今日は薄曇りの天候のなか、隣県富山に博物館めぐりに来ました。
まず、砺波市のチューリップ公園の一角にある砺波市郷土資料館です。
ここには旧砺波市の歴史を中心に展示がありました。もと銀行本店の建物は立派でした。目的は増山城に関係する資料があれば購入したかったのですが、残念ながらありませんでした。昨年まで発掘調査は第7次まで行なわれ、今年度末に合本の報告書が作成されるそうです。
そこから移動して富山市の富山城址公園に行きました。昨年模擬天守の郷土博物館は改修工事が終わり今でも外壁はきれいです。
現在、特別展「再現 千歳御殿」を開催中です。千歳御殿とは殿様の隠居所なのですが、現在そこの門が移築されていて、記念特別展ということです。常設展も最近の発掘調査を踏まれてリニューアルされていました。
肝心の千歳御門ですが、本来の場所はすでに繁華街として開発されてしまっているので、城址公園の入口に移築されます。今年度末の完成で、春からはお目見えしそうです。かなり大きな薬師門で富山城唯一の建物遺構として今後愛されることになるでしょう。
春にはちょうど次の企画展「物語の中の佐々成政」が開催されているのでまた訪れることにしましょう。