越中中世城郭図面集Ⅰ 中央部編(富山市・中新川郡・射水市)

越中中世城郭図面集Ⅰ 中央部編(富山市・中新川郡・射水市)
著者:佐伯哲也
出版社:桂書房
発行日:2011年3月
ページ数:127P
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「南北朝時代以降に築城され、慶長20年以前に廃城になった越中の中世城館の詳細な平面図(縄張図)を掲載。1は、富山市・中新川郡(上市町・立山町)・射水市の城館を収録。」
こういう本が市町村からではなく、地方出版社から出るようになったのは中世城館の愛好者が増えたということなのでしょうね。特に北陸は他地方に比べてまだまだという感がありますので、本書の発行で盛り上がればよいなーと思います。内容は富山県中部の城館の縄張図です。大きく掲載されているのは評価できますが、A4サイズでは持ち運びが不便ですね。続編の2冊は2年後だとか、楽しみです。
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桶狭間合戦の真実 織田信長物語

桶狭間合戦の真実 織田信長物語
著者:江川達也
出版社:リイド社
発行日:2011年3月
ページ数:220P
定価:880円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国史上の謎に包まれた戦いを鬼才・江川達也が活写。奇襲ではなかった!?おけはざま山とは!?今川義元の目的は!?信長のとった新戦術とは!?今ここに”新たな織田上総介信長”が浮かび上がる。」
歴史群像6月号に桶狭間の新説として紹介されていたので、興味があって購入しました。一部クチコミでは評価が悪いけど、これは漫画として読んではいけないと思います。地図に理解の深い江川氏による絵付きの小説ぐらいの気構えで読めば、とても楽しめます。加賀百万石の地元民としては、前田利家がオカマみたいに描かれているのが少々気に入らないところですが、進行経路にはとても説得力がありますね。
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歴史群像 No.107 本能寺への道

歴史群像 No.107 本能寺への道 歴史群像 No.107 本能寺への道
出版社:学研
発行日:2011年5月6日
ページ数:200P+別冊付録「世界の空母オールガイド」48P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第107号。日本史の注目は「本能寺への道」「越中高岡城」です。今号は日本史中世は少ないですね。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ
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近江浅井氏 小谷城と城下をゆく

近江浅井氏 小谷城と城下をゆく
編集:小谷城下まちめぐりウォーク実行委員会
発行:小谷城下まちめぐりウォーク実行委員会
発行日:2010年10月28日
ページ数:108P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、戦国時代に小谷と呼ばれた地域の文化財ガイドブックである。本書は、小谷城下まちめぐりウォーク実行委員会が企画し、北村圭弘(滋賀県教育委員会事務局文化財保護課)が執筆にあたった。」
NHK大河で盛り上がる長浜市の小谷で編集されたガイドブック。有名な史跡ばかりでなく、関連する史跡を網羅しているので散策に役立ちます。写真も大きく、きれいです。小谷城下の小谷城戦国歴史資料館で購入することができます。

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城下町時代MAP 上方編

城下町時代MAP 上方編
編集:新創社
出版社:PHP出版
発行日:2011年3月
ページ数:89P
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古地図と現代地図を重ね合わせて見られるよう工夫した、新発想の地図。大坂、伏見、姫路、和歌山、彦根など、戦国・江戸時代の関西の城郭とその城下町について、地図や写真、図版を豊富に交えて解説する。 」
関東編に続いて近畿編が登場。小地図と現在地図のコラボレーションをどうぞ!今はほとんど名残がない伏見城は参考になります。
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伊治城跡Ⅲ-昭和54年度発掘調査報告- 多賀城関連遺跡発掘調査報告書第5冊

伊治城跡Ⅲ-昭和54年度発掘調査報告- 多賀城関連遺跡発掘調査報告書第5冊
編集:宮城県多賀城跡調査研究所
発行:宮城県文化財保護課内
発行日:1980年3月31日
ページ数:37P+図版14P
定価:1,000円
オススメ度:★★★☆☆
「これまでの調査で、北辺外郭線施設が土塁と大溝であることが確認され、また、城内の竪穴住居跡から出土した「城厨」や「常陸国」などの墨書土器の存在から、この遺跡が城柵であるとの確証が得られた点は大きな成果であった。本年は遺跡のほぼ中央部を対象として調査を実施した。その結果、伊治城が活動した8世紀末頃の竪穴住居が多数発見され、城柵に関連をもつ、住居跡が城内の広範囲の地域に存在する特徴を把握することができた。」
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伊治城跡Ⅰ-昭和52年度発掘調査報告- 多賀城関連遺跡発掘調査報告書第3冊

伊治城跡Ⅰ-昭和52年度発掘調査報告- 多賀城関連遺跡発掘調査報告書第3冊
編集:宮城県多賀城跡調査研究所
発行:宮城県文化財保護課内
発行日:1978年3月31日
ページ数:84P+図版17P
定価:1,200円
オススメ度:★★★☆☆
「伊治城は古代陸奥国内に造営された城柵のうちでも築城の状況が正史上明瞭にうかがえる城であるため、発掘調査にもとづいて、その位置の確定や規模・構造の究明を行うならば必ずやこの時期の歴史解明に大きく役立つと思われるのである。本年度は第4次として伊治城の最も有力な擬定地である城生野の地の発掘調査を実施した。」
[amazonjs asin=”B000J90EDU” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”伊治城跡―多賀城関連遺跡発掘調査 (1977年)”]
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荻原城遺跡発掘調査報告書

特別史跡大野城跡Ⅳ 村上地区(第2次)・坂本口土塁発掘調査概報
編集:阪神文化財調査会
発行:阪神文化財調査会
発行日:1997年9月20日
ページ数:29P+図版48P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
神戸市北区淡河町荻原に位置する荻原城跡の発掘調査報告書。ほ場整備に先立つものだるが、さまざまな成果が出ている。築城当時の地割などを検討しているので、歩くときは参考になる。図版が多めで写真が多数掲載されている。

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「北國総研のふるさと講座」 城下町金澤町づくし DVD-VIDEO

「北國総研のふるさと講座」 城下町金澤町づくし DVD-VIDEO
企画・発売:財団法人北國総合研究所
制作・著作:北陸メディアセンター
発売日:2010年
時間:642min DVD3枚
定価:2,800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
評価:
「このDVDは、金沢ケーブルテレビネットで2009年1月~12月に放送された全12回の講座をDVDに再編集したものです。」
藩政期の金沢町にあたる金沢市の中心部を12回にわけて、旧町名や坂道、寺院、史跡などをめぐる企画。金沢検定対策としても最適!

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歴史群像 No.106 ナポレオンのロシア遠征 戦闘戦史占守島の戦い

歴史群像 No.106 ナポレオンのロシア遠征 戦闘戦史占守島の戦い
出版社:学研
発行日:2011年3月6日
ページ数:196P
定価:980円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第106号。日本史の注目は「相模石垣山城」です。今号は日本史中世は少ないですね。特集以外の内容が不明な場合が多いので目次を参考にして下さい。
歴史群像ホームページ
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