今日の石川県は雨模様です。昨日は晴れてて良かった。金沢城河北門の現場説明会の前に、まちしるべ標柱めぐりをしてきました。そのコース上にあった念願だった中村神社にも寄りました。
中村神社の本殿は、金沢城の数少ない建造物の遺構のひとつです。
それは城内にあったといわれる「能舞台」です。訪ねてみると、ひと目でただの神社の建物ではないとわかります。精密な欄間細工、そして鮮やかな格天井。
格天井は格式の高い折上げ格天井です。前田家の家紋である「梅鉢紋」も見られます。
本殿奥の間には、藩政期のものでしょうか?古い格天井の天井絵が額に飾られています。
思っていたよりもすごかったので、土曜の昼間誰も居ない本殿で写真を撮りまくってしまいました。仏様、お騒がせしました。
中村神社の前に、神明宮を通りました。ちょうど「夏越大祓」神事の開催日で、どんな行事かなと見てきましたが、本殿前に茅で作られた大きな輪が置かれていました。まだ準備中のようでした。いろいろと神事がありますね。
「金沢城の遺構 中村神社の本殿」への1件のフィードバック
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夏越大祓は大きな神社なら必ずある、一年の半分の穢れを祓い、次の後半を心新たに無事過ごすための縁起ものです。
大きな茅の輪を8の字に三回だったかくぐり、無病息災を祈ります。
ちょうど、日曜に神田明神に寄ったら、雨の中茅の輪くぐりをしてる人が何人もいました。