かなざわ冬の旅 成巽閣編

冬晴れとなった今日は、午後から金沢市内に出かけました。片手に「かなざわ冬の旅観光キャンペーン 持ってまわれば得々ガイドブック」(少々長い)を持って。これは金沢市内の観光施設が団体料金で入れる小冊子で、金沢駅や観光案内所などで配布されているものです。
金沢市の近くに住みながら、兼六園は何度も足を運んでいるけれど、隣接する成巽閣には一度も入ったことがありませんでした。成巽閣とは、加賀藩13代前田斉泰が母である真龍院のために建てた奥方御殿です。入館料が高く、なかなか気がひけていたのですが、金沢城を勉強している身としては、一度も入ったことがないのは如何ということで、団体料金で100円引きになるこの機会に行ってみました。
成巽閣
成巽閣
正月明けということで展示は2つしていたのですが、展示というより成巽閣はやはり建物そのものを見るところでした。とにかく立派です。奥方御殿であるということは私的空間なわけですが、襖絵や欄間など豪華でした。金沢城に二の丸御殿が復元されれば、これ以上のものになることは容易に想像でき、それだけでもワクワクしますね。
前田土佐守家資料館
金沢城の周囲を市内散策しながら、前田土佐守家資料館に行き、今週で終了する秋の特別展示を見てきました。いつの間にか、特別展示を案内する「資料館だより」の前回以前の分が有料になっていました(一部50円)。今年度春発行の20号までの合冊本(一冊1500円)も発行されており、予算上いろいろとあったようですね。その代わり、配布終了でコピーを配布していた号もカラー版を入手できるようになりました(もちろん有料ですが)。
今日は15日ということで、市内の神社では左義長が行われていました。石浦神社は左義長の真っ最中でしたが、尾山神社は午前中で終了していました。
石浦神社 左義長
尾山神社 左義長