世界遺産ナスカ展 地上絵の創造者たち

石川県立美術館で開催中の「世界遺産ナスカ展 地上絵の創造者たち」を見てきました。注目の話題は「子供のミイラ」、最大の関心は「ナスカの地上絵」ですが、実際の展示物で多いのは土器類でした。
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しかし、土器類もとても面白かったです。何が・・・といえば、国内の考古学博物館や歴史博物館でみる日本の土器とは明らかに違うのです。土器の表面には彩色鮮やかに動物や昆虫、人物などが描かれ、一見子供の絵のような幼稚さを感じるのですが、じっくり見ていると、それは目的を持って描かれた決して意味のないものではない絵だと感じるから不思議です。
地上絵のコーナーはあっさりしたものでしたが、会場で上映されているダイジェスト版のCGのノンカット版であるDVDを購入してきました。ダイジェスト版ではなぜ鉄塔に登らないんだ(見た人しかわからない話題ですが)と思いましたが、DVDではしっかり登っています。
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