金沢城河北門復元 平瓦完売

金沢城の河北門復元整備にあわせて行われている寄進事業で、平瓦の申込みが予定していた350枚に達し、受付を終了した。
一口5,000円で完売した平瓦の内訳は、個人が296口、団体が54口。
同じく一口5,000円で申込みを受け付けている壁板は2940枚と多く、12日現在で個人186口、団体270口となっており、この数からすると、個人で平瓦のみ選択した人がかなりいるようだ。
久しぶりに寄進のホームページを覗いてみると、平瓦完売の文字と予約受付のためにWEBフォームが新設されている。
「壁板・瓦の寄進」について
平瓦では寄進総額175万円であり、復元費用にはほど遠い。名前が残るのもひとつ記念になるのだが、先の菱櫓・五十間長屋の復元整備の際は一口8,000円で鬼瓦のミニチュアが贈られたことを記憶している。今回はこのような物で手元に残るものがないので、そういうもので別口の寄付を大々的に行なうことも県民の盛り上がりには必要ではなかろうか。というよりも私自身が何か欲しい。それこそ、戸室石でも復元図面でも何でも良いのだが。
河北門の復元工事では県民や観光客向けに工事見学会を5月頃から10回程度開催する予定のようだ。これまた前回の菱櫓のときは見学会は行われていたが、参加方法がよく分からなかった。今回は広く一般にも広報されるようで楽しみである。