著者:大橋幸二
出版社:エヌディエヌコーポレーション
発行日:2011年4月
ページ数:175P
定価:2,400円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「InDesignを使った電子書籍の作り方をまとめたガイド。EPUB作成と修正、正しい画像処理方法、後で困らないInDesignドキュメントの作成法など、あいまいになりがちなポイントも明確に解説。」
電子書籍を自分で作ってみたいと思っていてInDesignのCS5またはCS5.5を持っている人はどのように作るのかわかります。執筆当時ベータ版だったAdobe Digital Publishing Suiteは正式版がでていますが、月5万円は高いです。
投稿者: Tadashi
ドコモマーケット(iモード)で売るためのiアプリプログラミング
著者:大野功二
出版社:ソフトバンククリエイティブ
発行日:2011年4月
ページ数:470P
定価:2,980円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「iアプリの制作から、ドコモマーケット(iモード)でアプリを販売するまでを解説。また最新のiアプリ開発環境であるAppliStudioとEclipseの使い方や、カメラ、通信APIなども紹介。」
ドコモマーケットが昨年末に一般に解放され誰でもiモードアプリを販売できるようになりました。スマートフォンに注目が集まる昨今ですが、稼働台数からすればまだまだガラケーのほうが多いのです。アプリを作成してドコモマーケットで販売するまでを解説する唯一の書籍です。
Android端末でも動く!FlashLiteでつくるケータイ向けコンテンツ
FlashではじめるAndroidアプリ開発入門 ActionScript3.0×AIRプログラミングでビギナーにも手軽に作れます。
著者:池田泰延、古堅真彦
出版社:技術評論社
発行日:2011年3月
ページ数:320P
定価:2,580円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「Flash Professional CS5を使ったAndroidアプリ開発の解説書。開発環境やActionScript 3.0の基礎をまとめたうえで、Android向けに新しく設けられたAPIを説明する。」
AIRでAndroidアプリを作るのであれば、この本が一番詳しい。サンプルは、地図表示アプリ、顔認識アプリ、画像編集アプリ、ツイッター検索アプリの四本です。CS5.5にも対応しています。
CS5.5が発売されたことにより、CS5環境向けの拡張機能「Flash Professional CS5 Extension for AIR 2.5」は、Adobeウェブ上の公開が停止されています(ベータ版だったから)。しかし、本が出て一月ぐらいで非公開とはAdobeにも何とか考えてほしかった。最終的に「flashpro extensionforair p2 112210.zxp 」というファイルが必要なのですが、ググるとここでダウンロードできました。インストールもできました。
続きを読む FlashではじめるAndroidアプリ開発入門 ActionScript3.0×AIRプログラミングでビギナーにも手軽に作れます。
Android プログラミングバイブル SDK3.0/2.3/2.2/2.1対応
出版社:ソシム
発行日:2011年4月
ページ数:519P
著者:布留川英一
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「アプリの作成、エミュレータと端末での実行とデバッグ、Androidマーケットでの配布、主要APIの詳細などを解説。新機能NFC、C2DMを網羅したサンプル52本も掲載。SDK3.0/2.3/2.2/2.1対応。」
「Android 2.1 プログラミングバイブル」から1年。新しい機能が増えたバージョンに合わせて、50ページ増えて新機能に対応したのに、値段は少し下がりました。今からネイティブアプリを作る方も、今まで旧バージョンを作っていた人で新しい機能に対応したアプリを作る方にもおすすめです。Androidが注目されているわりには、アプリ作成の手順をまとめている本は意外に少ないのです。
戦略戦術兵器大全 日本戦国編
歴史読本2011年7月号 徹底検証本能寺の変
歴史読本2011年5月号 特集日本全国名城の条件
伝統芸能加賀万歳 町尽しと歩く記
発行:小川三朗
発行日:1997年6月
ページ数:180P
定価:私家本
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「町尽しに触発されてこれを案内人にして、流して歩くところと、その界隈の町々の由来や伝話などを聞いてみることにした。金沢に、戦災を免れたお陰で、先達の郷土史家が残してくれた資料がたくさんあるので、これらを見ると金沢の昔のことがよく分かる。町尽しはときどき、横を見てとか、すごすごとあとに見て通り過ぎているが、廻った所で足を止め、昔のことを望遠鏡でゆっくりと眺める百万石各駅停車巡りになった。」
実に面白い!藩政期の金沢に興味のある方であれば、伝統芸能の加賀万歳で人気ある曲である「町尽し」に登場する町名や坂、寺などは、一度は曲のとおりにめぐってみたいという衝動に駆られるであろう。それを実現した筆者による解説は一緒に町を歩いているようでとても楽しかった。
史跡能登石動山 石動山遺跡第1・2次発掘調査概要
編集:石川考古学研究会
発行:石川県鹿島町教育委員会
発行日:1979年3月31日
ページ数:20P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「石動山史跡も文化的価値がみとめられて、昭和53年10月に国指定をうけたことは文化遺産の保護と人々の文化への理解を深めるために歓びにたえないところであります。この重要な史跡のより一層の解明と、保護整備のために、国庫補助や県補助を得て昭和52年、53年にわたって調査が行われましたことは、まことに意義あることと深く感謝をいたす次第です。この2ヶ年にわたる調査によって、古絵図に描かれているあってものが礎石の発掘によって、実在していたことが知られて、重要な山岳信仰の地であったことがうかがわれます。」
初めて行われた石動山の発掘調査の概要報告であるが、当初の目的どおりの建物群の礎石を発見できたということで、その成果を現在現地で見ることができる。写真も多いので、当時の状況と比較しながら遺跡をめぐるのも楽しい。