昨日は福井城に関係する名所を紹介しましたが、今日は福井藩に関係する名所を紹介します。
ここは「加賀口御門址」です。城下を通る北国街道は九十九橋を渡って、福井城の西側から北側を通って、この御門を抜けて加賀へと向かいます。
現在は案内板が道脇に立っているだけですが、当時の様子は絵葉書から窺い知ることができます。
それでは、足羽川を渡って城下に入る入口である「九十九橋」です。現在はコンクリート製の橋ですが、当時は石と木でできた珍しい橋でした。往時の様子は郷土歴史博物館で見ることができます。
次は繁華街の中にひっそりと設置されている「狛屋敷跡」です。福井藩家老を代々務めた狛氏の屋敷があった場所です。
今日の最後は「笠原白翁・除痘館跡」です。裁判所近くに案内板が設置されています。笠原白翁は幕末の医師で、福井に種痘をもたらした偉人です。ここに福井藩が設置した天然痘の予防接種を行うための施設「除痘館」がありました。
明日は城下町の町名探訪です。