弘前城築城四百年 城・町・人の歴史万華鏡

弘前城築城四百年 城・町・人の歴史万華鏡
監修:長谷川成一
出版社:清文堂
発行日:2011年1月
ページ数:270P
定価:2,700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「2011年に築城400年を迎える弘前城。北の大地に台頭した新興近世大名の居城から、軍都、学都への歩みをたどる。『東奥日報』連載をもとに書籍化。」
今年築城400年祭が開催されている弘前城。とてもタイムリーな発売です。元は新聞記事ということだが、侮るなかれ!なかなかに本格的な内容となっています。弘前城の現代までの歴史を知ることができますよ。
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加越能近世史研究必携 第二版

加越能近世史研究必携 第二版
監修:田川捷一
出版社:北國新聞社
発行日:2011年7月
ページ数:294P
定価:3,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近世古文書を素材とした加越能地域史研究の成果を集成。加越能三カ国の領国図・領主変遷・藩県沿革をはじめ、主要役職者名一覧、十村一覧、加賀藩・富山藩・大聖寺藩の諸統計などを収録。」
ながらく絶版となっていた加賀藩とその分家、富山藩、大聖寺藩に関係する系図、役職など藩政期を研究する者には持っていて損はない辞書の復刊です!オンデマンド印刷によるものなので、一部印刷ムラがあるページもありますが、古書でもほとんど手に入れる機会はなくなっていたので、入手できるようになっただけでも大変に有難いものです。
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一個人 2011月9月号 保存版特集 戦国武将の謎100

一個人 2011月9月号 保存版特集 戦国武将の謎100
出版社:KKベストセラーズ
発行日:2011年7月26日
ページ数:161P
定価:680円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
まあ戦国の興味ありそうな分野をこれでもかと詰め込んでいます。100の謎という形で、Q&A形式で進めているため、1つ1つについてはそれほど深くはなく、さらりと読めます。前にもあったなーという項目ばかりですが、歴史入門編としては丁度よいでしょう。桶狭間の戦いなどは最近有力になってきた正面突破の真説を扱っています。
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ひょうごの城 新版

ひょうごの城 新版
編者:橘川真一、角田誠
出版社:神戸新聞総合出版センター
発行日:2011年2月
ページ数:527P
定価:3,200円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「世界文化遺産の姫路城をはじめ、赤松氏ゆかりの中世山城や“天空の城”として人気の高い竹田城など、日本でも有数の城をもつ兵庫県。厳選81城の築城・落城にまつわる歴史や城の遺構を、豊富な写真・図版とともに探訪する。〔初版のタイトル:ひょうごの城紀行〕」
1998年に「ひょうごの城紀行」として上下2巻で発行された書籍の改訂増補版であるが、前書が古書としても入手困難になっている現状では待ちわびた再販ということになるだろう。紹介されているのは、藩陣屋、砦、砲台などを含む81城で、今回巻末の「兵庫県の城郭一覧」が加筆されているようです。
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松波城跡 昭和54~56年度発掘調査概報

松波城跡 昭和54~56年度発掘調査概報
編集:松波城跡調査委員会
発行:内浦町教育委員会
発行日:1982年3月31日
ページ数:21P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
昨年度あらためて大規模に発掘調査された松波城の枯山水庭園の初見調査の状況を確認することができます。当時の報告書としては珍しく、ページ途中でカラー写真を採用し、発見された枯山水庭園の様子をわかりやすく確認できます。

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江戸の大名屋敷を歩く 祥伝社新書

江戸の大名屋敷を歩く 祥伝社新書
著者:黒田涼
出版社:祥伝社
発行日:2011年6月
ページ数:323P
定価:1,100円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「六本木ヒルズ、ミッドタウン、後楽園、築地市場、水天宮…。あの人気スポットも昔は大名屋敷だった! 江戸が身近になる13の探索コースを、ルートマップ、歩行時間の目安などのデータとともに紹介。」
前作「江戸城を歩く」から2年、今作は大名屋敷がテーマとなっています。前作を手に江戸城の遺構を歩き回りましたが、今作も楽しそうですよ。距離が長くなったためか、3時間を越えるルートが多いです。この片手に東京を歩けば、街歩きが楽しくなりますよ。
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天守再現!これが江戸城だ! 別冊宝島

天守再現!これが江戸城だ! 別冊宝島
出版社:宝島社
発行日:2011年5月6日
ページ数:111P+DVD1枚
定価:980円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「安土城以来の城の集大成であり、巨大な平和の象徴でもあった江戸城の天守。そのすべてを天守編と城郭編に分けて、豊富なCG画像と資料とともに詳しく解説する。江戸城増改築年表も収録。」
DVDに収録されているのは表紙を飾っている3代家光の寛永度江戸城です。江戸城は3度建てられ、この家光の寛永度江戸城が最も巨大だったことで知られているが、外観のCGはわずかで、ほとんどは内部の廊下や部屋のCGとなっている。内部をCGとしたものは少ないので貴重であるが、内部ばかりでは城の巨大さは感じられないので、せめて城から城下を覗くくらいのCGがあっても良かったのでは。さらにどんどん上階へ登りながら、最上階へ到着する前にCGが終わってしまう・・・これは余韻なのか?
まあ、この価格でCGのDVDを購入したと思えば高くない買い物かな。
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若狭小浜藩 大老酒井忠勝とその家臣団

若狭小浜藩 大老酒井忠勝とその家臣団
編集:福井県立若狭歴史民俗資料館
発行:福井県立若狭歴史民俗資料館
発行日:2009年10月17日
ページ数:77P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「このたび、小浜藩の歴史と文化を紹介する特別展を開催させていただくはこびとなりました。小浜藩についての本格的な展覧会は、地元では昭和九年に開催されて以来、初めてとなります。三河以来の譜代大名で小浜藩主であった酒井家と藩主を支えた藩士は、酒井忠勝公の若狭国初入国以来、明治四年の廃藩置県で小浜藩がなくなるまでの二百三十年余の間、一貫して小浜藩の存続と発展に寄与してきました。小浜藩がたどってきた軌跡は、今日もこの地域の文化に大きな影響を与えています。」
同館で平成21年10月17日から11月15日まで開催された展示図録。江戸時代通して一大名家が支配した小浜藩の歴史と文物を概観できます。

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歴史人 2011年7月号 保存版特集 信長の真実

歴史人 2011年7月号 保存版特集 信長の真実
出版社:KKベストセラーズ
発行日:2011年6月12日
ページ数:145P
定価:680円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
最近の歴史人は使い回しの記事が多いが、信長に関連するCGの集大成として入手しても損はしないでしょう。
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松江創世記 堀尾氏三代の国づくり

松江創世記 堀尾氏三代の国づくり 松江創世記 堀尾氏三代の国づくり
出版社:松江歴史館
発行日:2011年3月19日
ページ数:96P
定価:1,050円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「松江歴史館の開館を記念して、特別展を開催致します。関ヶ原の戦の行賞として、雲・隠二州を給与された堀尾氏は、出雲国に入部すると、驚くべき速さで新しい城地を定め、城郭と城下町を築造し、松江の開府を成し遂げました。堀尾氏は吉晴・忠氏・忠晴と続いて、三代で断絶となりますが、草創期の出雲藩と松江城下町の基礎作りに大きな功業をあげたことは、特筆すべきです。」
松江歴史館の開館を記念して平成23年3月19日から5月8日まで開催された展示図録。貴重な堀尾氏三代の木造が展示され、図録で見ると迫力はありませんが、出雲時代の堀尾氏の資料として貴重ですね。

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