高岡城 石垣沿いに散策路

高岡市は新年度、高岡古城公園(高岡城跡)で、藩政期から残る石垣を間近に見られる散策路を整備する。城跡の本格的な発掘調査に向けた基本計画を策定するほか、新しい整備計画策定の前段となる活用方針の検討も行う。
高岡城跡の二の丸から本丸に続く土橋にある石垣は、藩政時代から残る数少ない遺構となっている。ただ、石垣の下は堀になっているため、見学しにくいのが実情だった。整備にあたっては城跡の構造に影響を及ぼさないよう配慮するほか、朝陽橋の欄干の改修や樹木の剪定も行う。
発掘調査は国指定史跡を目指したもので、2009年度にも着手する。新年度は基礎資料調査と発掘範囲の検討を行う予定である。(北國新聞2008年2月19日付記事より)
高岡城
写真は3年前のものであるが、最近もあまり変わっていなかった。冬は草が枯れてもう少しよく石垣が見えるであろうが、石垣の上がちょうど射水神社への参道となっており、下は水堀であり、今までの注目度は決して高くない状態であった。整備されるであれば、石垣付近だけではなく、水堀の清掃や近くの公共施設の撤去(路上駐車が多すぎる)などもお願いしたい。