ネットワークカメラの設定の肝(キモ)

ネットワークカメラというジャンルがある。例えば、九州松下電器から発売されている商品がそうである。
本体のみでカメラ+Webサーバの機能を持っているが、最近のは音声まで聞ける。設定も初期のものとは違ってきているようである。
1プロバイダ契約でローカル固定IPとして設定したネットワークカメラをインターネットに公開する場合、ルータのポート転送機能(メーカーにより静的ルーティング、ポートマッピング、バーチャルサーバなどと呼ばれる)を利用するのだが、最近普及してきているある機能が問題になることがあるようだ。
そのある機能とは「UPnP」(詳しくはヤマハFAQページ)。Messengerやネットゲームを利用する場合には便利なこともあるのだが、ルータとネットワークカメラの両方にUPnP機能が搭載されている場合に、前記のポート転送機能とUPnPの自動マッピング機能がうまくいかないようなのだ。
もう一点気をつける機能は、ルータの不正侵入検知機能(Dos攻撃対策)である。ネットワークカメラの映像の閲覧は短時間に大量の通信パケットが発生するので、正常な通信とはいえ状況的にDos攻撃と同じ状態となる。頻繁に通信が停止するようなら、この設定が有効になっていないか確認してみよう。