世間はボーナスの時期ではあるが、私にはそんなものはない。
しかしながら、世間のボーナス商戦に便乗してデジタルカメラを買い替えた。デジカメの出始めの頃よりは大きな進化はないが、それでも画素数は確実に大きくなり、手振れ補正や広角撮影などの新機能が少しずつではあるが出てきている。
デジタルカメラは出始めの頃にリコーのDC-2に始まり、富士フィルムのFinePix4700、パナソニックのFX7と使用してきた。DC-2は大きく重かったのであまり使用しなかったが、FinePixとFX7は旅行には必ず持参して多くの写真を撮ってきた。今までのものは使えないわけではないが、FinePixとFX-7は使い込んで最近調子が悪いこともある。今後遠出の先で撮影できなかったら、それこそ後悔が残るというものだ。それに、先日購入した携帯電話よりも画素数が劣るデジカメを使用するものなんだか気が進まない。
今回は、前機の後継機種のFX33と高倍率ズーム機のFZ18(ともにパナソニック)を2台まとめて購入した。デジカメも安くなったので、2台購入しても初代DC-2よりも安い。前機同様に、バッテリーも互換ものを3個ずつ購入した。
FX33は前機のFX-7からすると3世代ぐらい経っただろうか。フォルムはほとんど変らないが、若干厚さが薄くなり、気持ち軽い。起動時間も短くなってとてもよい感じだ。前機のカラーはピンクブロンズであったが、今機はカクテルピンクにした。本当は薄い水色ぐらいか、ブラックがよいのだが、ラインナップに無い。銀色はカメラらしくて嫌いだし、白色は傷が目立ちそうだし、濃い色は好きではない。結局似ているピンクにした。
もう1台始めて高倍率ズーム機を購入した。とはいえ、マニュアル撮影はしないのでオートのものだが、光学18倍ズームのものだ。これまで、近づけなかった歴史イベントや天守の屋根の上など大きく撮れるかと思うとワクワクする。カタログで確認して購入したので、実物を見ていなかったのだが、届いてみると非常に小さい。おまけに追加購入を覚悟していたショルダーストラップがついていた。重量も思いのほか軽いので、山城探索にでも持っていけそうだ。FX18は店頭でも品薄状態だと聞いていたけれど、品物を見てみればなるほどと思ってしまった。