金沢城史料叢書14 金沢城跡 二ノ丸内堀・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓1 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書5

金沢城史料叢書14 金沢城跡 二ノ丸内堀・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓1 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書5
編集:石川県金沢城調査研究所
発行:石川県金沢城調査研究所
発行日:2011年3月31日
ページ数:366P+図版64P+付図1枚
定価:2,610円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書では、二ノ丸内堀・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓に係る調査のうち、上面遺構調査及び石垣解体調査について報告する。下面遺構調査及び出土遺物については第2分冊・Ⅱにおいて報告する。」
平成9年度から平成11年度まで行われた菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の復元工事に先立つ発掘調査結果の報告書。後で復元された河北門の発掘調査結果の報告書と同時の発行で、さらに2分冊の1冊目となります。まだ当時は金沢城が大学用地から県所有になった直後で、見学や現地説明会も少なかった時期のものなのでようやくと感じはありますが、遅れたおかげで金沢城史料叢書に組み込まれて入手しやすくなったのは嬉しいことです。
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金沢城史料叢書13 金沢城跡 河北門 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書4

金沢城史料叢書13 金沢城跡 河北門(本文編) 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書4 金沢城史料叢書13 金沢城跡 河北門(資料編) 金沢城公園整備事業に係る埋蔵文化財調査報告書4
編集:石川県金沢城調査研究所
発行:石川県金沢城調査研究所
発行日:2011年3月31日
ページ数:(本文編)190P、(資料編)340P+付図1枚
定価:3,190円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
河北門復元工事に伴う発掘調査を総括する内容です。今年度は6月に史料叢書がすでに1冊発行されており、7月に追加で2冊ありました。河北門では発掘調査、復元の各過程で数回の現地説明会が開催されましたが、発掘調査に関してはここにすべてが詰まっています。2冊組で相当のボリュームですが、興味ある方は購入して損はないでしょう。
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高遠城跡ガイドブック 高遠城跡この城をもっと知ろう

高遠城跡ガイドブック 高遠城跡この城をもっと知ろう
監修:笹本正治
発行:伊那市教育委員会
発行日:2006年3月30日初版、2010年6月30日第2版
ページ数:114P
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は、史跡高遠城跡整備実施計画策定にあたり、高遠城跡を学びたい人が学習し、史跡を案内するボランティア等の皆様にも手引きとしてご活用いただける本として、史跡整備実施計画策定委員の皆様に企画いただき、また各専門分野から高遠城の歴史、建造物、遺構、植物、散策ルートについてご執筆いただきました。」
高遠城のガイドブックで、A5サイズで持ち歩きやすい。小さいからといって侮ってはいけない。地元の熱心なガイド達による編集内容は、高遠城とその城下町を歩くには必要十分な内容であり、歩く前に購入するほうのがよいだろう。おすすめです。
高遠町歴史博物館で購入できます。

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元菊町遺跡 近世城下町金沢の発掘調査報告

元菊町遺跡 近世城下町金沢の発掘調査報告
編集:石川県埋蔵文化財センター
発行:石川県埋蔵文化財センター
発行日:1990年3月31日
ページ数:53P+図版21P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「元菊町遺跡の発掘は、城下町の縁辺部ではあったが、まさに近世金沢の一角に遭遇した事例であった。伊万里系・唐津系・瀬戸美濃系などの陶磁器類、土師質や越前系などの生活雑器のほか、玩具(人形・面子)、装身具(簪・笄)、文具(硯・水滴)、嗜好具(煙管)など、近世後期の庶民生活をいきいきと示す多彩な遺物が、数百年の眠りから覚め、タイム・トンネルから今抜け出たように、私たちの前に現れたのである。出土品は、破損品であったり、色褪せていたりして、伝世の立派な品々に比べ見劣りする。しかし、そこには、その道具を大切に使い通してきた庶民の生活が滲んでいたのである。」

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第7回 四国城下町研究会 近世の屋敷境とその周辺 〔発表要旨・資料集〕

第7回 四国城下町研究会 近世の屋敷境とその周辺 〔発表要旨・資料集〕
編集・発行:四国城下町研究会
発行日:2006年6月10日
ページ数:544P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回の研究会では、「近世の屋敷境とその周辺」がテーマである。具体的には、各地の発掘調査から検出された近世の屋敷境界施設について、特に武家屋敷を中心として、その形態・構造を地域性・階層性・年代性の点から比較検討し、史料からのアプローチも含めて、近世の屋敷境界の実態に迫る。また境界に連続・附帯する道路・上下水道や、境界近くに存在する信仰・祭祀等に関係すると思われる遺構・遺物を合わせて検討し、区画・境界の機能的意味と精神的意味を考える。」
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富山城跡発掘調査報告書 総曲輪四丁目・旅籠町地区優良建造物等整備事業に伴う富山城下町の発掘調査報告 富山市埋蔵文化財調査報告39

富山城跡発掘調査報告書 総曲輪四丁目・旅籠町地区優良建造物等整備事業に伴う富山城下町の発掘調査報告 富山市埋蔵文化財調査報告39
編集:富山市教育委員会
発行:富山市教育委員会
発行日:2010年1月31日
ページ数:92P+図版16P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「総曲輪四丁目・旅籠町地区優良建築物等整備事業は、平成19年に国の第一号認定を受けた富山市の「中心市街地活性化基本計画」に位置づけられた「街なか居住推進事業」の一翼を担う施設として、富山県では初めてとなる特定業務代行者制度を活用して進めてきた事業です。このたび本事業の建設工事にあたり、この地より先人たちが育んできた貴重な文化遺産が数多く発掘されたことは、我々地権者にとりましても誠に感慨深いものがあります。」

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富山城跡発掘調査報告書 市内電車敷設工事に伴う発掘調査・工事立会調査 富山市埋蔵文化財報告書36

富山城跡発掘調査報告書 市内電車敷設工事に伴う発掘調査・工事立会調査 富山市埋蔵文化財報告書36
編集:富山市教育委員会
発行:富山市教育委員会
発行日:2009年7月31日
ページ数:98P+図版31P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、富山市丸の内・大手町・総曲輪・越前町・一番町地内に所在する富山城跡の工事立会調査及び発掘調査報告書である。」
発掘調査の対象地区は市路面電車の軌道建設に先立つ埋蔵文化財調査となります。大手門枡形の石垣や礎石などが見つかっています。

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富山城跡発掘調査報告書 総曲輪通り南地区第一種市街地再開発事業に伴う富山城下町の発掘調査報告 富山市埋蔵文化財調査報告13

富山城跡発掘調査報告書 総曲輪通り南地区第一種市街地再開発事業に伴う富山城下町の発掘調査報告 富山市埋蔵文化財調査報告13
編集:富山市教育委員会
発行:富山市教育委員会
発行日:2006年12月25日
ページ数:160P+図版55P+CD-ROM1枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「神通川縁に築かれた富山城とその城下町は、戦国時代以来越中の中心地として佐々成政や加賀前田氏が整備し、富山藩が継承して県都の礎となってきた遺跡であります。このたび、総曲輪通り南地区市街地再開発事業に伴い、富山城下町の中心部における発掘調査を実施しましたところ、江戸時代初期から幕末までの富山藩家臣屋敷や町屋に関わる各種の遺構を確認しました。特に武家屋敷の遺構は、複数の城下町絵図に描かれた地割とよく一致し、また実在した家臣名を記した木札が出土するなど、武家屋敷の変遷が歴史資料の記すとおりに把握されたことは、富山藩や城下町の歴史を明らかにする上で、たいへん貴重な学術的成果といえます。」

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戦国城下町一乗谷を歩く 発掘調査と環境整備のあゆみ

戦国城下町一乗谷を歩く 発掘調査と環境整備のあゆみ 記念シンポジウム 戦国城下町一乗谷の魅力を再考する
出版社:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2011年7月15日
ページ数:95P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今年、一乗谷朝倉氏遺跡は、昭和46年(1971)7月に国の特別史跡に指定されて40年、遺跡内の庭園群が平成3年(1991)5月に特別名勝に指定されて20年を迎えました。また、本館も昭和56年(1981)8月の開館から30年となるという節目の年です。今回の特別展は、このタイトルが示す通り、40年の取り組みを振り返り、指定以前の写真等の資料も参考に、この間の変化や、その時々の成果、そして広い範囲に展開する戦国期の城下町の様子を再確認していただくことを目的としたものです。」
中世考古学の窓を開いたパイオニアである一乗谷朝倉氏遺跡の40年に渡る発掘調査のあゆみがよくわかります。地域ごとの調査成果が簡潔にまとめられているので、散策ガイドにもなります。

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記念シンポジウム 戦国城下町一乗谷の魅力を再考する

記念シンポジウム 戦国城下町一乗谷の魅力を再考する 記念シンポジウム 戦国城下町一乗谷の魅力を再考する
出版社:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2011年7月31日
ページ数:13P
定価:シンポジウム参加者頒布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平成23年は、一乗谷朝倉氏遺跡が特別史跡指定40周年、当資料館開館30周年、特別名勝指定20周年となり、一乗谷の記念年です。記念シンポジウムでは、県内外の中世大規模遺跡の調査研究成果と魅力を理解し、そこから見えてくる大規模遺跡としての一乗谷の魅力を再認識したいと思います。」
シンポジウムの講演要旨です。