昨年夏以来の福井県勝山です。今日は福井県立恐竜博物館にやってきました。
今日と明日の2日間で「国際恐竜シンポジウム2008 アジアの恐竜研究最前線」というテーマでシンポジウムが開催されます。ここ北陸で国際的な恐竜研究の最新報告が聞けるなんて嬉しい限りです。
会場はいっぱいでした。講演者はロシア、中国、韓国、カナダ、タイ、モンゴル、そして日本と多彩なので日本語と英語による同時通訳が行われました。
基調講演
董 枝明(ドン ジミン)氏
講演1
イワン・ボロツキー氏(ロシア科学アカデミー)
リンチェン・バルスボルト氏(モンゴル科学アカデミー)
イ・ユンナム氏(韓国地質源研究院)
東 洋一氏(福井県立恐竜博物館)
藤田 将人氏(富山市科学博物館)
講演2
李 強(ジー チェン)氏(中国地質科学院地質研究所)
彭 光照(ペン ガンザオ)氏(自貢恐竜博物館)
李 大慶(リー ダーチン)氏(甘粛省地勘局第三地質鉱物勘査院)
呂 君昌(ル ジュンチャン)氏(中国地質科学院地質研究所)
金 幸生(ジン シンシェン)氏(浙江省自然博物館)
講演3
バラブード・スティーソン氏(タイ王国国土資源局)
柴田 正輝氏(福井県立恐竜博物館)
冨田 幸光氏(国立科学博物館)
エバ・コッペルス氏(アルバータ大学)
フィリップ・カリー氏(アルバータ大学)
お昼は青空が広がり遠くの山々がきれいでした。恐竜博物館のシンボルとなっているタマゴ型ドームも太陽の照り返しがまぶしいです。
なんて写真撮っていたら、ある家族に写真撮ってほしいと頼まれました。何言っているか分からなかったけど、中国語かな?今日はシンポジウムも開催されているので海外の方も多いようです。少し焦りました・・・
今年は雪が少なかったので白峰を通る県境越えも道路脇に雪が残るものの、付近の山々は地肌が所々見えていました。本来ならこの時期はまだまだ雪が残っているはずなんですが・・・。県境越えは白山の麓を通るので、逆に白山を拝めないな、と思っていたのですが、帰り道に1カ所だけ拝むことができる場所がありました。
しばし車を停めてシャッターを押す。
頂上はもう少し右側ですが、他の山々と違う真っ白の山頂が何とも言いがたいですね。
今日はようやくミュージアムショップでフクイラプトルの復原モデルと全身骨格のミニフィギュアを購入しました。発売当初は売り切れも続出した人気グッズですが、相変わらずの人気で高く積まれていました。フィギュア造形で有名な海洋堂と、恐竜造形で有名な荒木一成氏のコラボレーションです。
それにしても、恐竜の研究は年々新しい発見があって面白いです。私の子供の頃とは世界が随分変わってしまいました。今年の春は日本各地で恐竜テーマパークが開催されています。
世界最新!よみがえる恐竜大陸
3月20日から5月18日まで(幕張メッセ国際展示場10・11ホール)
世界最大の翼竜展
3月20日から6月15日まで(名古屋市科学館)