個人情報保護法施行まで1週間

システム開発の仕事をしていると、要求されていることが最近変わったことに気づく。
中小企業において
~1998年頃 スタンドアロン利用のパソコン普及
~2000年頃 複数台のローカルLANの普及
~2003年頃 インターネットEDIの普及
現在 セキュリティ向上の義務化
各段階において、
・ソフトウェア開発技術の向上
・ネットワーク知識の向上
・エクストラネット知識の向上
・セキュリティ知識の向上
を技術者は求められてきた。
大手SI企業は多種多様な質問と要望を繰り返す中小企業の対応に、旧態依然とした縦割りな体制で応対し、しかしながら中小SI企業にとってもこれに耐えうる人材は絶対的に不足している。構造的な問題ではあるが、自分としてはここに後発としても入り得る余地があると思うのだ。
個人情報保護法の施行を控えても一般紙にはまだ目に触れる機会は非常に少ない。週刊ダイアモンドと日経ビジネスに特集記事が掲載され、ビジネスマンの中には少なからず認知されてきた。しかし、いまだに実際に何をすればよいのかが見えてこない。それだけ守備範囲の広い法律なのである。私も非常に迷っている。自分のお客様に対し、どのようにアドバイスをすればよいか、模索が続く。