史的位置が浮かび上がってこよう。後者の考古資料編は、昭和四十八年以降続けられてきた、七尾城跡遺跡遺構の測量・発掘調査と、平成三年の市内古屋敷町のシッケ地区遺跡の発掘に始まる、七尾城下町遺跡群の遺構・遺物に関する発掘成果を、豊富な図版などを付して集成したものである。あわせて七尾城についての江戸時代の地誌類や、史跡としての七尾城跡保存の歩みをたどる近現代の関係資料も収録した。七尾城跡が、全国でも屈指の規模と構造を誇る戦国城郭であることは、夙に知られていたが、新たに七尾城下の発掘によって、整然とした町並みの一部が検出され、本格的な戦国城下町の存在が予測できたことは、注目される。」
市史や市史別冊に城館編を設ける自治体は全国でも増えてきたが、一城(七尾城)のみで一冊にしてしまった市史は類がないであろう。現時点はまさに七尾城の最高の資料集といえるであろう。
七尾市 七尾市史編さん室ホームページ

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新編高崎市史 資料編3 中世Ⅰ

新編高崎市史 資料編3 中世Ⅰ
発行元:高崎市
発行日:1996年3月初版
ページ数:628P+付図4枚
編者:高崎市史編さん委員会
定価:4,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本巻は中世という時代に、高崎の地で造られ残されてきた、和田城・倉賀野城等の城館址、遺構・遺物等の考古資料、更には、阿久津町玄頂寺の五輪塔・浜川町来迎寺の宝篋印塔・山名町光台寺の石仏等の金石文資料、その他中世に関係する数多くの資料を一冊にまとめたものです。このような、中世考古資料の刊行は、中世資料の世界を豊かにするものとして、全国的にも例が少なく画期的な試みであります。」
先に中世Ⅱ(文書・記録)が発刊されているので、高崎の中世を調査するときは合わせて購入したほうがよいであろう。文字が多少小さいような気がするが、資料編であるから内容が充実させてページ数を減らすという方針があったのであろうから問題ないであろう。私は城館址編を目的にこの巻のみ購入したが、付図は国土庁の1/10000地図上に城館址の位置が書いてあるので重宝する。
高崎市 有償刊行物ホームページ

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高崎城絵図 -「櫻井一雄家文書」を中心に- 高崎市史資料集1

高崎城絵図 -「櫻井一雄家文書」を中心に- 高崎市史資料集1
発行元:高崎市
発行日:2006年3月初版、2006年10月2版
ページ数:129P
編者:高崎市総務部庶務課市史資料担当
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「高崎市が『櫻井一雄家文書』の寄贈を受けて7年の年月が経過しました。市指定重要文化財に指定されたこの貴重な資料を市民の皆様に公開することは、寄贈してくださった櫻井氏へのご好意に報いる最善の方法ではありましたが、市史編さん室としては『新編高崎市史』の刊行業務に追われ、公開が叶いませんでした。編さん事業終了後各方面のご理解を得て、組織を引き継いだ庶務課市史資料担当の最初の刊行物として、この度高崎市史資料集1『高崎城絵図』を発刊することができました。」
高崎城について寄贈された資料を掲載する。一城について詳細な絵図と解説を掲載した資料集は貴重であろう。絵図の印刷状態も良く、絵図上の文字もほとんどが解読できるほど鮮明である。初版1000部があっという間に売り切れたため、半年を経てようやく再販されました。
高崎市 有償刊行物ホームページ

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WebSite expert #10 Webサイトのリニューアル[分析・企画編]

WebSite expert #10 Webサイトのリニューアル[分析・企画編]
出版社:技術評論社
発行日:2007年2月初版
ページ数:176P
定価:1,480円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
Webサイト制作に関わる人に向けて技術的な話題を中心に掲載するムック。
今回は、今後を見据えたWebサイトのリニューアルのポイントを解説。マイクロソフトの次期Web戦略についても掲載する。
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