今日から平成19年度の金沢城大学が始まりました。開校式では今回も定員の倍以上の申込みがあったことが告げられましたが、初日から欠席される方もいたようです。
私は昨年に引き続きの受講ということになりますが、今年の内容は今までと趣向が変わり、前年と講義が重複しないようなのでこれまた楽しみです。今までは兼六園を楽しむ会からの流れで、「金沢城大学」という名称であっても、兼六園に関する講義も数講あった訳ですが、今年は城郭に関する講義のみとなり、県外から講師の招聘が初めてあります。
開校式の後、第1回の講義となりましたが、今回と第3回から第6回の5日間は、金沢城研究調査室編集の「よみがえる金沢城」をテキストにして話が進められます。今日は金沢御堂と創建時の話でしたが、テキストに出ている古文書の読み方から意味を講義するなど、なかなか面白いものでした。
この「歴史・文化コース」次回と、「城と庭の魅力コース」3回は公開講座として誰でも受講することができます。平成19年度の金沢城大学の講義予定は以下の通りです。
歴史・文化コース
第1回 よみがえる金沢城1
第2回 金沢城と伝統技術 <公開講座:石川県文教会館ホール> 10月6日(土)
第3回 よみがえる金沢城2
第4回 よみがえる金沢城3
第5回 よみがえる金沢城4
第6回 よみがえる金沢城5
第7回 豊臣秀吉の大坂城と城下町
第8回 鳥取城からみた金沢城
第9回 安土城と城下町
第10回 石垣普請と石切丁場
城と庭の魅力コース <公開講座>
第1回 兼六園の石造物 <広坂休憩館> 10月4日(木)
第2回 未定 11月下旬
第3回 未定 1月下旬